KYODAI Remittance(キョウダイレミッタンス)を徹底解説
日本在住のペルー人の母国への送金が原点となり創業したKyodai Remittance(キョウダイレミッタンス)。今では南米やアジア圏を中心に、200カ国以上の国への海外送金にも対応しています。今回は、Kyodai Remittanceの評判や送金手数料、仕組みや使い方などを徹底解説。同じく海外送金サービスを展開するWise(ワイズ)などのプロバイダーも併せてご紹介します。
KYODAI Remittanceの基本情報
海外送金に特化した資金移動サービス
オンライン手続きはもちろん、日本全国に15店舗以上の支店・代理店を展開
計16カ国出身国の出身スタッフによる多言語サポート
各国の主要金融機関との直接提携によりスピーディーな送金を実現
KYODAI Remittanceメリット | KYODAI Remittanceデメリット |
---|---|
✅全国展開の店舗で充実のサポート体制 ✅ 独自システムを構築によるスピード着金 | ❌ 適用為替レートが割高かつ不透明 ❌ 送金追跡機能がない ❌ 「キョウダイカード」の発行までに数日かかる |
手数料:450円~3,600円(送金先や送金額によって異なる)
送金スピード:最短10分(送金先や手段によって異なる)
安全性:KYODAI Remittanceを運営する株式会社ウニードスは、関東財務局長 (第00004号)第一種・第二種資金移動業者として登録
KYODAI Remittanceとは?
KYODAI Remittanceは、株式会社ウニードズが運営する海外送金サービス。同社は30年以上にも渡り、在日外国人の母国への送金を中心にサービスを展開している、言わば海外送金サービスの老舗です。実店舗を設けずにオンラインで完結している海外送金プロバイダーが多いなか、KYODAI Remittanceは日本全国に15店舗以上の実店舗を展開。世界17カ国出身のネイティブスタッフらの温かみのある接客が好評です。
KYODAI Remittanceは南米やアジアへの送金に強みがあります。繰り返し母国への個人間送金に便利な「KYODAI Remittance Card」も大きな特徴で、このカードに登録した人に向けて手軽にゆうちょATMやローソン銀行ATMから送金することができます。
KYODAI Remittanceの評判
実際にサービスを利用する前に、評判を確認したいという方も多いと思います。KYODAI Remittanceはウェブサイトやアプリからの送金も可能ですが、日本全国に店舗を展開しているため、店舗利用者が多いです。Google Mapでは245件の口コミがありました。(2024年5月現在)ここでは、良い口コミ、悪い口コミをいくつか抜粋しています。
良い 🙂 | 気になる 🙁 |
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初めて利用しましたが、とても親切で感じ良く迅速に対応して下さり助かりました。 (新大久保駅前支店) | 彼らのレートは他よりずっと低い。他社もチェックするべき。(原文英語・新大久保駅前支店) |
インドネシアに送金しました。 電話で問い合わせてから伺い、親切に対応頂きました。(秋葉原支店) | とてもプロフェッショナルとは言えない男が働いている。彼は好きな時間に店を閉め、好きな時間に店を開ける。(原文英語・秋葉原支店) |
事前に電話してからの初訪問でした。 日本語しか分かりませんが、とても親切でした。(原文英語・小山支店) | スタッフの応対が悪い。(本社) |
良いサービス。とても早い。ベトナムへの送金に最適な為替レート。最高の手数料。毎月送ります。(原文ベトナム語・秋葉原支店) |
KYODAI Remittanceは在日外国人向けの母国への海外送金サービスに特化しており、日本に住む外国籍のユーザーを中心に、店舗利用者が多い傾向があります。全社員も約8割が外国籍スタッフで、多言語でのサポートが可能です。
Google Mapでの評価も多言語での書き込みが目立ち、親切かつ迅速に対応してもらったとの口コミの反面、為替レートが安くない、スタッフの対応に不満があるとの口コミも見られました。
KYODAI Remittanceの海外送金手数料
KYODAI Remittanceの海外送金手数料は、送金先の国、送金金額、資金の受取方法によって手数料がいくらになるか決まります。
ここでは、銀行口座受取りの場合と仮定して、具体的な送金金額を用いてどのくらい手数料がかかり、実際に受け取れる金額をシミュレーションしていきたいと思います。
送金先人気国であるベトナムへ10万円と50万円海外送金する場合、Kyodai Remittance、Wise、楽天銀行の3つの金融機関でかかる合計手数料と受け取ることができるベトナム・ドンがいくらになるのかを比較してみます。
<ベトナム・ドン>
金額 | Kyodai Remittance手数料 | Kyodai Remittance受取額 | Wise手数料 | Wise受取額 | 楽天銀行手数料 | 楽天銀行受取額 | どこが一番安い? |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 760円 | 16,091,470VND | 1,260円 | 16,395,481 VND | 1,750円 | 15,216,497 VND | Wise |
50万円 | 1,750円 | 81,314,416 VND | 5,472円 | 82,211,818 VND | 1,750円 | 77,257,701 VND | Wise |
(2024年5月3日現在)
<ネパール・ルピー>
金額 | Kyodai Remittance手数料 | Kyodai Remittance受取額 | Wise手数料 | Wise受取額 | 楽天銀行手数料 | 楽天銀行受取額 | どこが一番安い? |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 1,000円 | 84,249 NPR | 1,317円 | 86,076.25 NPR | 1,750円 | 79,515.93 NPR | Wise |
50万円 | 1,500円 | 424,223NPR | 5,207円 | 431,904.81 NPR | 1,750円 | 403,545.43 NPR | Wise |
(2024年5月3日現在)
上記の表の通り、ベトナム、ネパールに10万円・50万円を送金するいずれの場合も、受取額が最も多いのはWiseでした。KYODAI RemittanceはWiseに次いで2番目に受取額が多い結果となりました。最も受取額が少ないのは、楽天銀行でした。
KYODAI Remittanceは一見、手数料は少なく見えますが、為替レートに含まれる為替手数料が「隠れコスト」となり、結果的に実際に受け取れる通貨額は少なくなってしまいます。
また、KYODAI Remittanceのシミュレーターでは、「手数料および為替レートの計算結果は、あくまで参考値です。取引に適用される為替レートは、処理時に確定するため、 本結果と異なる場合があります。」と明示されており、実際に適用される為替レートは変わる可能性があるため、注意が必要です。
KYODAI Remittanceの為替レート
海外送金手数料の比較でも少し触れたようにKYODAI Remittanceで適用される為替レートは、あくまでも「送金処理時のレート」が適用されるため、利用者にとっては実際に送金が完了されるまで適用レートが分からず、少し不透明と言えます。
最も受取金額が多かったWiseの海外送金サービスでは、ミッドマーケットレート(市場仲値)と呼ばれる「為替手数料が乗せられていない為替レート」が適用されています。ユーザーが払うべき手数料は全てシミュレーターで送金前に確認することができ、それ以外の手数料は一切かかりません。
KYODAI Remittanceの各種手数料
KYODAI Remittanceの手数料は、主に海外送金手数料と入金手数料がかかります。海外送金手数料は送金先の国や送金額、受取方法によって異なります。
海外送金手数料 |
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450円~3,600円(送金先や送金額、受取方法によって異なる) |
入金手数料 | 料金 |
---|---|
ゆうちょ銀行ATM手数料(KYODAIカード) | 330円~430円 |
ゆうちょ銀行ATM(ゆうちょカード) | 125円~345円 |
ゆうちょ銀行窓口手数料 | 220円~440円 |
(2024年5月3日現在)
KYODAI Remittanceの仕組み
KYODAI Remittanceの新規登録は無料で行うことができます。公式ウェブサイトはもちろん、アプリ、郵送、店頭で登録が可能です。
KYODAI Remittanceは世界各国の主要銀行や金融機関との直接提携により、日本有数の独自の送金システムを確立し、200以上の国や地域への送金が可能です。これによりスピーディーな送金や格安な送金手数料を実現しています。
KYODAI Remittanceの海外送金方法
KYODAI Remittanceでは、一回のみの海外送金であっても必ず会員登録が必要です。海外送金までの流れを見ていきましょう。
ウェブサイト・アプリ・店舗・郵送のいずれかの方法で会員登録をする
登録完了後、営業窓口・Kyodai Remittance Card・Kyodai Smart Card・ゆうちょ銀行振替払込カード・電信振込のいずれかの方法で海外送金が可能です。
受取人は必ずしも銀行口座を持っている必要はなく、現金受取も可能です。ただし、現金受取のみの対応になるため、事前に確認するようにしてください。
KYODAI Remittanceの海外送金にかかる日数
KYODAI Remittanceでは200以上の国や地域への海外送金が可能ですが、送金先の国や送金方法によって海外送金に必要な日数が左右されます。
ウェブサイトのシミュレーターでは送金にかかる日数の目安を確認することができませんが、アジア9カ国(フィリピン・インドネシア・ミャンマー・マレーシア・ネパール・ベトナム・スリランカ・韓国・中国)および南米2カ国(ペルー・ブラジル)に関しては、ウェブサイトで着金予定日が詳しく明示されています。
具体的に、ペルー・ブラジルへの着金予定日をそれぞれ見ていきましょう。
<口座受取りの場合>
国・通貨 | 送金日数目安 |
---|---|
ペルー・アメリカドル(USD) | 同日着金(日本の月曜日に送金処理完了で、ペルーの月曜日に着金) |
ブラジル・レアル(BRL) | 同日着金(土日祝日を除く。例えば、日本の月曜日に送金処理完了で、ブラジルの月曜日に着金) |
(2024年5月4日現在)
このように、ペルー、ブラジルのどちらも早ければ同日中に銀行口座への着金が可能だとされています。楽天銀行で海外送金する場合、楽天銀行の公式サイトでは「おおむね送金日+1営業日~5営業日程度」で着金予定とされており、それと比較してKYODAI Remittanceでは非常にスピーディーな送金が可能であることが分かります。
取扱い通貨
KYODAI Remittanceでは、200カ国以上への国や地域への海外送金が可能です。ただし、取扱い通貨についてはウェブサイトで明確に明示されていないため、メジャーではない通貨を送金する場合には、事前に確認するようにしましょう。
KYODAI Remittanceの送金限度額
KYODAI Remittanceでは、送金人1回につき1,000万円までが上限金額となっています。ただし、送金相手国の法令や送金目的、KYODAI Remittance提携先の方針によって上限金額が変わる可能性があります。
KYODAI Remittanceの運営会社である株式会社ウニードスは、2023年3月に第一種資金移動業者として認可を取得しました。これに伴い、「KYODAI Remittance Plus(キョウダイ・レミッタンス・プラス)」として1件当たりの取扱額が100万円超過の資金決済取引が可能になりました。ただし、2024年5月現在、送金対象国はインドネシア、ベトナム、ネパール、ペルーに限定されており、今後拡大予定となっています。
同社の外国送金取引規定では100万円超過の送金サービスの利用を希望する旨の申し出の上、同社が認証した顧客にのみ提供するサービスとされており、それ以外の場合には100万円以下の送金サービスのみの提供とされています。
KYODAI Remittanceの代替サービス
独自システムの構築によりスピーディーな送金が可能なKYODAI Remittanceですが、他にも海外送金サービスを提供するプロバイダーは存在しています。異なる海外送金サービスプロバイダーをいくつか見ていきましょう。
Wise
Wise(ワイズ)もKYODAI Remittanceと同様、第一種資金移動業の認可を受けている会社の一つです。Wiseでは40以上の通貨をアカウント内で保有でき、70以上の国へ送金が可能。会員登録から送金手続き完了まで全てオンラインで完結します。手数料を上乗せしないミッドマーケットレート(市場仲値)の為替レートが特徴で、ユーザーが払う手数料は送金手数料のみ。格安な手数料で海外へ送金できます。
ただし、KYODAI Remittanceがネットワークを結ぶペルー・ミャンマーへは現状、Wiseでは送金できないため、そのエリアへの送金する機会がある方にとってはKYODAI Remittanceの方が使いやすいと言えるでしょう。
Revolut
Revolut(レボリュート)は2015年にイギリスで発祥したデジタル銀行です。アカウント内で35種類以上の外貨を保有できるほか、200以上の国への海外送金も可能。デビットカードやバーチャルカードの発行もでき、ライフスタイルにあった月額プランが選べます。
KYODAI Remittanceは安全?
先述したように、KYODAI Remittanceは金融庁が認可する「第一種・第二種資金移動業者
(関東財務局長第00004号)」として登録されています。
資金移動業者の主な規制には、履行保証金の供託が含まれています。顧客が海外送金時に振り込んだ資金は、法務局によって100%以上の額が保全され、必要に応じて保証されます。
資金移動業者が破綻した場合、一定期間内に申し出ることで、履行保証金を元に利用者に資金を戻す還付手続きが行われます。このため、資金移動業者では顧客の資金が銀行と同等の安全性で保護される仕組みが整っています。
KYODAI Remittanceの使い方
KYODAI Remittanceを利用して海外送金をするには、まずは会員登録が必要です。
会員登録はオンライン・アプリ・店舗・郵送のいずれかの方法から選べます。オンライン登録の場合は、本人確認書類をアップロードし、受取人情報を入力した後にKYODAI Remittanceで確認作業を終えた後、佐川急便にて「ご利用開始の通知」または「KYODAI Remittance Card(キョウダイカード)」が送付されます。これらの受領を以って、登録完了および送金可能となります。
詳しいアカウント開設方法については、記事の後半でご説明します。
KYODAI Remittanceで海外送金する方法
Kyodai Remittanceの大きな特徴として、Kyodai Remittance Card(キョウダイカード)での送金が挙げられます。Kyodai Remittanceでは店舗をはじめ、アプリやゆうちょ銀行振替払込カード、電信振込での送金が可能です。ここでは、ゆうちょATMでのKyodai Remittance Cardを使った海外送金方法をご紹介します。
KYODAI Remittance Card
Kyodai Remittance Cardとは、全国のゆうちょATM32,000台およびローソン銀行ATM13,542台で簡単に送金ができるカードです。受取人1名につき1枚発行されるカードで、ATMから入金をするだけで、あらかじめカードに登録された受取人へ自動的に送金されます。海外に住む家族や親戚など定期的な送金がある場合にも、スピーディーで手軽に送金することのできる非常に使い勝手の良いカードです。
ゆうちょATMで「お預入れ」を選択
KYODAI Remittance Cardを挿入
「提携金融機関カード」を選択
「確認」を選択
入金口に紙幣を投入
金額を確認し、「確認」を選択
KYODAI Remittance Cardが明細書とともに返却される
入金金額と、運営会社の「Unidos Co., Ltd」の印字がされた明細書は大切に保管しましょう。
海外送金時に必要な情報
KYODAI Remittanceでの海外送金時には、受取人情報の登録が必要です。必要となる情報は以下の通りです。
受取人名(英文・フルネーム)
受取国
国籍
生年月日
連絡先
受取方法(銀行口座受取・現金受取)
送金人との関係
送金目的
KYODAI Remittanceの入金方法
KYODAI Remittanceでの資金入金方法は、次の3つの方法から可能です。クレジットカードやデビットカードでは入金できないため、ご注意ください。なお、入金貨幣は日本円のみとなります。
店舗窓口
ゆうちょ銀行またはローソン銀行ATM
銀行振込
銀行振込みの場合、KYODAI Remittanceの銀行口座6行(ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・横浜銀行・りそな銀行)のいずれかに振込みが可能です。
注意点として、銀行振込みする場合の名義は必ずKYODAI Remittanceの登録名と一致する必要があります。
入金完了後、KYODAI Remittanceオンラインツールのトップページから「入金を残高に反映させる」をクリックし、入金金額・入金先銀行名・受取人・入金明細の画像をアップロードして送信し、KYODAI Remittanceへ連絡することで入金手続きが完了となります。
KYODAI Remittanceで海外送金を受け取る方法
KYODAI Remittanceでは、銀行口座送金のほか、銀行口座を持っていない方のために現金受取もオプションとして選べます。
例えばマレーシアへ現金受取で送金する場合、KYODAI Remittanceが提携しているMoney Gram社、Western Union社で現金を受け取ることができます。
KYODAI Remittanceの海外送金の追跡方法
KYODAI Remittanceでは、公式アプリから送金履歴をダウンロードすることができます。公式アプリからは以下の手順で送金履歴を申請できます。なお、発行に際しては無料で申請可能です。
公式アプリの右上の3本線をクリック
「取引履歴の発行」をクリック
期間と受取人を選び、「申請」をクリック
送金履歴の申請が完了
ただし、リアルタイムでの送金状況の追跡は現状できないようなので、最新情報に関しては直接店舗へ問い合わせした方が良いかもしれません。
KYODAI Remittanceの会員登録方法
Kyodai Remittanceで海外送金をするには、必ず会員登録が必要です。会員登録は店舗・ウェブサイト・アプリ・郵送のいずれかの方法で可能ですが、ここではオンラインでの会員登録方法(個人)をご説明します。
オンライン登録ページから「新規会員登録」をクリック
メールアドレス・パスワードを入力して、「送信」をクリック
PINコードがメールアドレスに送信される
「外国送金取引規定」を一読し、同意したら「送信」をクリック
「初めてのお客様」欄に必要事項を入力し、マイナンバーカード(裏表)の写真をアップロードする
次に、受取人情報を登録します。左のメニューバーから「受取人」をクリックし、「受取人の新規登録」をクリック
「お客様情報」「受取人ID・連絡先」「住所」「受取方法」を入力し、「次へ」をクリック
受取人情報に間違いなければ、「提出する」をクリック
提出後、KYODAI Remittanceで情報を確認後、数日内に佐川急便の「受取人確認サポート」サービスにて、「ご利用開始の通知」または「キョウダイカード」が送付され、登録完了となります。
<法人会員>
KYODAI Remittanceでは、法人としても会員登録が可能です。法人の会員登録は個人の手続きと異なり、まずは問い合わせフォームから問い合わせが必要です。
必要書類
会員登録には、必ず本人確認書類の提出が必要です。本人確認資料として受付される書類は、以下の通りです。
<日本国籍の場合>
運転免許証
マイナンバーカード(表裏両面)
パスポート (現住所記載の補足書類のいずれか1点が必要)
補足書類:国民健康保険証または住民票(発行3ヶ月以内の原本)
<外国籍の場合>
在留カード
KYODAI Remittanceの本人確認手続きにかかる日数
KYODAI Remittanceでの本人確認手続きから送金が可能になるまでの日数は、会員登録方法によって変わります。
ウェブサイトの会員登録画面から登録した場合、送金が可能になるまで3日~5日程度かかります。
KYODAI Remittance公式アプリ (Kyodai APP) から会員登録し、eKYC (Electronic know your customer:電子本人確認)を使って本人確認処理を終えると、すぐに送金できるようになります。
KYODAI Remittanceの利用に銀行口座は必要?
KYODAI Remittanceで海外送金する場合、受取人は必ずしも銀行口座を持っている必要はありません。
KYODAI RemittanceではMoneyGram社やWesternUnion社との提携により、送金先の国で現金で受け取ることが可能です。国によっては現金受取のみの対応となることもあります。
まとめ
1991年に日本に在住するペルー人らが母国への仕送りするために立ち上がったKYODAI Remittance。今では南米のペルーやブラジルのみならず、アジア圏を中心に約200カ国への海外送金サービスを提供しています。
ゆうちょATMやローソン銀行ATMから手軽に送金できるKYODAI Remittance Cardや、分からないことがあった場合に直接問い合わせることのできる店舗展開も充実していて便利な反面、為替レートが高めに設定されており、送金処理時までレートが確定しないのが少し不透明と言えます。同じく海外送金サービスを展開するWiseでは、常に市場仲値のミッドマーケットレートが適用され、送金前に適用レートが確認できます。「送金コストを抑えたい」という方は、代替手段として検討してみるもの良いでしょう。
出典:
KYODAI Remittanceの海外送金の評判とよくある質問
送金先の国や送金方法によって海外送金に必要な日数は変わります。例えば、ブラジルやペルーの銀行口座への送金は、ほとんど同日内に着金します。
KYODAI Remittanceは金融庁が認可する「第一種・第二種資金移動業者(関東財務局長第00004号)」として登録されています。資金移動業者は履行保証金の供託が規制に含まれているため、お客様の資金は法務局によって100%以上の額が保全され、必要に応じて保証されます。
日本国籍の場合、有効な運転免許証またはマイナンバーカードが必要です。外国籍の場合、現住所が記載された有効な在留カードが必要です。
日本国籍の場合、有効な運転免許証またはマイナンバーカードが必要です。外国籍の場合、現住所が記載された有効な在留カードが必要です。
受取人が銀行口座を持っていなくても、受取方法として現金受取が選択できます。