【2024版最新】韓国旅行にお金はどうやって持って行く?最新情報をチェック!
日本から飛行機で2~3時間、国内移動と同じくらいの短時間のフライトで行ける韓国。グルメやコスメ、K-POPなど韓国ならではの文化があり、観光先として非常に人気の国です。この記事を読んでいる人の中にも、韓国旅行を検討している人はいるのではないでしょうか。
いざ韓国に行くとなったら、気になるのは現地のマネー事情。物価はどれくらいなのか、カードは使えるのか、とさまざまな疑問がありますよね。そこで今回の記事では、韓国旅行で役立つお金の管理方法について、4つの方法をピックアップして解説していきます。それぞれの特徴やメリット・デメリットだけでなく、WiseやRevolutといったおすすめのサービスもあわせてご紹介します。これから渡韓予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
韓国旅行、ベストなお金の持って行き方は?
この記事では、下記の4つの方法を紹介します。
・現金
それぞれのメリットデメリット、及びおすすめのサービスもご紹介していきます。
デビットカード
デビットカードは銀行口座連結型のカードです。取引が行われると即座に銀行口座からその分の金額のお金が引き落とされます。後で説明するトラベルプリペイドカードと似ていますが、トラベルプリペイドカードは既存の銀行口座を指定してカードを発行するのに対し、新たにデビットカードを発行するには銀行口座の開設が求められます。通常、デビットカードにはキャッシュカードの機能も組み込まれており、使用用途は海外での支払いに限りません。
また、中には口座に保有している外貨をそのままデビットカードで利用できる金融機関もあります。その場合には両替手数料がかからず利用できてお得です。加えて、VisaやMastercardなどの国際ブランドのデビットカードであれば、外貨を保有していなくても広く海外で利用でき、現地ATMで現金を引き出すことも可能です。海外旅行用の銀行口座を持っておけば、使いすぎの心配もなく安心ですね。
おすすめデビットカード:Wise(ワイズ)
Wiseのデビットカードもまた、多数の通貨の保有や両替ができます。利用できる国は160ヶ国、対応通貨は40種類にも上り、その中には韓国ウォンも含まれます。Wiseデビットカードの利用にはアカウント開設が必要ですが、アカウントの開設や維持に手数料はかかりません。
さらに、自分の口座に保有している通貨での決済であれば、支払い時に両替手数料が発生しません。自分のアカウント内に韓国ウォンがあるなら、韓国旅行での現地決済に両替手数料が一切かからないということです。そのため、非常にお得に韓国旅行が楽しめます。
おすすめデビットカード:Revolut(レボリュート)
デビットカードはさまざまな金融機関で発行可能ですが、特にRevolutのデビットカードは海外旅行におすすめです。このカードは150以上の国や地域で利用可能、韓国ウォンにも対応しています。支払いに利用できるだけでなく、現地ATMで現金を引き出すこともできます。
Revolutのデビットカードを入手するには、まずRevolutアカウントの開設から始めましょう。インターネットやアプリ上で手続きをして、プランを選んで利用を始めます。スタンダード、プラチナ、メタルの3つのプランがあり、プランによって月額料金とサービスの内容が変わります。ちなみに、スタンダードプランであれば月額料金はかかりません。
デビットカードのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・多額の現金を持ち歩く必要がない ・国際ブランドのカードなら使えるところが多い ・保有している外貨をそのまま使える ・現地での現金引き出しも可能 | ・銀行口座の開設が必要 ・マイナー通貨は対応していないことがある ・残高がなくなったら使えない |
トラベルプリペイドカード
トラベルプリペイドカードとは、海外旅行に特化したプリペイドカードのことです。プロバイダーによっては「トラベルマネー」や「海外プリペイドカード」とも呼ばれます。旅行に行く前に指定した銀行口座にあらかじめお金をチャージしておき、その残高の範囲内でデビットカードのように使用します。
プリペイドカードですので、使用できるのは当然自分がチャージした分のみです。使いすぎを防げるほか、万が一カードをなくしてしまったときでもその金額内での損失で済むのは大きなメリットといえるでしょう。
おすすめトラベルプリペイドカード:キャッシュパスポートプラチナ
キャッシュパスポートプラチナは、Mastercardが発行しているトラベルプリペイドカードです。Mastercard加盟店なら世界中どこでも使用可能、さらにMastercard対応のATMを使えば現地通貨を引き出すこともできます。ただし、韓国ウォンの引き出しの際には為替手数料4%がかかります。
カードはICチップと暗証番号の二重のセキュリティで守られており、安全対策はばっちりです。また、万が一旅先で紛失や盗難などに遭った場合には24時間365日無料で使えるアシスタントサービスもあります。
トラベルプリペイドカードのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・多額の現金を持ち歩く必要がない ・使いすぎを防げる ・現地での現金引き出しも可能 ・入会金や年会費がかからないことが多い ・1枚のカードに複数の通貨をチャージできる | ・ATM手数料がかかることがある ・マイナー通貨は対応していないことがある ・残高がなくなったら使えない |
現金
もちろん、現金を持って行くことも選択肢のひとつです。規模の小さい小売店や自動販売機など、カードが利用できない場面も時折あります。そうした状況に備え、少額でも現金は持っている方が良いでしょう。
また、カードを持っていても、何らかのトラブルで使えなくなってしまうこともないとは言い切れません。万が一に備え、いくらか現金は持っていく方がおすすめです。
韓国旅行で現金は必要?
2019年の調査では、韓国国内における決済のうち現金の占める割合はわずか17%でした。当時からすでにキャッシュレス社会となっていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行を経て更に拍車がかかっています。そのため、現金がなくても決済ができるところは多いでしょう。
ただし、キャッシュレス決済の方法としてカードだけでなく「Samsung pay」などのスマートフォン決済も広く浸透しています。スマートフォン決済のみを導入していてカードは使えない、というお店も中にはあると考えられますので、やはり現金はいくらか持っていた方が良いでしょう。
韓国で必要な外貨を手に入れるには?
街中にある両替所や大手銀行、空港などでは日本円から韓国ウォンへの外貨両替ができます。特に観光地であれば、両替場所に困ることはないでしょう。また、外国人観光客が多く利用する大きなホテルであれば、両替に対応してくれるところも中にはあります。
為替レート、及び両替手数料は場所によって幅があります。空港や銀行などでの両替は安全性が高い一方で割高であることが一般的です。街の両替所は空港などよりは手数料を控えめにしていることが多いですが、場所によって変わるので一概にはいえません。事前にレートや手数料を調べ、一番安く取引できるところを探しておくことをおすすめします。
日本で韓国ウォンを手に入れるには?
出発前に国内の銀行や空港、両替所などで韓国ウォンを入手することもできます。国内での両替も、場所によって為替レートや手数料が変わるので事前のチェックが欠かせません。
もし、出発まで時間がある場合には毎日の為替相場も確認してみてください。為替相場は日々変動しているため、適切なタイミングを見極めればより有利なレートで両替ができます。
韓国ウォンの両替に一番最適な場所
日本円から韓国ウォンへの両替はさまざまなところで可能ですが、それぞれかかる手数料が異なります。そのため、どこが一番と決めることはなかなか難しいです。自分の行動圏内にあり、最も割安で両替できる場所を探してみてください。
一般的にホテルや空港での両替は割高になりがちですので、急ぎでない場合はこれらの場所での両替は避ける方が良いでしょう。
現金のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・現金のみの場面でも安心 ・両替金額=予算なので使えるお金が明確 ・両替できる場所が多い | ・多額の現金を持ち歩く場合には安全面で不安がある ・両替手数料がかかる ・両替に時間がかかることがある |
トラベルクレジットカード
トラベルクレジットカードとはクレジットカードの一種です。その中でも、特に海外旅行時にさまざまな特典を提供してくれるカードのことを指します。空港ラウンジが利用できたり、そのカードでレンタカーやツアーを予約するとポイントが貯まりやすかったり、いろいろな特典があります。もちろん、クレジットカードですので国内外の支払いにも使用可能です。
例えば日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)が発行しているクレジットカードでは、そのカードを使って航空券の予約をするとマイルが貯まります。貯まったマイルは航空券の購入に充てたり、提携ポイントに交換できたり、活用方法はさまざまです。
ただし、クレジットカードですので海外使用の際には手数料が発生します。例えば、JALのVisaブランドのカードを海外での支払いに利用すると2%の事務手数料がかかります。また、為替レートはVisaが独自に定めたものであり、実際の為替レートよりも高額であることが一般的です。
一方、先にご紹介したWiseのデビットカードなら、海外での支払い時には実際の為替レートが適用されます。また、両替手数料も安く抑えられているため、海外でのショッピングがお得に楽しめるでしょう。
トラベルクレジットカードのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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・旅行用の特典が多い ・ポイントが貯まる ・国際ブランドなら使える場所が多い | ・使いすぎてしまうことがある ・両替手数料が発生する ・海外事務手数料がかかる |
日本から韓国へ行くときに必要なもの
日本人が韓国へ行く場合、観光や商用、語学研修などを目的とする旅行で、かつ90日以内の滞在であればビザは要りません。代わりに「電子旅行許可制度(K-ETA)」への登録申請を行います。申請はウェブ上もしくはアプリで行い、申請が通れば2年間有効となります。申請手数料は1万ウォンです。
ただし、2024年12月31日までは観光産業活性化のため一部の国はK-ETAの申請が免除となっており、日本も免除国に含まれます。そのため、2024年末までの旅行であれば申請は不要です。
お金にまつわる韓国旅行の注意事項
韓国国内では、観光地であれば基本的にカードの利用が可能です。そのため、VisaやMastercardといった国際ブランドのカードがあれば特に困ることはないはずです。しかし、カードの紛失など万が一に備え、カード以外にも支払い方法を用意しておくことをおすすめします。
韓国旅行、いくら持って行く?
ここでは、韓国旅行に必要な費用の概算をお伝えいたします。もちろん、何を目的に旅行をするかによってかかる費用は変わってくるので、あくまで目安です。なお、ここでお伝えする数字は、旅行比較サイトのKlookを参考にしています。
食費1食あたり:1,000円
交通費1日:3,000円(公共交通機関を使った場合)
観光、アクティビティ代1日:5,000円(ソウルNタワーなど観光名所を複数巡った場合)
仮に2泊3日の旅行に行くとしたら、食費9,000円(1,000円×9食)、交通費9,000円(3,000円×3日)、観光代15,000円(5,000円×3)、とあわせて33,000円が必要です。
これに加え、お土産を買ったり買い物を楽しんだりという場合にはさらにお金が必要になってきます。
日本から韓国への航空券代
航空券の値段は旅行の時期と買うタイミングによって大きく変動します。ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇のときには高くなりがちですが、閑散期を選べばお得にチケットが取れることも。また、時期を問わず土日発着の便は高くなる傾向にあります。
例えばソウル(仁川空港)行きの2024年4月の往復チケットの値段を調べてみると、大体1万5,000円前後が相場です。ですが、日によっては1万3,000円でチケットが取れたり、土日になると25,000円を超えるものがあったりとさまざまです。そのため、タイミングを選べば費用を抑えてフライトの手配をすることが可能です。なお、フライト代については2024年1月17日現在の価格です。
まとめ
今回の記事では、韓国旅行で使える決済方法や韓国のマネー事情について詳しく解説してきました。大きな街であれば基本的にカードが使える場所が多いので、クレジットカードやデビットカードがあれば支払い方法に困ることはないでしょう。
ただし、カードの紛失や盗難といった万が一の事態が起こらないとも限りません。そういった場合に備え、カード以外にも複数決済方法を準備しておいた方がいいでしょう。ぜひ、今回の記事を参考に、ご自身に合った方法を検討してみてください。
よくある質問
・渡航前に韓国ウォンへの両替は済ませておくべきでしょうか?
韓国国内にも日本円から韓国ウォンへの両替できる場所はあるので、必須ではありません。また、カードがあればそもそも現金があまり必要ないこともあります。
・現地ATMで現金引き出しはできますか?
海外ATM対応のクレジットカードやデビットカードがあれば、現地での現金引き出しが可能です。ただし、その際には両替手数料が発生することがあります。Wiseのデビットカードなら自分のアカウントに保有している通貨であれば両替手数料がかからず現地での現金引き出しも可能です。
・デビットカードはおすすめですか?
デビットカードはクレジットカードと同じような使い方ができて非常に便利です。クレジットカードと違うのは、自分が口座に入れた分だけしか使えないという点です。使いすぎを防げるほか、万が一盗難に遭ったときもその金額内の損失で抑えられる点はメリットでしょう。WiseやRevolutのデビットカードなら韓国ウォンの保有もでき、支払いや現地での現金引き出しに使えて便利です。
・韓国で現金は使えますか?
キャッシュレス化が進んでるとはいえ、ほとんどの場所で現金での支払いは可能です。ただし、カードしか受け付けていないお店も中にはあります。お店に入る前に確認するか、現金以外の支払い手段も持っておくことをおすすめします。
ソース
Mobile payments in South Korea - statistics & facts | Statista
Mobile payments in South Korea - statistics & facts | Statista
https://overseas.mofa.go.kr/jp-ja/brd/m_1068/view.do?seq=760690&page=1
FAQ:韓国旅行のお金はどうやって持って行く?
韓国国内にも日本円から韓国ウォンへの両替できる場所はあるので、必須ではありません。また、カードがあればそもそも現金があまり必要ないこともあります。
海外ATM対応のクレジットカードやデビットカードがあれば、現地での現金引き出しが可能です。ただし、その際には両替手数料が発生することがあります。Wiseのデビットカードなら自分のアカウントに保有している通貨であれば両替手数料がかからず現地での現金引き出しも可能です。
デビットカードはクレジットカードと同じような使い方ができて非常に便利です。クレジットカードと違うのは、自分が口座に入れた分だけしか使えないという点です。使いすぎを防げるほか、万が一盗難に遭ったときもその金額内の損失で抑えられる点はメリットでしょう。WiseやRevolutのデビットカードなら韓国ウォンの保有もでき、支払いや現地での現金引き出しに使えて便利です。
キャッシュレス化が進んでるとはいえ、ほとんどの場所で現金での支払いは可能です。ただし、カードしか受け付けていないお店も中にはあります。お店に入る前に確認するか、現金以外の支払い手段も持っておくことをおすすめします。