海外送金のWiseを徹底解説!使い方・評判・メリット・デメリットは?
新しい海外送金の方法として「Wise(ワイズ)」(旧トランスファーワイズ)が話題を呼んでいます。しかし、海外送金にWiseを利用しようと考えている人は「使い方が難しそう」「本当に安いの?」など、疑問や不安も多いかもしれません。
この記事では、海外送金サービスWiseを徹底的に解説。送金方法や手数料から口コミまで、Wiseの気になる点を全部見ていきます。
また、Wiseの機能は海外送金だけにとどまりません。マルチカレンシー口座を使えば、40通貨以上を同時に保有・管理し、デビットカードで決済に使ったり、送金したりすることが可能。海外送金の受取も簡単です。
ここから、Wiseについて詳しく見ていきましょう。
目次:
Wiseとは?おさえておきたいところ
Wise(旧TransferWise、トランスファーワイズ)は2011年に2人のエストニア人によって作られた海外送金サービスです。2021年にはロンドン証券取引所にも上場し、現在は海外送金のみならず、マルチカレンシー口座やアカウントに紐づくWiseデビットカードなどのサービスも提供しています。
まずは、Wiseの概要をおさえておきましょう。
Wiseの特徴
海外送金と多通貨口座(マルチカレンシー口座)のサービスを提供
通貨間の両替は常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用
銀行とは違った独自の海外送金方法で格安の手数料を実現
送金前に全てのコストが分かる明瞭な手数料体系
Wiseの統計
世界中で利用者数は1600万人以上、四半期毎の送金総額は300億英ポンドを超える
世界160カ国以上、40通貨以上に海外送金
送金の45%が即時、90%が24時間以内に完了
Wiseデビットカードを使って150以上の国と地域で買い物が可能
マルチカレンシー口座で40通貨以上を同時に管理
主要10通貨の送金を無料で受け取り
Wise公式サイトへ
Wiseのメリット
隠れコストがなく、手数料が明瞭
銀行など他の海外送金サービスに比べて手数料が安い
法務局に資金移動業者として登録
個人または法人(ビジネス)アカウントが利用可能
Wiseは、複数回の国内送金を活用した画期的な送金の仕組みを構築しており、そのため銀行に比べて格安で海外送金ができるようになっています。さらに、最初のシミュレーションで全ての手数料が明瞭に分かり、隠れ手数料一切なしで送金ができるので安心です。
海外送金だけでなく、マルチカレンシー口座の機能があるのもWiseの特徴です。複数の通貨での支払いの受け取りや送金の機会が多い人にとって特に便利ですね。
さらに2023年より、GMOあおぞらネット銀行と業務提携を結び、WiseのAPIを介して法人口座保有者が海外送金できる仕組みを構築。Wiseの利用者は個人だけにとどまらず、多くの企業やビジネスにも愛用されています。
Wiseと銀行比較:どれだけ安い?
やはり気になるのは「Wiseを使って銀行よりどれだけ安く送金できるのか?」ということではないでしょうか?
Wiseでは、送金人がA国のWise口座に送金額を入金すると、その額をWiseがB国の受取人の口座に入金する、といった国内送金を活用した仕組みで送金を行っています。そのため、銀行の電信送金にかかる高額な費用が必要ありません。
Wiseの送金手数料は通貨や送金先の国、送金金額などによって決まります。対して銀行は一定額に定められていることが多いため、具体的にどれだけWiseを使ってどれだけ安く送金できるかは送金毎に異なります。
以下では、日本からアメリカに10万円を送金する際の手数料を比較しました。
送金手数料 | 為替レート (1USD→JPY ) | 相手の受取額 | |
---|---|---|---|
Wise | 879 JPY | 154.905 JPY | 639.88 USD |
楽天銀行 | 1,750 JPY | 155.960 JPY | 629.97 USD |
三菱UFJ銀行 | 6,000 JPY | 156.059 JPY | 602.34 USD |
ウエスタンユニオン | 1,480 JPY | 157.399 JPY | 625.93 USD |
PayPal | 499 JPY | 163.186 JPY | 609.74 USD |
(※比較は2024年5月15日時点)
送金手数料だけ見ると、Wiseは必ずしも一番安いというわけではありません。しかし、Wiseが実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使っているのに対し、他のサービスは為替レートに手数料を上乗せしています。このため、相手の受け取る金額が大きく変わってきます。
ぜひ一度Wiseの送金シミュレーションで、銀行に比べていくら節約できるか確認してみましょう。
Wiseの使い方
Wiseの使い方は簡単です。スマートフォンかパソコンが必要になります。Wiseで無料のアカウントを開設すると、次のようなことができるようになります。
160カ国以上に向けて海外送金
1つのアカウントで40以上の通貨を保有・管理
主要10通貨の海外送金を外貨のまま手数料無料で受け取り
アカウント内の残高をデビットカードなどで決済に利用
ビジネスアカウントの開設
Wiseで海外送金する方法
本人確認が完了している場合、以下の手順で簡単に日本から海外送金ができます。
アカウントにログイン
送金したい金額、または相手の受取金額を指定
送金の目的を選択
相手の情報(※)を入力
入金方法を選択
内容を確認して入金
以上で送金手続きは完了です!より詳しい送金の方法は、こちらのページから確認できます。
※送金時に必要となる相手の情報は、送金先の国や通貨によって異なります。
Wiseの入金方法
Wiseで海外送金の資金を入金したり、アカウント残高に資金をチャージする方法は2つあります。
銀行振り込み
デビットカード
入金方法によって手数料が若干異なる点に注意しましょう。最も安く、一般的なのは銀行振り込みによる入金です。クレジットカードや現金での入金は受け付けていません。
Wiseで海外送金を受け取る方法
Wiseで送金を受け取る方法は3つあります。
主要9通貨(※1)の現地口座情報を利用して外貨のまま受け取る
海外のWiseユーザーからユーザー間送金を受け取る
SWIFT経由で17通貨(※2)を受け取る
Wiseのマルチカレンシー口座では40種類の通貨を保有できますが、主要10通貨(※1)に関しては現地に銀行口座を持っているのと同じように口座番号などを取得することが可能。それを送金人に伝えれば、国内振り込みと同じ感覚で無料で海外送金が受け取れます。
送金人もWiseユーザーであれば、アカウント間の送金が無料で行えます。
また、GBP残高のSWIFT・グローバル用の口座情報を使って17種類の通貨(※2)を受け取ることも可能です。受け取ったお金は、送金通貨の残高に反映されます。(SWIFT送金のため中継銀行手数料がかかることがあるので注意しましょう)
Wiseで海外送金を受け取る方法についてより詳しく解説したこちらの記事もあわせてご覧ください。
Wiseの着金方法
Wiseで送ったお金は基本的に、相手の銀行口座に直接入金されます。ただし、国や地域によっては他の方法での送金も可能な場合があります。
Wiseアカウントの開設方法
Wiseアカウントはオンラインで無料で開設できます。開設方法は次のステップで簡単です。
メールアドレス、Facebook、Google、Appleアカウントのいずれかを使ってアカウント登録
氏名や住所などの情報を指示に従って入力
本人確認書類をアップロード
本人確認が完了したら送金が可能になります
本人確認手続きの方法は、こちらのページで詳しく解説しています。
本人確認に必要な書類
Wiseの本人確認手続きは、金融犯罪防止のために重要なプロセスです。本人確認に必要となる書類はケースによって異なりますが、一般的には次のものが利用可能です。
受付可能な身分証明書
パスポート(顔写真ページのみ)
公的な身分証明書
顔写真付き運転免許証
受付可能な住所確認書類
公共料金の領収証:電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)
銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
住民税の納税通知書
車両登録証もしくは納税通知書
顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
その他、金融機関や政府機関発行の書類
いずれの場合も、本人確認手続きはいつでも保存したり、キャンセルしたりすることができるので安心です。
Wiseの本人確認手続きにかかる時間
本人確認手続きにかかる時間は、ケースによって異なります。即時で完了する場合もあれば、2〜3営業日程度かかることもあります。審査結果はメールで通知されます。
Wise(TransferWise)の仕組み
銀行の海外送金はSWIFTという仕組みを利用して行われます。SWIFTは世界中の銀行を電信で結んだネットワークのことで、一般的にいくつかの中継銀行を介して目的の銀行に着金します。
中継銀行はそれぞれ独自に手数料を課すことがあるため、銀行の海外送金は高額になりがちです。また、着金までに時間がかかるという難点もあります。
対してWiseはSWIFTではなく、独自の銀行口座のネットワークを利用しています。例えば、日本からアメリカに送金する場合、送金人が日本のWise口座に送金額を入金すると、Wiseはアメリカの自社口座から受取人の口座に同額を入金します。つまり、実際に行われているのは2回の国内送金なのです。
そのためWiseでは送金手数料を格安に抑え、また送金にかかる時間も大幅に短縮できるようになっています。中継銀行によって思わぬ手数料が取られてしまう心配もありません。
Wise(旧トランスファーワイズ)とは?
Wiseは「新しいテクノロジーで国際送金のあり方を変える」ことをミッションに掲げたフィンテック企業です。最安、最速、最も便利の3つのベストを目指して、安全で使いやすい海外送金方法を提供することを目標としています。
2011年に海外送金のサービスを開始したTransferWiseは、2021年にWiseに名前を変更。現在の利用者数は世界で1,600万人以上、四半期毎の送金総額は300億英ポンドに上ります。海外送金の枠を超え、Wiseのサービスは以下の分野に広がっています。
Wiseの海外送金
Wiseの海外送金は、送金手数料が銀行や他の海外送金サービスと比べて安く抑えられているのが特徴です。また、手数料の上乗せされていない為替レートを使って送金するため、見落としがちな「隠れコスト」を気にする必要もありません。
送金は直接相手の銀行口座に入金されるため、受取人はWiseアカウントを持っている必要がありません。日本からは160以上の国と地域に送金可能です。
送金時には、自分の送金する額、または相手の受取額を指定することができます。銀行では「着金するまで相手の受取額が分からない」といったこともありますが、Wiseではシミュレーションで明確に受取額が分かります。
こんな人に最適:海外の銀行口座あてに送金する機会のある人
Wiseマルチカレンシー口座とWiseデビットカード
Wiseマルチカレンシー口座では、40以上の通貨を同時に保持することができます。送金はもちろん、受け取りや支払いへの利用も簡単です。主要9通貨(※)は現地の銀行口座情報を取得できるため、受取手数料がかかりません。
※GBP、EUR、USD、AUD、NZD、CAD、HUF、SGD、TRY
マルチカレンシー口座にリンクされたWiseデビットカードを使えば、残高を使って世界中で決済することができます。外貨のまま決済するか、格安の両替手数料で通貨を両替して支払いやATMでの現金引き出しに利用可能です。
アカウントは Wiseアプリで管理でき、残高をいつでも一目で確認できます。
こんな人に最適:外貨での支払いや送金、送金受け取りの機会が多い人
Wiseのビジネスアカウント
Wiseは個人向けサービスのほかにも、企業や個人事業主を対象としたビジネスアカウントも提供しています。Wiseの法人アカウントでは基本的な送金のほかにも、
9通貨の現地口座情報を取得して国際送金をより簡単に受け取り
複数の通貨での給与支払い
CSVファイルを使ってより簡単な一斉送金
アカウントにユーザーを追加して管理を効率化
Wise APIを使って送金や支払いを自動化
クラウド型経費管理サービスとの結合
などが可能です。
こんな人に最適:海外のクライアントや取引先とのお金のやり取りが多いビジネス
Wiseの手数料
Wiseでは、銀行とは異なる独自の海外送金の仕組みを築くことで「高い」が当たり前だった海外送金の手数料に革命をもたらしました。また、Wiseの手数料は安さだけでなく透明性の高さも重視し、海外送金をより便利なものにするために努めています。
Wiseの海外送金手数料
Wiseの送金手数料は、固定手数料と変動手数料の2つによって構成されています。
固定手数料:主要通貨の場合、150〜250円程度
変動手数料:主要通貨の場合、送金額の0.5%〜1.5%程度
Wiseでは、送金前に全ての手数料が明確に分かるようになっています。後から追加で手数料が発生することはありません。
Wiseの為替手数料
Wiseはミッドマーケットレートと呼ばれる、手数料の上乗せされていない実際の為替レートを使用して送金しています。これは、Google検索などで調べたときに出てくる為替レートと同じものです。
対して、多くの銀行や海外送金のプロバイダは、為替レートに為替手数料を上乗せしています。この手数料はなかなか気が付きにくく、海外送金の「隠れコスト」となってしまうことも。Wiseの為替レートは常に明快なのが特徴です。
Wiseマルチカレンシー口座・デビットカードの手数料
Wiseの手数料は、こちらのページから確認することができます。以下の表では特に重要な点をまとめました。
サービス | Wiseの手数料 |
---|---|
アカウントの開設 | 無料 |
40通貨以上の保有 | 無料 |
主要10通貨の現地口座情報の取得 | 無料 |
Wiseデビットカードの発行 | 1,200円(1回限り) |
Wiseデビットカードを使った決済 | 無料 |
ATMからの現金引き出し |
|
通貨間の両替 | 0.6%〜(通貨ごとに異なる両替手数料) |
資金の送金 | 0.6%〜(通貨ごとに異なる両替手数料) |
送金の受け取り |
|
Wiseの安全性
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、関東財務局によって第二種資金移動業者(第00040号)として免許登録されています。そのため、銀行ではありませんが、金融機関と同じレベルのセキュリティで運営されています。もちろん他の国でも、各国の規制に従ってしっかりと監視・運営されているので、Wiseの安全性は高いと言えるでしょう。
また、詐欺や不正の防止のために、24時間体制で最新のテクノロジーを利用して監視が行われています。徹底した本人確認があるのも、犯罪防止のために重要です。
Wiseは公式の上場企業として5500人を超える従業員、そして1600万人を超える顧客を抱えています。世界中での四半期毎の送金額は300億英ポンドにも上り、世界中で信頼されている企業であることが分かりますね。日本では2016年よりサービスを提供しています。
Wiseで高額な送金をするには?
Wiseは2024年、第1種資金移動業者としての認可を取得しました。これにより、日本から一度に送金できる限度額が、これまでの最大100万円から最大1億5000万円へと大幅に引き上げられました。
Wiseで高額な送金を行う際には、送金の資金源や送金目的などを確認できる追加書類の提出が必要になります。詳しくはこちら。
Wiseの送金にかかる時間
銀行を使った海外送金は、着金までに数日~1週間程度かかることが一般的です。対してWiseでは、全送金の45%が即時(手続きから20秒以内)、90%が24時間以内に届きます。銀行より早く送金したい人はWiseを検討してみても良いですね。
実際に送金が届くまでにかかる時間は、送金先の国や通貨、送金額、また入金方法(クレジットカードまたは口座振り込み)などによって変わってきますが、Wiseアプリで送金の経過を常に確認することができます。
Wiseのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
✅ミッドマーケットレートを使った通貨の両替 ✅格安で明確な手数料体系 ✅安全で素早く160カ国以上に海外送金 ✅オンラインで簡単に手続き ✅マルチカレンシー口座で40通貨以上を保有・管理 ✅デビットカードで外貨のまま決済 ✅ビジネスアカウントも利用可能 | ❌現金や小切手での送金は不可能 ❌送金先の国や通貨によって手数料や送金条件が異なる ❌アカウントの本人確認手続きが必要 ❌支店がない |
Wiseの口コミ・評判
WiseはTrustPilotにて5点中4.3点の総合評価を獲得しており、ユーザーからの口コミでは評判が良いことが分かります。以下では、TrustPilotの口コミをいくつか見てみましょう。
「海外送金の経験が全くなかったので、銀行ではなくこういったサービスを利用するのには若干抵抗がありましたが、手数料の安さに惹かれて利用しました。迅速な対応と処理状況のメールが随時届くのでとても安心できました。これからも利用させていただきます。」
「今まで郵便局の国際為替を利用して郵送していたので、相手につくまで日数がかかりとても心配でした。地元の銀行から送金しようとしたのですが、かなりの手数料と手続きに色んな書類が求められとても面倒に感じました。今回こちらを利用するにあたり、あまりにスムースに送金でき、また手数料も安く、アメリカの銀行の手数料もゼロで驚きました。」
「登録や手続きが煩雑なのではと躊躇していましたが、とても簡単、かつサポート体制も充実していて安心して送金することができました。今までの銀行での煩わしい手続きや待ち時間から解放され、自宅にいながら全ての手続きを完了でき素晴らしいサービスです。一度に100万円までしか送金できない点だけ少し不便でした。」
もちろん、ネガティブなレビューがないわけではありません。
「午後12時位にコールセンターへ電話した際には、全然繋がらないし、又何のアナウンスもない。又日中電話できないこともあるので、もう少し対応する時間を拡大して欲しい。」
「画像承認で失敗ばかり。どれがダメって理由も書いていないので手間がすごいかかる。そして写真を撮る画面も正しく反映されていないからそこでも画像の撮り直しが多い。改善点ばかり!」
TrustPilotに寄せられた22万件以上のレビューのうち、90%近くが5点または4点の評価をつけているため、ほとんどの人がWiseを高く評価しているということが分かりますね。
Wiseはアプリでも使える?
Wiseはオンライン環境のあるコンピューター、またはスマートフォンで利用できます。アプリはAppleまたはAndroidに対応しています。
また、Wiseは日本語を含めた多言語でのカスタマーサポートサービスも提供しています。
Wiseの送金限度額
Wiseは2024年3月に第1種資金移動業者の認可を取得しました。これにより、Wiseの送金限度額は最大1億5,000万円となり、高額な送金にも対応することができるようになっています。
ただし、高額の送金を行う場合は、送金目的や原資などを確認できる追加書類の提出が必要になることがあります。
Wiseの対応通貨
Wiseは40種類以上の通貨に対応しており、世界で160以上の国と地域に送金が可能です。また、対応している通貨は常に増えています。最新情報の確認はこちら。
Wise(旧TransferWise)って銀行なの?
Wiseは金融商品を提供するサービスですが、銀行ではありません。日本においてWiseは関東財務局に資金移動業者として登録されており、銀行と同様の不正検出ツールとセキュリティ技術を使用しています。そのため、銀行と同じレベルのセキュリティで安心して取引できます。
ユーザーから預かった資金は、Wiseの会社の資金とは別に、パートナー銀行に安全に保管されています。そのため、万が一会社が倒産した場合でも資金は保証されます。
Wise(旧TransferWise)のカスタマーサポート
Wiseはオンラインで簡単に利用できるため、銀行のように窓口に出向いたり、電話をしたりする必要はありません。
しかし、分からないことがあればWiseのカスタマーサポートに気軽に問い合わせることができます。Wiseのカスタマーサポートは、チャット、電話、eメールに対応しています。
問い合わせ方法 | Wiseの対応環境 |
---|---|
チャット | アプリまたはウェブでログインして利用可能。特定の取引を選択して問い合わせることもできます |
eメール | アプリまたはウェブでログインして利用可能 |
電話 | ログインするか、Wiseの問い合わせページから最適な言語と国の電話番号を調べることができます。 |
Wise(旧TransferWise)に代わる手段
海外送金にはどうしても不満がつきまとうもの。実際にWiseを利用する前に、他のサービスと比較検討してみることが重要です。
Revolut(レボリュート):Wiseに似たサービスで、海外送金だけでなく多通貨口座やデビットカードも利用できます。ただし、全ての機能を利用するには有料プランに加入する必要があります。
WesternUnion(ウエスタンユニオン):オンラインまたは店頭で申し込みのできる海外送金サービスです。受け取りは口座振込か現金を選ぶことができます。Wiseよりも対応国が多く、現金を利用できる点が魅力的ですが、合計手数料はWiseよりも若干高めです。
PayPal(ペイパル):世界で広く利用されている海外送金サービスです。相手の銀行口座に振り込むことはできないため、相手もPayPalアカウントを持っていること必須です。また、為替手数料が高額である点に注意しましょう。
まとめ:Wise(旧TransferWise)を徹底解説
ここまで、海外送金サービスのWise(ワイズ、旧トランスファーワイズ)について詳しく見てきました。
Wiseは、海外送金の手数料の安さが売りのサービスです。海外送金の他にも、マルチカレンシー口座や多通貨デビットカードなどの機能も利用できるので、海外旅行や出張の多い人、また海外とのお金のやり取りが頻繁にある個人・ビジネスに特におすすめです。
安くて簡単な海外送金サービスを探しているなら、ぜひ一度Wiseの利用を検討してみても良いかもしれませんね。
ソース
Wiseを徹底解説:よくある質問
Wiseを初めて使う場合、まずは無料でアカウントを開設し、本人確認を行いましょう。本人確認が完了したら、送金可能になります。
パソコンまたはアプリから「送金」を選択します。受取人の銀行口座情報、送金通貨と金額を入力して送金手続完了です。送金資金はマルチカレンシー口座の残高、銀行振り込みまたはデビットカードから入金できます。
Wise(ワイズ)は日本でも使えます。日本からの海外送金、マルチカレンシー口座での日本円の保有、また日本語のカスタマーサポートなどが利用可能です。
Wiseはスマートフォンのアプリ、またはパソコンから利用することができます。
Wiseのアカウント開設・維持費用は無料です。送金の際には少額の固定手数料と、送金金額に応じた変動手数料がかかります。手数料はシミュレーション時に明確に提示されます。
Wiseを使って海外送金する場合、為替手数料の上乗せがないミッドマーケットレートが適用されます。Wiseアカウントの資金を両替する場合は、少額の両替手数料がかかります。
Wiseは国内送金を活用した独自の仕組みで海外送金を行っています。銀行の利用するSWIFTとは異なるシステムを利用するため、送金手数料が格安に抑えられています。
Wiseでは世界160以上の国と地域に送金が可能です。また、Wiseのマルチカレンシー口座では40以上の通貨を保持することができます。
送金にかかる時間は、送金先の国や通貨によって異なります。しかし、Wiseの送金のほとんどが24時間以内に着金します。
Wiseの入金方法は銀行振り込みまたはデビットカードのみとなっており、現金で入金することはできません。
Wiseアカウント内の残高は、好きな時に日本の銀行口座あてに引き出すことが可能です。自分の口座情報を入力して同通貨での送金を行うと、最大2営業日程度で着金します。
Wiseは関東財務局に資金移動業者として登録された会社です。金融機関と同じレベルのセキュリティで資金を保護しています。
Wiseを運営するTransferWise Ltdは、イギリスで設立された会社です。
一般的なアドバイス: 当サイトの情報は一般的なものです。お客様のニーズや状況を考慮したものではありません。ご決定の前にご自身の状況や必要条件をご確認ください。 当社は世界200か国以上の外貨両替、海外送金サービスの比較をしています。信頼性が高く、調査、承認済みの会社のみ表示しています。