おすすめの外貨両替宅配サービス6社を比較!手数料やレートが安いのは?
「外貨宅配サービスを使ってみたいけど、おすすめが知りたい」「外貨両替が必要だけど、両替に行く時間がない」とお考えの方に向けて、外貨宅配サービス6社を徹底比較します。インターネットで外貨を注文して、自宅や店頭などで受け取れる外貨宅配サービス。宅配サービスは割高なイメージを持たれがちですが、今回の手数料比較では、驚くことに為替レートが非常にお得で、送料も安く設定されている外貨宅配サービスもありました。
今回は外貨宅配サービスのほかに、海外では欠かせないWiseデビットカードもご紹介します。Wiseデビットカードは海外ATMでも規定回数・金額内であれば現地通貨を無料で引き出すことができ、さらにアカウント内に決済外貨を保有していれば、ショッピングでの決済手数料もかかりません。本記事を参考に、両替にかかる手数料を節約していきましょう。
本記事の目次
インターネット外貨宅配サービス比較表・おすすめはどこ?
さっそく、代表的な外貨両替宅配サービスを提供する6社を比較していきましょう。
なお、本調査は2024年10月22日に実施しており、当日の市場仲値は1米ドルあたり150.76円でした。
項目 | Travelex (トラベレックス) | マネーバンク | 外貨両替ドルユーロ | インターバンク | NOW CURRENCY EXCHANGE | エクスチェンジャーズ |
---|---|---|---|---|---|---|
為替レート(米ドル) | × 154.40円 | △ 153.31円 | × 154.25円 | ◎ 150.78円 | ◎ 150.20円 | 〇 151.68円 |
配送料 | 990円(3万円以上10万円未満) 無料(10万円以上) | 無料 速達: 500円 | 400円(10万円以下) 無料 速達: 500円 | 300円(5万円以上) 無料(10万円以上) | 500円(3万円以上10万円未満) 無料(10万円以上) | 500円(7万円未満) 無料(7万円以上) |
外貨発送スケジュール | クレジットカード払い・代金引換: 当日出荷 銀行振込: 通常2営業日以内 | 平日14時まで申込で当日発送(土日祝除く) | 代金引換: 当日発送 銀行振込: 当日発送 | 入金確認翌日発送 | 平日15時まで申込で当日発送 | 銀行振込: 即日発送 代金引換: 即日発送可 |
受け取り方法 | 自宅またはトラベレックス店舗 | 自宅または空港郵便局 | 自宅または指定場所 | 自宅または職場 | 自宅または店舗 | 指定住所 |
支払い方法 | 代金引換、銀行振込、クレジットカード | 銀行振込 | 銀行振込 | 銀行振込 | 現金、銀行振込 | 代金引換、銀行振込 |
取扱通貨数 | 約30通貨 | 17通貨 | 17通貨 | 13通貨 | 18通貨 | 95通貨 |
最低注文金額 | 3万円以上 (各通貨1万円以上) | 7万円以上 | 3万円以上 | 5万円以上 | 3万円以上 | 1万円以上 |
外貨→日本円へ対応 | 外貨郵送売却可能 | 外貨郵送売却可能 | 外貨郵送売却可能 | 外貨郵送売却可能 | 店舗のみ対応 | 店舗のみ対応 |
2024年10月22日現在の情報を基に作成 (1)営業日(土、日、祝、銀行休業日除く)午前9時までに当社システムで発送手続きに進んだ注文に限る。(2)営業日(土、日、祝、銀行休業日除く)午後2時までに弊社口座へお振込みいただいた注文に限る (3)毎営業日の午前11時までの申込みに限る (4)毎営業日の午前11時までの口座へ着金確認に限る (5) 平日10時までの注文及び15時までの入金確認に限る (6)土日祝でも代引であれば即日発送可
各外貨両替宅配サービスの詳細は、本記事の中盤にご説明します。
外貨宅配の代替サービス
「仕事が忙しくてなかなか事前に外貨両替に行けない」という方にとって、海外渡航前に自宅や指定場所まで届けてくれる外貨宅配サービスは非常に便利なサービスです。しかし、送料が別途かかったり、為替レートが高かったりと、手数料が割高なのがデメリットと言えます。
このような外貨宅配のデメリットをカバーしてくれる代替サービスが、海外旅行に便利なWiseデビットカードです。
Wiseデビットカードは、Wiseアカウント内に40以上の通貨を保有することができる外貨に強いカードです。アプリやオンラインで好きなタイミングで外貨両替ができ、両替手数料も0.33%~とリーズナブル。渡航前に為替レートが良いタイミングで必要な通貨へ両替しておけば、わざわざ両替店に行く必要はありません。
Wiseデビットカードは海外ショッピングもお得に利用することができます。一般的なクレジットカードでは、例えばエポスカードの場合、VISAインターナショナルが指定する為替レートに加え、海外事務手数料として2.20%を上乗せした為替レートが適用されます。Wiseデビットカードなら、決済通貨をアカウント内に保有していれば、手数料無料で外貨のまま支払いが可能です。
現地通貨の現金が必要なときも、Wiseデビットカードなら引き出し手数料の心配はありません。海外ATMでは、毎月2回、合計最大30,000円相当までなら手数料無料で引き出しすることができます。
このように、Wiseデビットカードは海外に行く際には欠かすことのできない一枚です。
外貨宅配サービス各社の手数料を徹底比較
外貨宅配サービスの概要はお分かりいただけたでしょうか?
ここからは、実際に日本円から米ドル、ユーロ、オーストラリア・ドルへ両替する際の各社の手数料を比較してみましょう。
日本円→米ドル (USD)
まずは、500米ドル(約7万円)注文時に必要な日本円の手数料を比較していきましょう。(自宅受取および銀行振込での支払いと想定)
なお、本調査は2024年10月24日現在のミッドマーケットレートは1ドルあたり152.34円でした。
サービス名 | 両替・レート | 外貨宅配手数料 | その他手数料 | 手数料の総額 |
---|---|---|---|---|
Travelex | 156.13円(+3.79円) | 990円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 代引手数料: 330円 | 1,895円(為替手数料)+ 990円(送料)= 2,885円 |
マネーバンク | 155.34円(+3.0円) | 全国一律送料無料 速達:別途500円 | 再送料:800円 | 1,500円(為替手数料) + 送料無料 |
外貨両替ドルユーロ | 155.90(+3.56円) | 400円 無料(10万円以上) | 代金引換 / 送料:700円 速達:別途500円 | 1,780円(為替手数料)+ 400円(送料)= 2,180円 |
インターバンク | 152.78円(+0.44円) | 300円(5万円以上) 無料(10万円以上) | なし | 220円(為替手数料)+ 300円(送料)= 520円 |
NOW CURRENCY EXCHANGE | 152.67円(+0.33円) | 500円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 | 165円(為替手数料)+ 500円(送料) = 665円 |
エクスチェンジャーズ | 153.58円(+1.24円) | 一律500円(7万円未満) 無料(7万円以上) | 代引手数料:390円 | 620円(為替手数料)+ 送料無料 |
Wise | ミッドマーケットレート | 宅配サービスなし | 両替手数料:0.33%~ ATM手数料: 毎月2回まで、3万円相当額までの出金は無料 | 395円(両替手数料) |
日本円から500米ドルを外貨宅配サービスを使って両替する場合、最も手数料が安いのはインターバンクという結果になりました。インターバンクはミッドマーケットレートに対して為替手数料は0.44円しか上乗せしておらず、合計手数料は520円と非常にお得。配送料も300円と、他社よりも格安な設定です。「店舗へ行って両替した方が安いのでは?」と思いがちですが、インターバンクの場合には交通費を考慮すると、宅配サービスを利用した方が安く済む可能性があります。
一方、Wiseは外貨宅配サービスではありませんが、為替手数料を一切上乗せしていないミッドマーケットレートが特徴です。アカウントに日本円で入金をして、アカウント内で米ドルに両替するという方法もあります。この場合の手数料は金額によって変動しますが、0.33%~とリーズナブルな設定です。
Wiseデビットカードがあれば、月2回まで、3万円相当額までなら現地ATMで現地通貨の出金ができるため、日本では最低限のみ両替しておき、必要に応じて現地のATMで引き出す、という方法も良いでしょう。
日本円→ユーロ (EUR)
次に、500ユーロ(約8万円)注文時に必要な日本円の手数料を比較していきましょう。
なお、宅配の受け取りは自宅、支払いは銀行振込と仮定しています。
2024年10月25日現在のミッドマーケットレートは1ユーロあたり164.43円でした。
サービス名 | 両替・レート | 外貨宅配手数料 | その他 | 手数料の総額 |
---|---|---|---|---|
Travelex | 169.22円(+4.79円) | 990円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 代引手数料: 330円 | 2,395円(為替手数料)+ 990円(送料)= 3,385円 |
マネーバンク | 167.74円(+3.31円) | 全国一律送料無料 速達:別途500円 | 再送料:800円 | 1,655円(為替手数料)+ 送料無料 |
外貨両替ドルユーロ | 168.47円(+4.04円) | 400円 無料(10万円以上) | 代金引換:700円 速達:別途500円 | 2,020円(為替手数料)+ 400円(送料)= 2,420円 |
インターバンク | 164.48円(+0.05円) | 300円( 5万円以上) 無料(10万円以上) | なし | 25円(為替手数料) + 300円(送料)=325円 |
NOW CURRENCY EXCHANGE | 164.14円(-0.29円) | 500円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 | 0円(為替手数料) + 500円(送料) = 500円 |
エクスチェンジャーズ | 165.06円(+0.63円) | 一律500円(7万円未満) 無料(7万円以上) | 代引手数料:390円 | 315円(為替手数料)+ 送料無料 |
Wise | ミッドマーケットレート | 宅配サービスなし | 両替手数料:0.33%~ ATM手数料: 毎月2回まで、3万円相当額までの出金は無料 | 411円(両替手数料 0.5%) |
500ユーロ(約8万円)注文時にかかる手数料総額が最も安いのは、エクスチェンジャーズ、2番目に安いのは10円差でインターバンクという結果になりました。
今回はエクスチェンジャーズでの支払い金額が送料無料の基準を超えていたため、送料負担がなくなり、結果として一番安い手数料総額となりました。外貨両替宅配サービスでは送料無料となる基準が設けられていることが多いため、両替金額も考慮して、しっかり見極めることが重要です。
外貨両替宅配サービス以外のWiseでは、日本円から500ユーロへの両替手数料合計は411円と、エクスチェンジャーよりも若干高い手数料でした。
日本円→オーストラリア・ドル (AUD)
最後に、700オーストラリア・ドル(約7万円)注文時に必要な日本円の手数料を比較していきましょう。なお、宅配の受け取りは自宅、支払いは銀行振込と仮定しています。
2024年10月24日現在のミッドマーケットレートは1オーストラリア・ドルあたり101.20円でした。
サービス名 | 両替・レート | 外貨宅配手数料 | その他 | 手数料の総額 |
---|---|---|---|---|
Travelex | 113.40円(+12.2円) | 990円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 代引手数料: 330円 | 8,540円(為替手数料)+ 990円(送料)= 9,530円 |
マネーバンク | 104.17円(+ 2.97円) | 全国一律送料無料 速達:別途500円 | 再送料:800円 | 2,079円(為替手数料) |
外貨両替ドルユーロ | 106.34円(+5.14円) | 400円 無料(10万円以上) | 代金引換 / 送料:700円 速達:別途500円 | 3,598円(為替手数料)+ 400円(送料)= 3,998円 |
インターバンク | 101.48円(+ 0.28円) | 300円(5万円以上) 無料(10万円以上) | なし | 196円(為替手数料)+ 300円(送料)= 496円 |
NOW CURRENCY EXCHANGE | 101.29円(+0.09円) | 500円 無料(10万円以上) | 店舗受取:無料 | 63円(為替手数料)+ 500円(送料)= 563円 |
エクスチェンジャーズ | 105.31円(+4.11円) | 一律500円(7万円未満) 無料(7万円以上) | 代引手数料:390円 | 2,877円(為替手数料) |
Wise | ミッドマーケットレート | 宅配サービスなし | 両替手数料:0.33%~ ATM手数料: 毎月2回まで、3万円相当額までの出金は無料 | 347円(両替手数料 0.49%) |
700オーストラリア・ドルを注文する場合でも、最も手数料が安いのがインターバンク、2番目に安いのがNOW CURRENCY EXCHANGEでした。為替手数料としてはインターバンクの方が安いのですが、NOW CURRENCY EXCHANGEの方が送料が高いため、合計手数料で差がついた形になります。
対して、宅配サービスではありませんが、Wiseの合計手数料は347円となっており、一番手数料が安い結果になりました。
おすすめの外貨両替宅配サービス一覧
ここからは、冒頭でご紹介した外貨両替宅配サービス6社のサービスの特徴をご紹介します。外貨宅配サービスを選択する上でポイントとなる、取扱通貨数や為替レート、配送料、支払い方法、受け取り方法などを確認していきましょう。
Travelex
外貨両替店として知名度の高いTravelex。日本の主要都市の空港に外貨両替専門店を展開するTravelexは、宅配サービスも提供しています。
主要通貨はもちろん、マイナーな通貨まで計31種類の通貨を取り揃えており、インターネットから注文し、受取先として自宅またはTravelexの店舗での受け取りから選択が可能。支払い方法は手軽なクレジットカードのほか、銀行振込や代金引換から選べます。旅好きには嬉しい、JALやANAのマイルも貯められるメリットもあります。
利便性の高いサービスの反面、両替レートは比較的高く、送料も990円と安くないことがデメリットと言えるでしょう。
取扱通貨数 | 31通貨 |
取扱通貨名 | EUR, USD, GBP, AUD, CAD, CNY, SGD, QAR, KRW, THB, TWD, CZK, CHF, DKK, FJD, HKD, XPF, NOK, NZD, PLN, SAR, SEK, PHP, VND, IDR, MYR, BRL, ZAR, AED, MXN, RUB, HUF |
両替レート | × 悪い |
配送料 | 990円 無料(10万円以上) |
その他手数料 | 店舗受取:無料 代引手数料: 330円 |
支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード、代金引換 |
受け取り方法 | 自宅または店舗 |
2024年10月24日現在の情報を基に作成
マネーバンク
今回ご紹介する6社のなかで唯一、全国送料無料で外貨両替宅配サービスを利用できるのがマネーバンクです。
ウェブサイトから注文をして、平日14時までに銀行振込で支払えば当日中に発送が可能。自宅や出国前に空港の郵便局で受け取ることができます。ただし、最低注文金額7万円以上で、両替レートは高めの傾向があります。特に米ドルに関してはミッドマーケットレートよりも約2.6円の為替手数料が上乗せされており、お得とは言い難いかもしれません。
取扱通貨数 | 17通貨 |
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取扱通貨名 | EUR, USD, GBP, CNY, KRW,AUD, NZD, CAD, HKD, SGD, THB, TWD, CHF, IDR, PHP, MYR, VND |
両替レート | △ 高め |
配送料 | 全国一律送料無料 |
その他手数料 | 速達:別途500円 再送料:800円 |
支払い方法 | 銀行振込 |
受け取り方法 | 自宅または空港郵便局 |
2024年10月24日現在の情報を基に作成
外貨両替ドルユーロ
外貨両替ドルユーロは24時間注文受付、平日11時まで注文・着金確認で当日出荷にも対応している便利な外貨宅配サービスです。
特別優遇レートが特徴で、取引金額に応じて3つのレートに分かれたレートが適用されます。高額取引になるにつれてお得なレートが適用されるため、まとまった金額の両替が必要になった際や業務用などにもおすすめです。
取扱通貨数 | 17通貨 |
取扱通貨名 | USD, EUR, GBP, CNY, KRW, HKD, TWD, CAD, CHF, AUD, NZD, THB, SGD, PHP, IDR, VND, MYR |
両替レート | △ 高め |
配送料 | 400円 無料(10万円以上) |
その他手数料 | 代金引換:700円 |
支払い方法 | 銀行振込・代金引換 |
受け取り方法 | 自宅または指定場所 |
NOW CURRENCY EXCHANGE
NOW CURRENCY EXCHANGEは資金移動業者として認可、登録を受ける株式会社Y&Wが2023年7月に立ち上げた新たな外貨両替ブランドで、新宿歌舞伎町に店舗を構えています。
NOW CURRENCY EXCHANGEでは為替手数料の安さが特徴です。各社の手数料でも比較したように、米ドルやユーロ、オーストラリア・ドルの為替手数料はどれも1円に満たず、お得に両替できます。為替手数料を重視するという方にとってはおすすめです。
取扱通貨数 | 17通貨 |
取扱通貨名 | USD, CAD, EUR, GBP, CHF, CNY, KRW, HKD, TWD, SGD, THB, PHP, VND, MYR, IDR, AUD, NZD |
両替レート | ◎ とても良い |
配送料 | 500円(3万円以上10万円未満相当額) 無料(10万円以上) |
その他手数料 | なし |
支払い方法 | 現金、銀行振込 |
受け取り方法 | 自宅または店舗 |
2024年10月25日現在の情報を基に作成
インターバンク
業界最安レートの提示を目指すインターバンク。独自ルートによる外貨買い付けにより、中間業者コストを削減することで、非常に良いレートを提示しています。送料も他社よりも安く設定しており、5万円以下の場合は300円、5万円以上で送料無料と格安です。新宿に店舗を構えているため、お近くの場合や時間に余裕のある場合には来店での両替を検討するのも良いでしょう。
取扱通貨数 | 17通貨 |
取扱通貨名 | USD, EUR, CNY, KRW, HKD, TWD, GBP, CAD, AUD, NZD, SGD, THB, PHP, VND, MYR, CHF, IDR |
両替レート | ◎ とても良い |
配送料 | 300円(5万円以上) 無料(10万円以上) |
その他手数料 | なし |
支払い方法 | 銀行振込 |
受け取り方法 | 自宅または職場 |
エクスチェンジャーズ
エクスチェンジャーズは政治評論家としても知られる竹田恒泰氏が代表取締役を務める外貨両替所です。東京、北海道、京都、大阪、三重に店舗を展開し、(2024年10月現在、東京と北海道以外は休業中)店舗では156通貨、オンラインでは95通貨と国内最多の外貨を取り扱っています。両替レートも比較的よい傾向があります。手数料の比較では、米ドルやユーロにおいては1円以下の為替手数料となっています。しかし、オーストラリア・ドルでは約4円の為替手数料が上乗せされているため、通貨によっては割高になる可能性があります。
取扱通貨数 | 店頭:156通貨 オンライン:95通貨 |
取扱通貨名 | USD, EUR, CNY, KRW, RUB, CHF, SEK, PLN, NOK, DKK, CZK, RON, HUF, UAH, BGN, HRK, BYN, RSD, AZN, ISK, GEL, BAM, ALL, AMD, MKD, GBP, MDL, GGPなど。詳しくは公式ページをご確認ください。 |
両替レート | 〇 良い |
配送料 | 一律500円(7万円未満) 無料(7万円以上) |
その他手数料 | 代引手数料:390円 |
支払い方法 | 代金引換、銀行振込 |
受け取り方法 | 指定住所 |
外貨両替宅配サービスのメリット・デメリット
外貨両替というと空港や両替店での両替が一般的で、宅配サービスはあまり利用したことがないという方も多いのではないでしょうか?
宅配サービスのメリットやデメリットを見ていきましょう。
外貨宅配サービスのメリット | 外貨宅配サービスのデメリット |
---|---|
✅出発前に自宅や指定場所で外貨の受け取りが可能 ✅オンラインで簡単に注文が可能 ✅サービスや両替金額によっては手数料の節約が可能 ✅混雑しがちな空港両替所での行列を避けることが可能 | ❌両替金額によっては送料負担がある ❌金種指定ができないことがある ❌最低注文金額が設定されている |
ここまでの記事でも解説してきたように、外貨両替サービスは金額や通貨によっては為替レートもよく、うまく活用すれば手数料を節約できます。また、空港の両替所は時間帯によっては営業時間外で利用できないことも。宅配サービスを利用すれば、出発直前に空港の両替所の混雑を回避したり、営業時間外で両替できなかった、という事態を避けることもできます。
デメリットとしては、送料無料基準に満たない場合は送料がかかることや、金種指定ができないことが挙げられます。また、外貨宅配サービスでは各社で最低注文金額が設定されているので、注文前に確認が必要です。
インターネットでの外貨宅配サービスの注文方法
外貨宅配サービスの利用方法は非常にシンプルです。業者の中には24時間受付できることもあり、オンラインで注文・支払いをすれば、自宅や店舗などの指定場所で外貨を受け取ることができます。例として、Travelexでの外貨宅配サービスの注文方法は以下の通りです。
通貨を選択する
支払い方法を指定する
受取方法、配達日を指定する
注文者の情報を入力する
郵便書留等で配達される
外貨宅配サービスによっては配達日の指定ができなかったり、自宅以外の指定場所での受け取りができない可能性があります。注文前に必ず確認しましょう。
まとめ
「外貨両替宅配サービスは送料もかかるし、高くつきそう」と思われがちですが、今回の手数料比較ではお得な為替レートが提示されているサービスのほか、基準額に達していれば送料無料、注文後に着金が確認されれば即日発送されるなど、渡航前の慌ただしい中でも便利かつスピーディーに受け取ることができる非常に便利なサービスであることが分かりました。
事前の両替に加えて、万が一渡航先で現地通貨が必要になった場合に便利に使えるWiseデビットカードを作っておくのも、おすすめです。Wiseデビットカードなら、海外ATMでミッドマーケットレートでの現金引き出しができたり、事前にアカウントに外貨を入金しておけば、手数料無料で外貨のままショッピングの決済も可能。クレジットカードよりも手数料を節約できます。
空港での両替レートは高いことが多いため、今後はお得な外貨宅配サービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
外貨両替宅配サービスについてよくある質問
外貨両替宅配サービスのデメリットは、送料無料基準額を満たさない場合に送料が別途かかることです。また、空港での両替のように金種指定ができないことがあります。
外貨両替宅配サービスの最低注文金額は、業者によって異なりますが、1万円~7万円程度であることが多いです。
外貨両替宅配サービスの注文は非常に簡単です。インターネットで希望通貨や金額、配達指定日(可能な場合)を入力します。指定された支払い方法で決済すれば、自宅へ一般書留等で配達されます。業者によって異なりますが、自宅以外にも勤務先や空港郵便局などでの受け取りも可能です。
少額の外貨両替であれば、Wiseデビットカードがおすすめです。月に2回まで、3万円(相当額)までであれば、海外ATMで手数料無料で引き出すことができます。さらに、ミッドマーケットレートでの両替のため、為替手数料はかかりません。 外貨両替店のエクスチェンジャーズでは、1万円以上からオンラインで外貨注文ができますが、送料無料の基準に満たず、送料が別途500円かかるためお得とは言えません。
出典: