Wiseから現金を引き出すには?銀行口座への出金やデビットカードでATMから引き出す方法をご紹介
お得に海外送金ができることで人気のWise(ワイズ)。40以上の通貨の保有が可能で、取引はすべてオンラインで完結します。日本では関東財務局の免許登録を受けており、厳しい規制の下で運営されています。そしてWiseは、お金を送るだけでなく各種通貨の保有や両替も可能で、アカウントに残高があれば銀行口座やデビットカードを利用してお金を引き出すことも可能です。日本円を現地通貨に換えて引き出すこともできるので、海外旅行や出張、あるいは留学などの長期滞在でも役立ちます。今回の記事では、Wiseアカウントに入っている資金を出金する方法について詳しく解説していきます。
Wiseアカウントから現金を引き出す方法とは?
Wiseアカウントから現金を引き出す方法は主に2通りあります。1つ目はアカウントから海外で所有する自分の銀行口座へお金を移しそこから引き出す方法、2つ目はWiseデビットカードを取得してATMから直接Wiseのアカウントにある資金を現金として引き出す方法です。それぞれ、次の段落から詳しく説明していきます。
Wiseの口座から自分の銀行口座へ送金し、現金を引き出す方法
まずは銀行口座を使った方法です。この方法は海外に長期滞在しており、現地で銀行口座を開設している人向けの方法です。
Wiseでは自分のアカウントから海外の銀行口座へ海外送金ができます。手数料は0.73%~と、銀行などの金融機関と比べると非常にお得です。この機能を使って、Wiseにチャージしてある自分の資金を現地銀行口座へ移せば、その銀行口座から現地のATMや窓口で現金を引き出すことができます。
具体的には、下記のステップに沿って手続きを進めます。
1. アカウントにログイン
まずはWiseのアカウントにログインします。
2. 送金元を選択
続いて、資金源を選びます。Wiseアカウントから送金する場合には「Wise残高」を選びましょう。この際、必要な分がチャージされていることを確認します。
3. 送金メニューから「海外送金」を選択
「海外送金」と「同通貨」があるので前者を選びます。
4. 送金額を入力
送金する金額を入力します。
5. 受取人情報を入力、送金を実施
受取人の銀行口座情報の欄に、自分の銀行口座の情報を入力します。
送金にかかる時間はケースバイケースですが、Wiseの海外送金は95%以上が24時間以内に完了します。50%以上が20秒以内に到着しており、すぐにお金が必要な場面でも安心です。送金元を間違えると、Wise残高からの送金ではなくなってしまうので注意しましょう。
自分の銀行口座宛であっても受取人情報の入力をしなければならないので、面倒に感じる人もいるかもしれません。しかし、一度送金した宛先は自動的に情報が保存されるため、もう一度送る際にはその情報を参照できます。すべて入力し直す必要がなく便利です。事前に受取人情報を追加することもできるので、あらかじめ自分の銀行口座情報を登録しておくことも可能です。ちなみに、受取人情報は追加と削除ができるため、必要な情報だけを残しておくことができます。ただし、一度保存した受取人の編集はできないため、内容変更をしたい場合には一度削除してからもう一度登録する必要があります。
銀行口座への送金にかかる手数料
Wiseのアカウントから海外の銀行口座に送金するには手数料が発生します。通貨によって手数料は変わりますが、前述の通りWiseの海外送金手数料は0.73%~とお得です。実際にどれくらいの手数料がかかるのか、10万円をアメリカ、イギリス、イタリアに送る場合をわかりやすく表にまとめてみました。
アメリカ(アメリカドル) | イギリス(ポンド) | イタリア(ユーロ) |
|---|---|---|
987円 | 921円 | 878円 |
2026年3月23日現在時点
このように、通貨によって手数料には若干の違いがあります。金額が大きくなれば手数料の割合も変化しますが、金額が一定を超えると高額送金で割引になることもあります。手数料は取引の前に必ず明示され、それを確認してから手続きを進めるかどうか決めることができるので安心です。
送金額の上限
登録住所が日本の場合、Wiseアカウントから送金するときの送金金額上限は1回あたり100万円です。日本円以外を利用する場合には、送金額が日本円換算で100万円以内に収まるようにする必要があります。ただし、送金方法を銀行振込などのWiseアカウント以外の方法を選べば最大で1億5,000万円まで送金可能です。
現金をATMで引き出すことはできる?
Wiseのデビットカードを使えば、銀行のキャッシュカードと同じようにATMでの現金引き出しができます。Wiseカードは自身のマルチカレンシー口座に連結しているカードであり、海外での決済に非常に便利です。決済しようとしている通貨を口座内に保有していれば、そのお金がそのまま引き落とされるので手数料無料で利用できます。仮に、保有していない通貨で決済をしようという場合には、持っている通貨の中から手数料が安い通貨を自動で選んで決済します。
デビットカードを使った現金引き出し方法
Wiseのデビットカードを使って現金を引き出すには、下記のステップに従って手続きを進めましょう。
1. カード申し込み
アカウントを登録後、デビットカードの申し込みをします。
2. カードを有効化する
申し込み後、カードと一緒に届く6ケタのPINコードを使って有効化します。
3. アカウントにチャージする
自分のアカウントに資金をチャージします。
- Wiseデビットカードに対応しているATMへ行く
WiseデビットカードのカードブランドはVisaもしくはMastercardです。自身のカードがどちらなのかを確認し、そのブランドに対応しているいずれかのATMへ行きます。
- 取引開始ボタンを押し、カードを挿入
ATMによってはカードを挿入するだけで取引開始ができるものもあります。挿入後、カードの種類の選択を求められた場合には「国際カード」を選択しましょう。
- 「出金」を選択、画面の案内に沿って手続きを進める
暗証番号や出金金額を求められるので、表示される案内に沿って進めていきます。
カードの申し込み後、受け取った後に必ず有効化の作業が必要です。まずはウェブ、もしくはアプリの自分のアカウントにログインし、「カード」という項目を選択します。そして「今すぐ有効化する」をタップし、カードと一緒に届いた6ケタのPINコードを入力すれば有効化完了です。
デビットカードの申し込みには1,200円がかかります。これは発行時に1回のみかかる費用で、月額の料金などはありません。カードを有効化しておいたら、海外のATMでもWiseデビットカードを使って現地通貨の現金引き出せます。
ATM手数料
このように、WiseのデビットカードではATMでの即時で現金引き出しができ便利です。手数料については、毎月25,000円までなら無料で何回でも引き出しが可能です。25,000円を超える場合には100円の固定手数料+1.75%の変動手数料が発生します。
例えばその月の3回目の引き出しの際、1万円を引き出すなら手数料は275円(100円+175円)がかかります。この手数料はWiseから請求されますが、一部のATMでは追加の手数料がかかることもあります。実際に手数料が発生するのか、いくらかかるのかをあらかじめ知ることは難しいですが、資金を引き出す前にATMで確認できるはずです。
Wiseを通じて受け取った資金の引き出し
海外送金でも国内送金でもWiseの送金の受取には2つの方法があります。Wiseアカウントから銀行口座への送金と、Wiseアカウントから別のWiseアカウントへの送金です。
前者の場合は受取人はWiseでアカウントを持つ必要がなく、銀行情報を伝えるだけで送り主は手続きができます。資金を受け取ったあとは、通常の銀行の利用方法と変わりません。
後者の場合はWiseのアカウント間での取引となり、同通貨であれば無料で行うことができます。連絡先機能を有効にしていれば銀行口座情報の共有をしなくてもアカウント間での資金のやりとりは可能です。連絡先の設定はアプリ、ウェブ上で管理できます。また、送金リクエストを送ることでも資金の受け取りはできます。資金を受け取ったあとの引き出し方法は上記で説明した通りです。
ちなみに、Wise上の連絡先情報は送金手続きをスムーズに行うためだけに利用され、必要最小限の情報のみが安全に管理されます。また、連絡先機能を有効にしても口座番号が公開されるわけではないので安心して使えます。
まとめ
以上、見てきたように、Wiseアカウントにある資金を引き出すにはWiseアカウントから現地の銀行口座に送金する方法と、現地のATMを使った方法とがあります。すぐに手元に現金が必要な場合には、後者の方が便利といえます。
しかし、ATMでは無料で下ろせるのは毎月25,000円までで、それ以上になると手数料が発生します。固定手数料に加え、25,000円を超えた金額の1.75%が変動手数料としてかかるため、出金金額が大きくなると手数料も増えてしまいます。
もし、まとまった金額の現金を引き出す必要があるなら、銀行口座に送る方法の方が手数料がおさえられるかもしれません。例えばWise残高から50万円分をアメリカドルにして引き出すとすると、ATMの場合は手数料が8,412円(固定手数料100円+変動手数料1.75%)ですが、銀行口座への送金なら3,887円で済みます。(2026年3月24日時点)大きな金額を取引する人なら、銀行口座を使った出金の方がおすすめといえます。自分の使用目的や金額に合わせて、適切な方法を選ぶようにしましょう。
よくある質問
銀行口座にお金を移す方法と、ATMを使う方法の2つがあります。前者はウェブもしくはアプリ上で手続きを行うのに対し、後者は直接コンビニやスーパーにあるATMへ行き手続きをします。
VisaもしくはMastercardに対応しているATMを使えば、海外でも現金の引き出しが可能です。