【2024年最新】マケドニアの通貨完全ガイド

高橋 美穂
石井 美南海
Last updated
2024年5月7日

マケドニア旅行を準備する中で、マケドニアで使われる通貨について知りたい、という方も多いのではないでしょうか?本記事では、マケドニア・ディナールの通貨の基礎知識や通貨の特徴、マケドニアを旅行する際のコツについても解説します。

マケドニアの通貨は?

まずは、マケドニアの公式通貨について学んでいきましょう。 マケドニアの公式通貨はマケドニア・ディナールです。店舗やレストランでは、マケドニア・ディナールは通貨記号のденで表示されます。

マケドニアに到着すると、денで表示された品物の値段を目にすることになりますが、現地の硬貨や紙幣で支払いを始める必要があります。

マケドニア・ディナール
通貨名マケドニア・ディナール
ISOコードMKD
通貨記号ден
補助単位Дени
MKD/JPYのレート0.368512
マケドニア でのおすすめ旅行カードWise

マケドニアの硬貨と紙幣

ここでは、マケドニアの通貨単位であるマケドニア・ディナールの硬貨と紙幣をご紹介します。

マケドニア・ディナール 紙幣マケドニア・ディナール コイン
10 MKD、50 MKD、100 MKD、200 MKD、500 MKD、1,000 MKD、2,000 MKD1 MKD、2 MKD、5 MKD、10 MKD、50 MKD

日本円はマケドニア・ディナールでも使える?

先述したように、マケドニアで流通している通貨はマケドニア・ディナールです。そのため、日本円はマケドニア・ディナールに両替する必要があります。

マケドニア旅行で海外旅行用カードをおトクに使おう

「両替手数料がもったいない」「両替をお得にする方法はないのかな?」という方には、旅行中にマケドニア・ディナールをおトクで便利に両替する方法を知っておくと、旅行費用を大幅に節約できるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、海外旅行用デビットカード(トラベルカード)。 海外旅行用デビットカードとは、口座残高に紐づいた海外でも使えるカードです。海外旅行デビットカードなら、クレジットカードのように国際ブランドの加盟店で買い物に利用できるだけでなく、急遽 マケドニア が現金で必要になった場合でも、現地ATMで出金することが可能です。なかには、マルチカレンシー(多通貨)口座と言って、複数の通貨をアカウント内で保有し、外貨を外貨のまま、もしくはアカウント内で自動で両替してデビットカードで支払ったり、ATMで外貨を引き出したりすることのできるサービスもあります。そんな便利に使える海外旅行用デビットカードをご紹介します。

Wiseデビットカード

Wiseデビットカードは国際ブランド搭載かつ、アカウントで多通貨を保有できるマルチカレンシー口座に紐づいたデビットカードです。マケドニアでも、もちろん利用可能です。マルチカレンシー口座に支払う外貨を保有していれば手数料無料で決済でき、万が一該当の外貨を保有していなくても、最も為替レートが安い外貨から自動で両替されます。為替レートはミッドマーケットレート(市場仲値)の為替レートが適用され、上乗せされるスプレッドは一切ありません。

Wise公式サイトへ

メリットデメリット

✅年会費無料

✅海外事務手数料が0.39%~と格安

✅ATM引き出し手数料が月2回、3万円相当まで無料。超過分は1.75%+70円

✅マルチカレンシー口座に残高があれば、支払い外貨を該当外貨のまま手数料無料で決済可能

✅バーチャルカードの発行可能


❌カード発行手数料(1,200円)がかかる

❌ポイント還元やキャッシュバックの特典なし

MKD/JPY の為替レートは?

MKD/JPYのミッドマーケットレートを知っておけば、海外旅行中にどの程度費用が必要かを簡単に計算できます。そのためには、日々変動するミッドマーケットレート(市場仲値:TTM)に注目しましょう。市場仲値とは、銀行や両替所が外貨を売買する際に使用されるレートです。

現在のMKD/JPY のレートは以下の通りです。

ミッドマーケットレート(TTM):1マケドニア・ディナール= 2.71362 円

しかしながら、このミッドマーケットレートは顧客には適用されず、為替手数料が上乗せされた「外貨販売レート(TTS)」として販売されます。現地滞在中に市場仲値を知るには、本ウェブサイトや各銀行のウェブサイト、通貨換算アプリなどでも確認できます。

日本円マケドニア・ディナール
¥100ден 36.8512
¥1000  ден 368.512 
¥5000  ден 1,842.56 

マケドニアに行く前に日本円からマケドニア・ディナールに両替すべき?

マケドニアへ旅行する際、外貨両替を出国前にすべきか、 マケドニアに到着後、現地で両替すべきか悩ましいですよね。昨今、クレジットカードやデビットカードを利用してATMから現金を引き出せる場所が増えているものの、緊急時のために少額の現金を出国前に両替しておくのも安心です。渡航前にリアルタイム為替レートを確認して、いつ両替をするべきか、現金をいくら両替するべきか、外出先ではカード・現金のどちらで支払うのかなど、両替で損をしないためにもよく計画を練るようにしましょう。日本でも、マケドニアでも、空港での両替は便利な反面、為替レートが高く、おすすめできません。

マケドニアでの外貨両替・支払いのコツ

1. マケドニアのATM

マケドニアでは多くの店舗でクレジットカードやデビットカードに対応していますが、一点だけ気をつけるべきなのは為替レートです。先述したように、カード決済時にDCC決済を選択する際には、マケドニア・ディナール建てを選択するようにしましょう。自国通貨を選ぶことで、実際にカード会社からいくら請求されるか分かるというメリットもあります。しかしながら、店舗が決定した為替レートで自国通貨へ換算されるため、結果的に損をしてしまうことが多いです。どちらの通貨で払うか迷ってしまったら、マケドニア・ディナールを選んでください。

2. マケドニアの空港やホテルでの外貨両替は手数料が高め

海外旅行直前に、空港で両替する方は多いのではないでしょうか? 空港での両替は取扱い通貨が多く、出発直前でも両替できるとい高い利便性の一方、為替手数料が高いことがデメリットです。マケドニアのホテルで両替できるところもありますが、同様に為替レートが悪く、おすすめできません。ただし、街中の両替所と比べて、空港やホテルでは偽札が紛れるリスクは比較的低く、安全面では良いと言えるでしょう。

3. 本日の市場仲値を知る

本日のMKD/JPYのミッドマーケットレート(仲値):1MKD = JPY 2.71362

旅行費を外貨両替するときには、ミッドマーケットレートに近い為替レートで両替できる場所を探しましょう。

4. 賢く外貨を管理するなら、海外旅行用デビットカードのWise がおすすめ

海外旅行用デビットカードであるWiseデビットカードは、40種類以上の通貨を保有できるマルチカレンシー(多通貨)口座に紐づいたデビットカードです。そのため、支払い通貨を保有していれば、手数料なしで外貨のまま決済が可能です。

現地でマケドニア・ディナールが必要になった場合も、月に2回/30,000円相当までならWiseからの手数料無料でATMから出金できます。(3回目以降の出金は日本で発行されたWiseカードの場合、1.75%の手数料が発生)為替レートはミッドマーケットレートでの換算のため、分かりにくい為替手数料を気にすることなく支払いでき、海外旅行にはぴったりのデビットカードと言えます。

マケドニア旅行でおすすめな外貨両替が可能な場所

オンラインなら、Wiseデビットカード。両社とも外貨をアカウントで保有でき、事前に現金を外貨両替する必要はなく、口座の残高から外貨のまま支払いができる点が大きなメリットです。現地ATMで外貨をおトクに出金できる点も共通しています。マケドニアに到着してから、ATMで必要なだけ現地通貨を引き出すのもおすすめです。

オフラインであれば、いくらか日本円を持って入国し、到着してから現地で両替するという方法もあります。両替所は空港やホテルにもありますが、先述したように為替レートが割高です。市内中心部の両替所の方が為替レートが全体的に安い傾向があります。

マケドニアでの支払い方法は?

マケドニアでは、カードと現金の両方を持ち歩くのが良いでしょう。一部店舗では、「カード決済は〇〇 MKD以上の支払いで利用可能」などとしているお店もありますが、観光地では多くの場所でカード決済が可能です。現金と併せて、外貨に特化したWiseデビットカードがあれば、カード決済・現金払いのどちらにも対応できます。

日本円での旅行費の支払い

せっかく海外旅行に行くのならば、できるだけ不要な経費は削減したいですよね。そのためには、海外旅行で使うカードを見直してみましょう。

すでに海外でも使える国際ブランド搭載のクレジットカードをお持ちの方は多いと思います。しかし、日本で発行されたクレジットカードで外貨決済をすると、「海外事務手数料」が上乗せされて請求されてしまうことをご存知でしょうか?

例えば、エポスカードの場合、VISAインターナショナルが定める為替レートに2.20%の海外事務手数料が上乗せされ、その金額が日本円に換算されて請求されます。

外貨に特化したWiseデビットカードなら、このような高い海外事務手数料はかかりません。海外に行く前にWiseアカウント内のマルチカレンシー口座に MKDをチャージしておけば、 MKDのまま決済ができ、決済手数料は無料です。

外貨の残高がなく、日本円をチャージしておいたとしても、決済時に自動で格安な手数料で両替され、決済できます。この場合の両替手数料は通貨によって異なりますが、0.39%~と他社の海外事務手数料に比べて格安です。

海外に行く機会が多い方は、この海外事務手数料の割合をカードを選ぶ基準にするとよいでしょう。

Wise公式サイトへ

まとめ:マケドニアの通貨

マケドニアの公式通貨はマケドニア・ディナールです。通常、マケドニアで日本円での支払いはできないため、渡航前に旅行費を両替しておく必要があります。Wiseのような旅行用カードを発行しておくと、マケドニア・ディナールへ安い手数料で両替ができるだけでなく、国際ブランド搭載のデビットカードで現地でのカード決済や、現地ATMで現金を簡単に引き出すこともできます。日本円からマケドニア・ディナールへの外貨両替の際には、ミッドマーケットレートの確認も欠かさずチェックするようにしてください。

よくある質問:マケドニアの通貨

1. マケドニアの通貨はなんですか?

マケドニアの公式通貨はマケドニア・ディナールです。ISOコードはMKDで、通貨記号はденです。

2. スコピエの通貨はなんですか?

スコピエの公式通貨はマケドニア・ディナールです。現地滞在中はマケドニア・ディナールしか支払いに利用できません。

3. マケドニアに持っていくのに最適な通貨はなんですか?

マケドニアに滞在中は、マケドニア・ディナールが必要です。旅行中には最低限の現金とWiseデビットカードのような旅行用デビットカードを持っていくのが最適です。

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