外貨両替の手数料を徹底比較!どこで両替するのが一番安い?

高橋 美穂
ライター
石井 美南海
最終更新日
2025年6月2日

「どこで外貨両替するのが一番安い?」「両替できる場所が知りたい」という方に向けて、今回は7つの外貨両替方法の手数料を徹底比較します。外貨両替には、両替所、金券ショップ、クレジットカードやデビットカードを使ったATMでの現地通貨の引き出し、外貨宅配サービス、Wiseデビットカードのような海外旅行カードなど、さまざまな選択肢があります。海外旅行の予定がある方は、ぜひ参考にして手数料の節約にお役立てください。

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外貨両替とは?

外貨両替とは、日本円から米ドル、米ドルからユーロなど、異なる国同士の通貨である紙幣や硬貨を交換することを指します。外貨両替には通常、金融機関が発表する仲値に手数料を含んだ為替レートが用いられます。

外貨両替は、銀行や両替専門店で取引が可能です。日本国内では、空港や街中の両替専門店、大黒屋などの金券ショップでも取り扱いがあります。以前は銀行でも外貨両替サービスが提供されていましたが、キャッシュレス決済の普及やマネーロンダリング対策などを背景に、多くの銀行ではサービスを終了しています。代わりに、トラベレックス (Travelex)などの両替専門店と外貨両替サービスは業務提携をしている銀行もあります。

外貨両替の方法としては、両替専門店で現金での外貨両替のほか、オンラインで外貨を購入して、自宅まで宅配する外貨宅配サービスや、クレジットカードやデビットカードを使って、海外ATMで現地通貨を引き出すという方法もあります。海外送金サービスで人気のあるWise(ワイズ)のように、アプリで両替して、アカウントに紐づくデビットカードで外貨のまま支払えるサービスもあります。

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外貨両替をするのに、一番安いのはどこ? 

さっそく、本題である最も安く外貨両替できる場所を見ていきましょう。

ここでは、分かりやすく日本円3万円を米ドルに両替すると仮定して、6つの両替方法のそれぞれの両替レートと手数料、両替後に受け取れる金額を表で比較していきます。

なお、本調査時点でみずほ銀行が公示する米ドルの市場仲値は142.96円でした。

手段両替レート
(仲値との差)
手数料内訳両替後の金額 (USD) *(3)
両替所(外貨両替 ドルレンジャー・新宿西口店)144.15円
(+1.19円)
為替手数料:247.65円208.11 USD
金券ショップ(大黒屋145.97円
(+3.01円)
為替手数料:618円205.52 USD
クレジットカード支払い(楽天VISAカード143.58円
(+0.62円)
海外事務手数料:1,089円
為替手数料:129円
合計:1,218円
208.94 USD
海外旅行カード支払い(Wiseデビットカード)142.7円
(-0.26円)
両替変動手数料:182円(0.6067%〜)*(2)
為替手数料:0円
208.96 USD
ATM現金引き出し(楽天VISAカード)143.58円
(+0.62円)
利息:488円 *(1)
ATM手数料:220円(税込)
為替手数料:126円
合計:834円
204.01 USD
ATM現金引き出し(Wiseデビットカード142.7円
(-0.26円)
両替変動手数料:182円(0.6067%)(2)
出金手数料:毎月2回まで、合計3万円相当額まで無料
(4)
208.96 USD
外貨宅配サービス(トラベレックス・オンライン146.15円
(+3.19円)
為替手数料 654円
送料:
・注文金額10万円未満:990円(税込)
・10万円以上:無料
205.27 USD

(2025年4月24日 8ː45CET現在)*(1) 借入日は2025年4月24日・ 実質年率18.0%・一括返済と仮定して算出*(2) 金額や通貨によって手数料は変動*(3) 小数点第3位以下切り捨て

*(4) 3回目以降、1回の出金あたり70円+3万円を超えた金額の1.75%の手数料が発生

上記の通り、手数料が一番安いのは、Wiseデビットカードでのカード払いとATM現金引き出しという結果でした。ともに手数料は両替手数料の182円のみで、Wiseでは変動する仲値であるミッドマーケットレートが適用されるため、為替手数料は一切かかりません。受け取れる両替後の金額はも208.96 USDと、今回比較したサービスの中では最も多い受取金額でした。

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今回は米ドルへの両替をシミュレーションしましたが、外貨両替サービスでは金額や通貨によってもレートや手数料が大きく変動することに注意が必要です。各両替サービスのメリットやデメリットについては、本記事の中盤で詳しく解説していきます。

そもそも外貨両替して現金を持っていく必要はあるのか?

近年では海外の主要都市以外でも、カード決済が可能な店舗が増加傾向にあります。ただし、チップの支払いや小さな商店などでは現金が必要な場面もあるため、少額の現金を持参していくことが望ましいです。

現金を調達するには、日本や現地で両替するか、海外ATMでクレジットカードやデビットカードを使って引き出すかの2つの方法があります。

海外での決済にはクレジットカードやデビットカード払いが便利ではありますが、日本のカードを海外で使用する場合、利用金額に加えて海外事務手数料が上乗せされることに注意が必要です。

海外事務手数料は近年、多くのカード会社で引き上げが相次いでいます。例えば、楽天カードでは2025年3月から2.20%から3.63%に値上げされています。海外渡航前に、契約しているカードの海外事務手数料を確認しておくと良いでしょう。

各両替方法の詳細とメリット・デメリット

ここからは、冒頭で比較した各両替方法の詳細と、メリット・デメリットを解説していきます。

両替所での外貨両替

外貨両替はいつも両替所を利用するという方が多いのではないでしょうか?

空港や街中のアクセスの良い場所で営業していることが多く、利便性が高さが特徴です。各両替所では独自の両替レートを設定しており、レートに手数料を含んでいることがほとんどです。

メリットとしては、銀行での外貨両替では営業時間が限られている一方、両替所のなかには営業時間も長く、週末や祝日にも営業している店舗があることが挙げられます。

代表的な両替所としては、以下の両替所が知られています。

  • トラベレックス (Travelex)

  • 外貨両替 ドルレンジャー

  • GPA外貨両替専門店(成田空港グループ直営)

両替所での外貨両替のメリット・デメリット

最もメジャーと言える両替所での外貨両替の最も大きなメリットは、利便性の高さと言えるでしょう。

両替所の多くは空港や駅近などに店舗を構えていることが多く、さらに夜や週末などに営業している店舗もあるため、仕事帰りや休日に立ち寄ることができます。一方、デメリットとしては、両替所それぞれが独自のレートを設定しているため、好レートでの両替を希望する場合には事前にリサーチが必要になります。また、特に空港の両替所はレートが悪く、手数料で損をすることが多いため、おすすめとは言えません。

メリットデメリット
✅ 空港内や街中など利便性が高い場所に店舗があり、立ち寄りやすい
✅ 夜や週末などに営業している店舗もある
✅ 国内・渡航先のいずれでも両替が可能
✅ クレジットカードで外貨購入できる両替所もある
❌ 空港内の両替所は特にレートが悪い
❌ 店舗によって両替レートが異なる
❌ 海外の両替所は偽札が紛れるなどのリスクがある

金券ショップでの外貨両替

商品券や乗車券などの金券を取り扱う金券ショップでも、外貨両替サービスを提供している店舗もあります。

金券ショップは主にビジネス街や駅前に集中して展開しており、銀行よりも営業時間が長く、足を運びやすいことが特徴です。両替所同様、手数料はレートに含まれていることがほとんどです。

外貨両替サービスを提供している金券ショップは、以下の通りです。

  • 大黒屋(外貨両替取扱い店舗に限る)

  • 外貨両替ドルレンジャー

  • 金券ショップ甲南チケット

金券ショップでの外貨両替のメリット・デメリット

金券ショップでの外貨両替には、以下のメリットやデメリットがあります。

金券ショップは駅近やビジネス街に店舗展開していることが多く、営業時間も長いことから仕事や学校帰りにも立ち寄りやすいことが大きなメリットと言えます。また、空港の両替所と比較して、レートがお得な場合もあります。

デメリットとしては、チェーン店であっても店舗によって取り扱い通貨や在庫数が異なるため、購入したい外貨が在庫不足である可能性があり、注意が必要です。

メリットデメリット
✅ アクセスの良い立地で足を運びやすい
✅ 銀行よりも営業時間が長い
✅ 店頭でスピーディーに両替が可能
✅ 空港の両替所よりも好レートな場合がある
❌ 店舗によって取り扱い通貨が異なる
❌ 在庫不足の場合がある
❌ 偽造紙幣が紛れている可能性がある

銀行での外貨両替

現在、大手銀行を含むほとんどの銀行では外貨両替サービスを終了しています。

これはキャッシュレス決済の普及で外貨現金の需要が減少していることや、マネーロンダリング(資金洗浄)対策を理由としています。

多くの銀行では、大手両替専門店のトラベレックスジャパン株式会社と外貨両替サービスにおいて業務提携をしており、例えば、三井住友銀行やりそなグループでは、トラベレックス店舗でキャッシュカードを提示すると優遇レートが適用されるメリットを享受できます。

カードでの支払い

海外渡航では、クレジットカードやデビットカードを使って支払うのが便利です。しかし、日本国内発行のカードで買い物をすると、VISAやMastercard®などの国際ブランドが定める基準レートが適用されるほか、高額な海外事務手数料が加算されるため、割高な請求となることをご存知でしょうか。

海外事務手数料は利用金額に対する事務処理費として、各カード会社が定める手数料が上乗せされて請求されます。例えば、JCBカードの場合は1.6%、エポスカードの場合は2.20%、三井住友カードの場合は3.63%を加えた換算レートで日本円に換算されます。(2025年4月26日現在)

そのため、海外事務手数料を節約するには、海外や外貨決済に特化した海外旅行カードを利用するのがおすすめです。

海外送金サ-ビスで知られるWiseでは、アカウントに日本円を入金すると、米ドルやユーロなどを含む40 以上の通貨へ自在に両替できます。また、Wiseでは海外事務手数料は一切かからず、両替手数料も0.68%~と格安です。両替レートはミッドマーケットレートと呼ばれる、手数料を含まない為替相場そのもののレートが適用されるため、手数料で損をすることはありません。アカウントに紐づくWiseデビットカードなら、世界150カ国で利用でき、決済通貨を保有していれば、手数料無料で支払いが可能です。万が一、決済通貨を保有していなくても、手数料が最安の通貨から自動で両替して支払うことができます。余った通貨はそのまま次回の旅行に使ったり、日本国内での買い物にも利用できるため、ムダがありません。

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クレジットカードでの支払いのメリット・デメリット

海外旅行に一枚は持っておきたいクレジットカード。メリット・デメリットは次の通りです。

クレジットカードは、一枚持っておくと海外渡航の際には少額の現金のみの持参で済むため、現金の盗難リスクを最小限に抑えられるメリットがあります、また、海外旅行保険付帯のクレジットカードなら、別途保険に加入する手間を省くことができます。

一方、国際ブランド独自の基準レートで換算されてしまうことや、海外事務手数料が加算されてしまうことが大きなデメリットと言えます。海外事務手数料は近年、値上げしているカード会社もあるため、渡航前に今一度確認しておくと良いでしょう。

メリットデメリット
✅ 少額の現金の持参で済む
✅ 多くの国や店舗で利用可能
✅ ポイントやマイルが貯まる
✅ カードによっては海外旅行保険の利用が可能
❌ 海外事務手数料が加算される
❌ 国際ブランド独自のレート換算で請求される
❌ 使いすぎてしまうリスクがある

海外旅行カードの支払いのメリット・デメリット

海外旅行には必需品とも言える海外旅行カードのWiseデビットカードのメリットやデメリットをまとめました。

Wiseデビットカードのメリットは多く、アカウント内に40以上の通貨を保有でき、好きなタイミングで好きな通貨に自在に両替が可能です。希望のレートに達したタイミングで両替を予約できる自動両替機能もあるため、好タイミングを逃さずに両替することも可能です。クレジットカードのような海外事務手数料や不利なレートで手数料を余分に払うこともありません。

一部のクレジットカードのように付帯の海外旅行保険はないため、ポイントやマイルを貯めている方にとってはデメリットと感じてしまうかもしれません。また、Wiseの日本ユーザ-の場合、日本の規制により、アカウントで保有できる資金は100万円相当額までの上限が設けられています。

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メリットデメリット

✅アカウント内に40 以上の通貨を保有可能

✅保有通貨での決済なら、決済手数料無料
✅海外事務手数料が無料
✅為替手数料がかからないミッドマーケットレートの適用
✅アプリで自在に両替でき、両替手数料は格安の0.68%〜

✅海外ATMで現地通貨引き出しも可能

❌ ポイントやマイルなどの特典なし
❌ 海外旅行保険の特典なし
❌ アカウントの保有残高上限は100万円相当額まで *

* 日本の住所で登録している日本ユーザーの場合

ATMでの現金引き出し

クレジットカードの海外キャッシングやデビットカード、海外旅行カードを使ったATMでの現地通貨引き出しも外貨両替の一つの方法です。渡航前や旅行中に両替所を探し回ることなく、ATMで必要な分だけ引き出すことができます。

クレジットカードの場合は、海外キャッシング、つまり「借入」となり、借り入れた現地通貨を日本円に換算して返済する仕組みです。この場合、カード会社が定める利息が加算され、一括またはリボ払いなどで後日返済となります。

デビットカードの場合は、引き出した現地通貨を国際ブランドが指定するレートで日本円に換算され、口座残高から引き落としされます。銀行によっては、別途海外事務手数料が加算されることに注意が必要です。

海外旅行カードもデビットカードの一種ではありますが、海外利用に特化したWiseデビットカードでは40 以上の通貨を保有できるため、外貨を外貨のまま決済することが可能で、さらに便利に利用することができます。

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クレジットカードキャッシングのメリット・デメリット

クレジットカードを使った海外キャッシングは海外現地のATMで現地通貨を引き出せる便利な方法です。急に現金が必要になった場合も、両替所を探し回ることなく、ATMで手軽に現地通貨を出金することができます。

デメリットとしては、海外キャッシングはあくまでも借入扱いとなり、利息を加えた分を返済しなくてはいけません。借入金額や返済回数などによっては手数料がかさんでしまうため、計画的な利用が必要です。

海外キャッシングについては「海外キャッシングとは?手数料比較とやり方、返済について解説」もぜひご参考にしてください。

メリットデメリット
✅ 急に現金が必要になった場合にもATMで出金できる
✅ 必要な分だけ引き出せる
✅ 両替所や銀行の営業時間外にも利用可能
✅ 事前の両替が不要
❌ キャッシング枠には所定の審査がある
❌ 年率が高い
❌ 利息のほか、為替手数料やATM手数料がかかる

海外旅行カードで現地ATMで現金を引き出すのメリット・デメリット

Wiseのような海外旅行カードは外貨での決済に強みがあるため、クレジットカードやデビットカードよりもお得に現地通貨を引き出すことができます。

Wiseデビットカードの場合、月にに2回、3万円相当額までは出金手数料が無料。超過した場合には、70円+1.75%の手数料がかかりますが、クレジットカードの海外事務手数料と比べて格安な手数料と言えるでしょう。

デメリットとしては、出金額が3万円相当額を超えた場合、70円+1.75%の手数料が取引ごとに発生することが挙げられます。そのため、できるだけ出金回数を減らすように心がけることで手数料を節約できます。ただし、これは日本の住所で登録したユーザーに適用され、手数料は登録住所によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

メリットデメリット

✅アカウントに外貨を保有していれば、外貨のまま引き出し可能
✅ Wiseでは月に2回、3万円相当額まで出金手数料が無料 *(1)
✅決済通貨がなくても、手数料が最安の通貨から自動両替される

✅年会費無料

❌出金額が3万円相当額を超えた場合、70円+1.75%の手数料が発生* (1) 

❌アカウントに保有できる上限額は100万円相当まで
❌手数料が登録住所の国によって異なるため注意が必要

* (1) 日本の住所で登録した日本ユーザーの場合

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外貨宅配サービスの外貨両替

外貨宅配サービスは、オンラインで外貨を購入して、自宅などで受け取ることができる忙しい人にとって便利なサービスです。外貨宅配サービスの手数料は、両替所と同じくレートに含まれている為替手数料のほか、サービスによっては別途送料がかかることもあります。

外貨宅配サービスを提供する両替専門店は、以下が知られています。

  • トラベレックス・オンライン

  • 外貨両替マネーバンク

  • GPA外貨両替専門店ONLINE STORE

外貨宅配サービスの外貨両替のメリット・デメリット

わざわざ両替所に行かずとも、通販感覚で利用できる外貨宅配サービスですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

本記事でも述べたように、近年ではほとんどの銀行で外貨両替サービスを終了しています。そのため「両替所が近くにない」という方にとって外貨宅配サービスは、オンラインで注文し、自宅で受け取れる非常に便利なサービスと言えます。また、両替所に行かずとも在庫が分かるため、在庫不足で購入できなかったというリスクも回避できます。

デメリットとしては、サービスによっては最低注文金額が定められており、規定金額に満たない場合は注文できないことや、発送業務が平日のみとなっていることもあるため、確実に受け取れるように計画的に注文することが重要です。

メリットデメリット

✅ オンラインでレートや在庫を確認してから注文可能

✅ 自宅などで受け取れる*(1)

✅ 両替所や銀行に出向かずに注文できる
✅ 好きなタイミングで注文可能

❌ 送料が別途かかる場合がある

❌ 最低注文金額が定められている場合がある
❌ 注文から手元に届くまでに数日かかる
❌ 天候によっては宅配が遅れる可能性もある

*(1)サービスによっては空港郵便局や店舗、勤務先なども指定可能

外貨両替は、どこでするのがおすすめ?

外貨両替の方法をご紹介してきましたが、「結局どこで両替するのがベストなの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。外貨両替は、以下のニーズに分けて手段を使い分けるのがおすすめです。

  • 手数料を節約したいなら、Wiseデビットカード

  • 渡航前に外貨を調達したいなら、両替所または金券ショップ

  • 海外現地で現地通貨を引き出したいなら、海外キャッシングや海外旅行カード

  • 時間がなく、自宅で受け取りたいなら、外貨宅配サービス

一般的に海外旅行では、カードと少額の現金を持参することが推奨されています。

先述したように、日本国内で発行されたクレジットカードやデビットカードは海外で利用すると海外事務手数料が加算されるため、経済的とは言えません。

海外旅行カードであるWiseデビットカードがあれば、お店での支払いにも、海外ATMでの現金引き出しにも使うことができ、非常に便利です。クレジットカードのように年会費はかからないため、一枚持っていて損はないカードと言えるでしょう。

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外貨両替は、いつするのがおすすめ?

為替相場は政治情勢などに影響を受け、常に変動します。渡航が決まったら、日頃から確認するようにしましょう。

下記は米ドル→円の為替レートの推移です。

1 USD = 142.68 JPY

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Wiseでは、指定金額を希望するレートに達したら自動で両替することもできるため、このような機能を活用することも良いでしょう。

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外貨両替の際に気を付けるポイント

最後に、外貨両替の際に注意すべきポイントを3つ、ご紹介します。

  • 両替前に、市場仲値を確認する:各両替所では、手数料を含んだレートを独自に設定しています。事前にその日の仲値(為替相場そのもののレート)を確認し、仲値に近いレートで取引できる両替所を見つけることで、外貨の受取額を増やし、手数料を節約することができます。

  • 空港での外貨両替は避ける:出発当日に空港で両替するという方も多いですが、空港の両替所は他の両替所と比べてレートが高い傾向があります。また、空港の両替所は時間帯によっては営業していなかったり、混雑していて出発までに両替ができない可能性もあるため、注意が必要です。

  • 信頼できる両替所やATMを利用する:両替所は銀行ではないため、偽造紙幣が紛れてしまうリスクもあります。特に海外の両替所を利用する場合は、間違いなく両替した金額を受け取っているかを必ず確認しましょう。海外ATMを利用する際には、できるだけ銀行内や空港内のATMなど、安全で信頼できるATMを利用するように心がけましょう。

まとめ

従来は銀行での外貨両替が一般的でしたが、キャッシュレス決済の普及とともにさまざまな外貨両替方法が選べるようになりました。海外では現金が必要な場面もあるため、カードと少額の現金の両方を持っていくのが望ましいでしょう。

冒頭の手数料比較でも解説したように、海外旅行カードのWiseデビットカードがあれば、お得なミッドマーケットレートでの両替で為替手数料は一切かかりません。ATMで現地通貨も引き出しにもできるため、現金の調達にも便利です。年会費もかからないため、海外旅行

の予定がある方は、Wiseで次の旅をもっと有意義に楽しんでみませんか?

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