Wiseデビットカードの評判と使い方
Wise(ワイズ)デビットカードは海外滞在中に力強い味方となる、多通貨デビットカード。お得な手数料で簡単に海外送金や両替ができるほか、アカウントに紐づくデビットカードで買い物はもちろん、海外ATMで現地通貨を引き出すことができ、海外では非常に便利に使うことができます。
かくいう筆者も、ドイツ移住前にWiseデビットカードを作ったユーザーの一人です。スーパーやドラッグストアなど日常的な買い物でのカード決済や、ATMでの現金引き出しなど、Wiseデビットカードは海外生活には欠かせないアイテムです。
「Wiseデビットカードに興味があるけど、評判が気になる」「Wiseカードの作り方や使い方が知りたい」という方に向けて、Wiseデビットカードの入金方法や海外で使う方法なども詳しく解説します。
本記事の目次:
- Wiseデビットカードはこんな人におすすめ
- Wiseデビットカード vs 海外で使えるクレジットカードの手数料を比較!
- Wiseデビットカードの評判・口コミ
- Wiseデビットカードの手数料
- Wiseデビットカードの使い方
- Wiseデビットカードの作り方
- Wiseデビットカードへの入金(チャージ)方法
- Wiseデビットカードを日本で使うには?
- Wiseデビットカードで現金を引き出す方法
- 法人向けWiseデビットカード
Wiseデビットカードとは?
「Wiseカードはクレジットカード?デビットカード?」と疑問を持っている方もいるかもしれません。Wiseカードにはクレジット機能はなく、アカウント残高に紐づくデビットカードです。
さっそく、Wiseデビットカードのメリット・デメリット、機能の特徴をおさえておきましょう。
Wiseデビットカードはこんな人におすすめ
海外旅行や出張が多く、お得に両替やカード決済をしたい人
留学やワーホリなどで海外に滞在予定の人
海外のATMから現金を引き出す予定のある人
オンラインストアなどで外貨の買い物が多い人
海外と取引の多いビジネス
Wiseデビットカードの機能
Wiseマルチカレンシー口座に保有する40以上の通貨で支払いが可能
世界\150カ国国と地域で決済に利用可能
現金引き出しに利用できるATMは世界に300万台以上
手数料の上乗せのないミッドマーケットレートと格安な両替手数料(\0.68%~)での両替
デジタルカードを即時に発行
カードの凍結・解除はアプリで簡単
Wiseデビットカードのメリット | Wiseデビットカードのデメリット |
---|---|
✅初回カード発行手数料以外に手数料はかからない ✅無料で40通貨を保持・決済に利用 ✅決済通貨を保持していない場合には自動で両替 ✅30,000円相当まで、月2回までの引き出しであればATM手数料無料 ✅デジタルカードは3枚まで発行可能 ✅使った金額が即時で引き落とされる ✅法人口座ではビジネスデビットカードも利用可能 | ❌カードの初回発行手数料が1,200円かかる ❌月3回以上、30,000円相当以上の現金引き出しにはATM手数料がかかる ❌毎月の利用限度額がある ❌オンラインまたはアプリでの利用のみ、支店などはない ❌クレジットカードではないため、借り入れなどはできない |
Wiseデビットカードは外貨での決済に特化。オンラインで全ての手続きが完了し、ネットショッピングに便利なデジタルカードも発行できます。海外に行く機会が多い人や、海外通販サイトで買い物する機会が多い人・法人におすすめです。
Wiseデビットカード vs 海外で使えるクレジットカードの手数料を比較!
Wiseデビットカードは、海外でも割安な手数料で使えることで人気のデビットカードです。では、Wiseデビットカードは他のクレジットカードと比較してどのくらい安く使えるのでしょうか?
ここでは、アメリカで300ドルの買い物をしたと仮定して、3つのクレジットカードと各種手数料を比べてみました。
なお、調査時点(2025年5月19日)のミッドマーケットレートは145.09円でした。
サービス名 | 適用レート (1USDあたり)*(1) | 海外事務手数料・両替手数料 | 合計手数料 | 支払い総額 |
---|---|---|---|---|
Wiseデビットカード | 手数料上乗せなしのミッドマーケットレート 145.09円 | 0.61% *(2) | 266円 | 約43,807円 |
楽天カード(Mastercard) | 151.40円(+6.31円) | 3.63% | 為替手数料1,893円 + 海外事務手数料1,649円 合計:3,542円 | 約48,962円 |
エポスカード(VISA) | 149.33円(+4.24円) | 2.20% | 為替手数料1,272円 + 海外事務手数料985円 合計:2,257円 | 約47,056円 |
JCB CARD W | 145.46円(+0.37円) | 1.6% | 為替手数料 111円 + 海外事務手数料698円 合計:809円 | 約44,336円 |
Wiseデビットカードは他社3つのクレジットカードと比較して、合計手数料が圧倒的に安く、支払い総額も最も安い結果になりました。これには、為替手数料や海外事務手数料が大きく影響しています。
Wiseデビットカードは、為替手数料が上乗せされていないミッドマーケットレートでの両替や、0.68%~と格安な両替手数料により、他社クレジットカードと比べて透明性があり、無駄のない手数料体系となっています。
一般的なクレジットカードは国際ブランドの基準レートにすでに手数料が含まれていたり、カード発行会社による海外事務手数料が約1%~3%上乗せされてしまいます。
為替手数料や海外事務手数料はわずかな違いに思えるかもしれませんが、金額が大きくなるにつれて負担額も増えてくるため、海外での利用には特に注意した方が良いと言えます。
Wiseデビットカードの評判・口コミ
Wiseデビットカードを提供するWiseは、レビューサイトTrustPilot(トラストパイロット)において、5点満点中4.3点の総合評価を得ています。世界中から25万件を超える口コミが寄せられており、約9割が4点以上と高い評判を獲得しいます。
高評価のレビュー
✅簡単で使いやすい。速い、安い、お得の3拍子が揃っている。駐在員の味方。
✅残念ながら、wiseのデビットカードでカード不正利用被害に遭ってしまいました。スマホに引き落としが完了したとのプッシュ通知が来ていたので早めに気付くことができ、全く身に覚えのない利用であることを確認してからすぐに異議申し立てをしました。翌日には請求がキャンセルされ、無事に返金されました。そしてデビットカードを無料で交換できるとのメール案内が届いたので、早速申込みました。迅速に不正な引き落としが返金されたことでひとまずとても安心することができました。今後はこのような被害に遭わないために、オンラインではデジタルカードを活用しようと思います。
低評価のレビュー
❌画像承認で失敗ばかり。どれがダメって理由も書いていないので手間がすごいかかる。そして写真を撮る画面も正しく反映されていないからそこでも画像の撮り直しが多い。改善点ばかり!
❌カスタマーセンターの対応について。午後12時位にコールセンターへ電話した際には、全然繋がらないし、又何のアナウンスもない。又日中電話できないこともあるので、もう少し対応する時間を拡大して欲しい。
Wiseデビットカードの手数料
Wiseデビットカードの手数料は明確です。年会費や月々のサブスクリプション料金などはかかりません。
また、Wiseデビットカードと通常のクレジットカードには「海外事務手数料」の有無に大きな違いがあります。日本で発行されたクレジットカードを海外で使うと、ほとんどの場合、「海外事務手数料」と呼ばれる手数料が利用金額に上乗せされて請求されます。
一方、Wiseデビットカードは、アカウント内に決済通貨を保有していれば、外貨のまま支払いができるため、決済手数料は無料。決済通貨がない場合も、両替手数料が最安の通貨から自動両替して支払うことができます。その場合の両替手数料は、0.68%~と、海外事務手数料と比較して格安な手数料となっています。
なお、各種手数料はWiseに登録する住所(居住国)によって異なる点にご注意ください。下記は、日本の住所で登録している日本ユーザーに適用される手数料です。
機能・サービス | Wiseの手数料 |
---|---|
カードの初回発行 | 1,200円(1回限り) |
速達配送(任意) | 1,298円〜(DHLで1~2日で配送) |
カードの交換 | 640円 |
期限切れカードの交換 | 無料 |
デジタルカードの発行・交換 | 無料 |
保有する外貨を外貨のまま決済 | 無料 |
持っていない外貨での決済 | 0.68%~(両替手数料) |
月2回、30,000円までのATM引き出し | 無料 |
月3回以上、30,000円以上のATM引き出し | 1回の出金あたり70円+ 30,000超過分の1.75% |
Wiseの為替手数料
Wiseでは常にミッドマーケットレート(実際の為替レート)を使って両替を行います。ミッドマーケットレートとは、金融機関同士が取引される際に利用される基準レートで、為替手数料を一切含みません。ミッドマーケットレートは、銀行が毎営業日に発表する固定レートの市場仲値とは異なり、リアルタイムで変動しています。そのため、その瞬間の市場情勢をリアルに反映している最も公平なレートと言えるでしょう。Wiseデビットカードを使って通貨を両替する際には、ミッドマーケットレートで両替された上で、両替額の0.68%〜の両替手数料がかかります。
一般のクレジットカードやデビットカードを海外で使うと約1.6%~4%の海外事務手数料がかかるだけでなく、決済レートにはVISAやMastercardといった国際ブランドが独自に算定する基準レートが適用されます。この基準レートは市場仲値ではなく、手数料が上乗せされている可能性があり、算定基準は不明です。そのため、比較するとWiseの両替手数料はお得かつ透明性があると言えます。
Wiseデビットカードの限度額
Wiseデビットカードには利用限度額が適用されます。限度額の変更はWiseアプリまたはオンラインのマイページから簡単に行えます。
項目 | 限度額 |
---|---|
1ヶ月あたりのカード利用限度額 | 400万円 |
1ヶ月あたりのATM出金限度額 | 53万円 |
※日本で発行されたWiseデビットカードの場合。1日あたりの利用限度額は1ヶ月あたりの利用限度額と同じです。毎月1日にリセットされます。
また、日本で発行されたカードでは、毎月の利用・出金限度額に加えて、1回の取引あたり100万を超える支払いはできません。
Wiseデビットカードの使い方
Wiseデビットカードを使えば、
Wiseアカウント内の残高から簡単に決済
40以上の通貨で外貨のまま手数料無料で支払い
日本円など他の通貨から格安の両替手数料で両替して決済
海外ATMからの現金引き出し
デジタルカードを使って安全なオンライン決済
などが可能になります。
現在、欧州在住の筆者の場合の使い方をお伝えすると、日本国内にいる間にWiseデビットカードを発行しました。アカウント内に日本円を入金しておき、その後、円高のタイミングを見計らってアプリやウェブサイトでユーロに両替しました。Wiseでは、希望するレートに達したら自動で両替してくれる自動両替機能もあるため、毎日レートを確認することなく、便利に両替できるところも気に入っています。
渡航前にアカウント内で現地通貨に両替しておけば、到着してすぐに買い物も可能。渡航前に両替所で現金を調達することなく、無料枠内なら渡航先のATMで手数料無料で現地通貨を引き出せるので手数料で損をすることがほとんどありません。
このように、海外渡航にぴったりなWiseデビットカードですが、作り方や入金方法、有効化する方法、凍結や更新の方法などを見ていきましょう。
Wiseデビットカードの作り方
Wiseデビットカードにはクレジット機能はないため、クレジットカードのような審査はありません。また、登録料や年会費もかからないため、気軽に作ることができます。
ただし、アカウント登録での本人確認や、物理カードが手元に届くまでに日数がかかるため、海外渡航の予定がある方は余裕を持って発注するようにしましょう。
なお、2025年5月現在、Wiseデビットカードは日本を含む、以下の国や地域に居住する個人ユーザーが利用することができます。
オーストラリア
ブラジルで発行されたカードには対応していません。
カナダ
欧州経済領域(EEA)+ スイス*
日本
マレーシア
ニュージーランド
フィリピン
シンガポール
イギリス + ヨーロッパのマイクロステートおよび海外領土*
アメリカ(ネバダ州の居住者を除く)
1. 無料でWise個人アカウントを開設し、本人確認を完了させる。
(詳しくはこちらの記事で解説)
2. Wiseアプリまたはアカウントにログイン
3.「カード」タブを選択
4.「Wiseデビットカードを注文する」をクリック
5. カードの種類を選択「実際のカード」をクリック
6.「通常のカードを注文する」をクリック
7. 発送先住所を英語で入力
8. 発送オプションを選択
9. カード名義の表記方法を選択
10. カードの暗証番号(PIN)を設定
11. 注文内容の確認
12. 本人確認がまだの場合は行い、注文を完了
本人確認のやり方はこちらで解説。
13. カードの有効化
通常、2週間以内に届く
カードが届いたら同封してあるアクティベーションコードをWiseのアプリまたはデスクトップで入力し、有効化する
Wiseデビットカードへの入金(チャージ)方法
Wiseデビットカードが届いたら、さっそくアカウントに入金(チャージ)をしてカード決済や両替ができるようにしましょう。なお、日本ユーザーが利用できる入金方法は、銀行振込およびデビットカードのみとなります。ここでは、銀行振込での入金手順をご紹介します。
1. ホームページより「資金をチャージする」を選択
2. 入金したい金額を入力
3.取引目的を選択
4. Wiseが指定する銀行口座に資金を振り込む
※Wiseの指定口座へ銀行振込する際には、Wiseアカウントの登録名と銀行口座名義が一致していることや、送金する正確な金額が一致するように注意しましょう。一致しない場合、入金確認が遅延することがあります。 ※日本ユーザーの場合、規制によりアカウントに保有できる残高は原則、日本円で100万円相当(全通貨の残高を日本円に換算した合計額)が上限となっています。
Wiseデビットカードを海外で使うには
Wiseデビットカードは、海外利用・外貨決済に特化したデビットカードです。世界150以上の国や地域で買い物や現金の引き出しができます。
Wiseデビットカードに紐づいたマルチカレンシー口座では、40種類以上の通貨を保有でき、残高があれば自動的に現地通貨で支払います。そのため、為替手数料を大幅に節約できます。残高がない場合でも、他の通貨から両替手数料が最も安いものを選んで支払えるので便利です。
さらに、Wiseアプリを使用すれば、リアルタイムで残高や取引履歴を確認でき、予算管理も簡単です。
Wiseデビットカードの海外利用方法
現地の通貨で支払い
ATMから現金の引き出し
デジタルカードでオンラインショッピングも安全に決済
Wiseデビットカードが使える国
Wiseデビットカードは、デビットカード決済に対応しているところなら、一部の国を除き、世界150カ国と地域で利用できます。
Wiseデビットカードの対応通貨
Wiseデビットカードは多通貨決済に特化しており、世界中のほとんど通貨で決済に使うことができます。Wiseアカウントでその通貨の残高がある場合は、両替されることなく外貨のまま引き落とされます。Wiseアカウントに残高がない場合、またWiseアカウントで保有できる通貨以外での支払いは、日本円など他の保有通貨から自動で両替されます。
Wiseアカウントでは40種類以上の通貨を管理・保有することが可能。そのうち主要9通貨に関しては、現地の銀行口座情報を取得することもでき、外貨の受け取りやダイレクトデビット(口座自動振替)にも利用できます。
Wiseデビットカードが使えない国
発行国を問わず、以下の国々ではWiseデビットカードの利用ができません。
アフガニスタン、ベラルーシ、ブルンジ、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ、コンゴ民主共国、キューバ、エリトリア、イラン、イラク、リビア、ミャンマー、北朝鮮、ロシア、ソマリア、スーダン、南スーダン、シリア、ベネズエラ、イエメン |
Wiseデビットカードを日本で使うには?
Wiseデビットカードは、日本からも発行可能。まずは無料のマルチカレンシー口座を開設し、その後カードを申し込みましょう。
Wiseのマルチカレンシー口座では日本円を含む40通貨が保有できます。Wiseデビットカードを日本国内での日常的な買い物の決済や、ATMでの日本円の引き出しに利用することも、もちろん可能です。
Wiseデビットカードで現金を引き出す方法
Wiseデビットカードを使えば、世界中のVisaまたはMasterCard対応のATMから簡単に現地通貨を引き出せます。
月2回、30,000円までのATM引き出し | 無料 |
月3回以上、30,000円以上のATM引き出し | 1回の出金あたり70円+ 30,000超過分の1.75% |
また、日本国内でも以下のATMから現金引き出しが可能。カードの種類の選択を求められた場合は「国際カード(International cards)」を選択しましょう。
イオン
イーネット
デイリーヤマザキ
追加手数料を避けるには?
適切なATMを選ぶ
ATMによってはWiseの手数料とは別に、ATM運営事業者から手数料が請求される場合もあります。大手銀行や信用のあるVisa/MasterCardネットワークのATMを選ぶことで、余計な手数料を避けられます。
一度にまとめて引き出す
引き出し回数が増えると手数料も増えるため、まとめて必要な金額を引き出すことがおすすめ。月に2回までは手数料無料です。
現地通貨で引き出す
ATMによっては、引き出し時に「現地通貨」または「自国通貨」を選択できる場合があります。自国通貨を選ぶとATMが独自に定める不利な為替レートで両替されてしまいます。常に現地通貨を選択することで、Wiseの自動両替システムを活用して両替に伴う手数料を節約できます。WiseデビットカードでATMから現金を引き出す方法について詳しくはこちら。
Wiseデビットカードを凍結する方法
カードを紛失した場合や見覚えのない取引がある場合、しばらくの間カードを使用したくない場合は、アプリから簡単にWiseデビットカードを凍結することが可能。凍結はいつでも解除できます。
Wiseアプリまたはアカウントにログイン
「カード」を選択
「カードを凍結する」または「カードの凍結を解除」を選択
Wiseデビットカードを更新・再発行する方法
Wiseデビットカードの有効期限が残り2ヶ月になると、カード更新の連絡があります。更新に伴う新しいカードの申込み・発行は無料です。
Wiseウェブサイトでは、以下の手順で新しいカードへ交換が可能です。
Wiseアカウントにログイン
「カード」を選択
「カードを交換する」を選択
配送先住所を入力する
カードの名前の表記を選択する
申し込み完了、カードが届くのを待つ
また、Wiseデビットカードの盗難、紛失、破損などに伴うカードの再発行も可能です。
Wiseデジタルカードを更新・削除する方法
Wiseのデジタルカード(バーチャルカード)は、1日に3回まで新しいカード情報に更新できます。新しいカード情報を生成すると、古いカード情報は使用できなくなります。
Wiseアプリまたはアカウントにログイン
「カード」を選択
希望のデジタルカードへスライド
「カードを交換する」または「カードを削除する」を選択
デジタルカードを更新・削除した後でも、カードへの返金を受け取ることは可能です。
Wiseデビットカードを紛失・盗難にあった場合
Wiseデビットカードを紛失・破損した場合や、盗難にあった場合は、カードを凍結するか、新しいカードを申し込んで交換することができます。
Wiseアプリまたはアカウントにログイン
「カード」を選択
「カードを凍結する」または「カードを交換する」を選択
Wiseデビットカードの暗証番号を確認する方法
Wiseデビットカードの暗証番号(4桁のPIN番号)は、1度設定すると変更することができません。暗証番号を忘れてしまった場合、Wiseのアプリまたはアカウントから確認できます。
Wiseアプリまたはアカウントにログイン
「カード」を選択
「カード情報」を選択
パスワードを入力して暗証番号を確認
法人向けWiseデビットカード
Wiseでは、法人向けのビジネスデビットカードも利用できます。ビジネスデビットカードの申し込みには、まず無料でWise法人アカウントを開設しましょう。その後、通常、2週間以内にカードが届きます。
Wiseの法人アカウントでは、カードを利用できる人の権限を柔軟に設定することができます。また、個人のデビットカードよりも限度額が大きく設定されているので、大きな出費にも安心。利用者ごとに限度額をそれぞれ設定することもできます。
個人向けのカードと同じく、Wiseビジネスデビットカードでも常にミッドマーケットレートと格安の両替手数料で決済可能。外貨での仕入れや出張先での経費の支払いなどに便利です。
まとめ:Wiseデビットカードはおすすめ?
海外在住者である筆者自身も日常的に愛用するWiseデビットカードですが、結論として、海外渡航者や移住者は「持っておくべき一枚」と言えます。個人アカウントでも、法人アカウントでも、初回の発行手数料のみで、クレジットカードのような年会費はかかりません。
ユーロや英ポンドなど、現地口座情報を無料で取得できるマルチカレンシー口座も開設しておけば、アプリで簡単に日本円から外貨に両替・保有でき、外貨のままカード決済したり、ATMで現地通貨の引き出しに利用できます。今後海外移住予定の方は、作っておくと日常に欠かせない現地での買い物や、現金の調達など、すぐに新生活に活用することができます。
クレジットカードで請求される海外事務手数料は近年、値上がり傾向にあります。海外渡航の機会が多い方は、透明性があり、無駄のない手数料体系が魅力のWiseデビットカードを活用してみてはいかがでしょうか?
Wiseデビットカードのよくある質問
はい、Wiseデビットカードは海外で使用できます。外貨の残高がある場合は外貨のまま手数料無料で決済でき、残高がない場合は円から格安の両替手数料で自動で両替されます。
日本国内で作成したWiseデビットカードは2025年5月現在、コンタクトレス決済に対応していません。
Wiseアプリまたはアカウントにログインし、銀行振り込みまたはデビットカードで入金します。主要9 通貨の口座情報を利用して送金を受け取ることもできます。
まずは無料のWiseアカウントを開設します。その後、アプリもしくはパソコンからデビットカードを申し込みましょう。
通常、カードが届くまでに7〜10営業日程度かかります。オプションで速達配送を選択することで、1〜2日でWiseデビットカードを受け取ることもできます。
Wiseデビットカードを有効化するには、Wiseアプリまたはアカウントにログインし「今すぐ有効化する」を選択。カードと一緒に届いた6桁の確認コードを入力します。
はい、Wiseデビットカードは日本でも使用できます。
出展:
Wiseデビットカードの手数料(参照 2025-05-19)
JCB 海外でのお取り引きにおける基準レート(参照 2025-05-19)
Mastercard® Currency Converter Calculator(参照 2025-05-19)
VISA Exchange Rate Calculator(参照 2025-05-19)
一般的なアドバイス: 当サイトの情報は一般的なものです。お客様のニーズや状況を考慮したものではありません。ご決定の前にご自身の状況や必要条件をご確認ください。 当社は世界200か国以上の外貨両替、海外送金サービスの比較をしています。信頼性が高く、調査、承認済みの会社のみ表示しています。