Wiseマルチカレンシーアカウントを徹底解説

Wiseマルチカレンシー口座のレビュー

新しい海外送金の方法として「Wise(ワイズ)」(旧トランスファーワイズ)というサービスを聞いたことがある人も多いかもしれません。銀行よりも大幅に送金手数料を節約できるとして、特に海外では人気の海外送金手段となっています。

Wiseでは海外送金だけでなく、マルチカレンシー口座(多通貨口座)やWiseデビットカードといった機能も利用することができます。

この記事では聞きなれないマルチカレンシー口座とWiseのデビットカードについて詳しく解説。海外送金だけでなく、Wiseをフル活用するためにはぜひおさえておきたい内容をまとめました。

Wise公式サイトへ

Wiseってどんなサービス?

まずは、Wise(ワイズ)のキーポイントをおさえておきましょう。

Wiseの特徴

  • 海外送金と多通貨口座(マルチカレンシー口座)のサービスを提供

  • 通貨間の両替は常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用

  • 銀行とは違った独自の海外送金方法で格安の手数料を実現

Wiseの統計

  • 世界中で利用者数は1000万人以上、毎月の送金総額は9000億円を超える

  • 世界80各国以上に送金

  • 送金の40%が即時、80%が24時間以内に完了

  • Wiseデビットカードを使って200以上の国と地域で買い物が可能

  • マルチカレンシー口座で50以上の通貨を同時に管理

  • 主要10通貨の送金を無料で受け取り

  • 現金引き出しに利用できるATMは世界に230万台以上

Wiseのメリット

  • 隠れコストがなく、手数料が明瞭である

  • 銀行など他の海外送金サービスに比べて手数料が安い

  • 法務局に資金移動業者として登録したサービスである

  • 個人アカウントまたは法人(ビジネス)アカウントが利用可能

Wiseのデメリット

  • ウェブまたはアプリのオンライン利用のみ(支店などはない)

  • 送金先の国や通貨によって追加の手数料などがかかる場合がある

  • 最初の登録時に本人確認が必要

Wiseは、複数回の国内送金を活用した画期的な送金の仕組みを構築しており、そのため銀行に比べて格安で海外送金ができるようになっています。さらに、最初のシミュレーションで全ての手数料が明瞭に分かり、隠れ手数料一切なしで送金ができるので安心です。

海外送金だけでなく、マルチカレンシー口座の機能があるのもWiseの特徴です。複数の通貨での支払いの受け取りや送金の機会が多い人にとって特に便利ですね。

この記事では、Wiseのマルチカレンシー口座とデビットカードについてさらに詳しく見ていきましょう。

Wise公式サイトへ

Wiseのマルチカレンシー口座とは?

Wiseのマルチカレンシー(多通貨)口座は、複数の通貨を同時に1つのアカウントで管理できるサービスです。50種類以上の通貨をアカウントで保持し、送金、受け取り、両替、デビットカードを使った決済などを行うことができます。

資金の保持

Wiseのマルチカレンシー口座は無料で開設可能です。口座を開設すると、日本円を含む50種類以上の通貨を保持・管理することができるようになります。口座への入金は銀行振り込みで行います。

通貨の両替

Wiseに入金したら、好きな通貨に両替することができます。Wiseでは通貨間の両替は0.41%~と格安の両替手数料で行うことができ、一般的なカードや多通貨口座よりもお得です。

送金の受け取り

Wiseでは、主要10通貨(GBP、EUR、USD、AUD、NZD、CAD、HUF、SGD、TRY、RON)に関して、現地の口座情報を取得できます。つまり、これらの通貨に関しては、国内送金を受け取るのと同じように、外貨のまま無料で送金を受け取ることができます。

デビットカードを使って資金を利用

マルチカレンシー口座に結びつけられたデビットカードを使うことで、資金を日々の決済に利用することができます。その通貨を保持していれば、両替することなく決済可能。または、格安の両替手数料で利用通貨に両替して決済します。

ATMからの現金引き出し

Wiseのデビットカードを利用して、世界230万台以上のATMから現金を引き出すこともできます。毎月2回まで、3万円までであれば手数料無料で現金が入手できるのは嬉しいですね。

資金の送金

Wiseアカウントからの送金は数クリックで簡単に完了します。同通貨であれば、Wiseアカウント間の送金は無料です。他通貨への送金の場合は、少額の両替手数料がかかります。相手の銀行口座に入金する場合は、銀行の最大6倍安い格安の送金手数料で送金ができます。

法人アカウント

Wiseでは、海外取引の多い個人事業主・法人向けに、法人(ビジネス)アカウントのサービスも取り扱っています。ビジネスアカウントでも個人アカウント同じように多通貨口座が利用でき、一括送金や請求書払いなどビジネスに便利な機能が利用できます。

Wiseのビジネスアカウントについてより詳しくはこちら

Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードの手数料

Wiseの手数料は、こちらのページから確認することができます。以下の表では特に重要な点をまとめました。

サービスWiseの手数料
口座の開設無料
主要10通貨の現地口座情報取得無料
50通貨以上の保持無料
Wiseデビットカードの発行1,200円(月額費などはなし)
Wiseデビットカードを使った決済無料
ATMからの現金引き出し
  • 月2回、30,000円までの出金:無料

  • 月3回以上、30,000円を超える出金:1.75%、1回の出金あたり+70円

通貨間の両替0.41%~(通貨ごとに異なる両替手数料)
資金の送金0.41%~(通貨ごとに異なる両替手数料)
送金の受け取り
  • AUD、CAD、EUR、GBP、HUF、NZD、RON、SGD、TRYとUSD(電信送金を除く)の受け取りは無料

  • USD電信送金は4.14USD

Wise公式サイトへ

Wiseの安全性

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、関東財務局によって第二種資金移動業者(第00040号)として免許登録されています。そのため、銀行ではありませんが、金融機関と同じレベルのセキュリティで運営されています。もちろん他の国でも、各国の規制に従ってしっかりと監視・運営されているので安心です。

また、詐欺や不正の防止のために、24時間体制で最新のテクノロジーを利用して監視が行われています。徹底した本人確認があるのも、犯罪防止のために重要です。

Wiseは公式の上場企業として2,800人を超える従業員、そして1000万人を超える顧客を抱えています。世界中での毎月の送金額は9000億円にも上り、世界中で信頼されている企業であることが分かりますね。日本では2016年よりサービスを提供しています。

Wiseって銀行なの?

Wiseは金融商品を提供するサービスですが、銀行ではありません。日本においてWiseは関東財務局に資金移動業者として登録されており、銀行と同様の不正検出ツールとセキュリティ技術を使用しています。そのため、銀行と同じレベルのセキュリティで安心して取引できます。

ユーザーから預かった資金は、Wiseの会社の資金とは別に、パートナー銀行に安全に保管されています。そのため、万が一会社が倒産した場合でも資金は保証されます。

Wiseマルチカレンシー口座のメリット

  • 複数の通貨を1つのアカウントで保有できる

  • アカウント内で通貨を自由に両替できる

  • アカウントから簡単に送金ができる

  • 主要10通貨の現地口座情報を取得できる

  • デビットカードで保有する資金を決済に利用できる

  • 法人アカウントも利用可能

Wiseマルチカレンシー口座のデメリット

  • 現金や小切手の利用は不可能

  • アカウントの本人確認手続きが必要

  • 支店がない

Wiseマルチカレンシー口座:こんな人におすすめ

Wiseマルチカレンシー口座は、こんな人におすすめだと言えます。

  • 海外とのお金のやり取りが多い人

  • 外貨での買い物が多い人

  • 海外旅行や出張の多い人

Wiseのアカウント開設方法

Wiseアカウントはオンラインで無料で開設できます。開設方法は次のステップで簡単です。

  1. メールアドレス、Facebook、Google、Appleアカウントのいずれかを使ってアカウント登録

  2. 氏名や住所などの情報を指示に従って入力

  3. 本人確認書類をアップロード

  4. 本人確認が完了したらマルチカレンシー口座が利用可能になります

本人確認手続きの方法は、こちらのページで詳しく確認できます。

本人確認に必要な書類

Wiseの本人確認手続きは、金融犯罪防止のために重要なプロセスです。本人確認に必要となる書類はケースによって異なりますが、一般的には次のものが利用可能です。

受付可能な身分証明書

  • パスポート(顔写真ページのみ)

  • 公的な身分証明書(ナイジェリアの公的な身分証明書は最新版のみ受付可能)

  • 顔写真付き運転免許証(ニュージーランド在住の方のニュージーランド・ドル(NZD)の送金を除く)

受付可能な住所確認書類

  • 公共料金の領収証:電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)

  • 銀行もしくはクレジットカード会社の取引明細書

  • 住民税の納税通知書、イギリスの歳入税関庁(HMRC)からの通知

  • 車両登録証もしくは納税通知書

  • 顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)

  • 他金融機関や政府機関発行の書類

本人確認手続きはいつでも保存したり、キャンセルしたりすることができるので安心です。

本人確認手続きにかかる時間

本人確認手続きにかかる時間は、ケースによって異なります。即時で完了する場合もあれば、最大で10営業日程度かかることもあります。審査結果はメールで通知されます。

Wiseの限度額

Wiseマルチカレンシー口座で保有できる金額の上限は100万円です(日本在住の場合)。すべての通貨の合計が100万円以内である必要があります。また、送金の限度額も100万円となっています。100万円を超えてしまった場合は、30日以内に資金を引き出す必要があるので中止ましょう。

Wiseマルチカレンシー口座の限度額について詳しくはこちら

まとめ

以上、海外送金サービスのWise(ワイズ)が提供するマルチカレンシー口座とデビットカードについて詳しく見てきました。マルチカレンシー口座を使うことで、50種類以上の通貨を保持したり、送金や受け取りを行ったり、デビットカードを使って決済に利用したりすることが可能になります。

Wiseのマルチカレンシー口座は、海外旅行の多い人や、海外とお金のやり取りの機会の多い人に特に便利な機能が満載です。「外貨を保有したい」「外貨で決済したい」「簡単に海外送金がしたい」という人は、ぜひWiseのマルチカレンシー口座を検討してみましょう。

Wise公式サイトへ

FAQ

### Wiseの利用にはいくらかかる?

Wiseのアカウント開設・維持費用は無料です。送金の際には少額の総y金手数料がかかります。Wiseの手数料の詳細はこちらで確認できます。

### お金が届くまでにかかる時間は?

送金にかかる時間は、送金先の国や通貨によって異なります。しかし、Wiseの送金のほとんどが24時間以内に着金します。

### Wiseは安全?

Wiseは関東財務局に資金移動業者として登録された会社です。金融機関と同じレベルのセキュリティで資金を保護しています。

### Wiseの為替レートは?

Wiseは常に実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用して両替を行っています。為替手数料が上乗せされることはありません。

### Wiseはアプリでも使える?

Wiseはスマートフォンのアプリ、またはパソコンから利用することができます。

### 送金可能国・対応通貨は?

Wiseでは世界80以上の国と地域に送金が可能です。対応通貨は50以上に上ります。また、Wiseのマルチカレンシー口座でも50以上の通貨を保持することができます。

一般的なアドバイス: 当サイトの情報は一般的なものです。お客様のニーズや状況を考慮したものではありません。ご決定の前にご自身の状況や必要条件をご確認ください。 当社は世界200か国以上の外貨両替、海外送金サービスの比較をしています。信頼性が高く、調査、承認済みの会社のみ表示しています。

筆者:Ileana Ionescu
更新日:2022年8月3日