カナダの銀行口座開設方法をわかりやすく解説!
この記事では、カナダで銀行口座を開くときの手順について解説します。必要な書類、手数料などをわかりやすく解説するので、カナダでの銀行口座開設を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
この記事では銀行口座だけではなくカナダ・ドルの管理に便利なWiseやRevolutといった新しい金融サービスも紹介します。Wiseであればカナダへの渡航前に現地の口座情報が手に入り、渡航後すぐに資金の受け取りが可能です。
カナダで銀行口座を開設する際に必要となる書類
カナダで新たに銀行口座を開くときにはどんな書類が必要でしょうか?銀行や口座開設者の置かれた状況によって異なりますが、カナダ政府のホームページでは以下のような本人確認書類を2つ提出すればよいとされています。
カナダ政府または州政府発行の身分証明書
カナダ政府または州・市町村政府発行の最近の納税通知書
カナダ政府または州政府からの最近の給付金明細書
直近のカナダの公共料金請求書
直近の銀行口座またはクレジットカードの明細書(ステートメント)
外国のパスポート
2つの本人確認書類のうち、一つは氏名と住所が記載された書類である必要があり、もう1つは氏名と生年月日が記載された書類である必要があります。すでに持っていれば、カナダの社会保険番号であるSIN(Social Insurance Number)や電話番号がわかるものも持参しましょう。
カナダ政府のホームページには2種類必要とあるのですが、実際の運用は銀行によって異なるようです。
例えば、カナダの大手銀行の一つであるCIBC(Canadian Imperial Bank of Commerce、カナダ帝国商業銀行)で個人の口座開設に必要な本人確認書類は1つでもいいとなっており、ただし外国のパスポートの場合、無条件で上記の書類「1つでいい」というわけではなく、対象となるパスポートと対象にならないパスポートがあるようです。また、CIBCでは上記ではリストアップされていない米国や英国の運転免許証にも対応しています。
口座開設を検討している銀行のウェブサイトをきちんと確認して、それでも不明な点は事前に銀行側に問い合わせるのが望ましいでしょう。
面倒な事務処理を省くには?新たなオンラインサービスが便利!
カナダに着いてすぐの場合は上記で取り上げたよう本人確認書類の準備は難しいという人もいるかもしれません。また、引っ越したばかりの時はバタバタして煩雑な口座開設に時間をかけるのが難しいかもしれません。そんな状況でもカナダ・ドルを扱える口座を一刻でも早く開きたいという場合にはWiseやRevolutといったオンライン金融サービスのアカウント開設もぜひ選択肢に入れてみてください。
Wiseでは各国の銀行口座番号を取得することも可能です。カナダ・ドル(CAD)を受け取ることのできる自分だけの口座情報、銀行番号、トランジットナンバーを入手できます。口座情報を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金人はカナダで一般的な Interac Autodeposit(メールアドレスなどを利用した送金)はもちろん、EFTクレジット(ダイレクトデポジット)を利用した送金も可能です。
カナダ・ドル以外にも様々な通貨に対応しており、例えば米ドルの場合は自身のルーティング番号(ABA) と口座番号を取得可能です。ユーロの場合、自分自身のWiseアカウントと紐づいたSWIFT/BICコードとIBAN情報を取得可能です。
カナダ・ドルの場合、Wiseで発行できる銀行口座情報はなんとカナダ国外からの送金の受け取りにも対応しています。この場合、送金にはSWIFTを利用するのでSWIFT用の口座情報を送金人と共有すれば、送金人はSWIFTを通じてWise上のカナダ・ドル口座に送金できます。
さらに、ダイレクトデビット(口座自動振替)の設定にも対応しており、口座情報を支払先に共有することで、ジム、電話代、公共料金の毎月の支払いのような定期的な資金の引き落としを行う設定が可能です。現在ダイレクトデビットはAUD、CAD、GBP、EUR、USD残高からの引き落としに対応しています。
Wiseではカナダに行く前に日本の居住者として日本の本人確認を使って口座開設することも、カナダに行ってからアカウント開設することもできます。日本で事前にWiseのアカウントを作成しておけば、Wiseのカナダ・ドル口座で、渡航後すぐに給与や資金が受け取ることが可能です。カナダではアカウント開設自体に本人確認書類は必要ありませんが、以下の条件に当てはまる場合、本人確認が必要です。
1回の送金額が1,000 CAD以上、もしくは24時間に依頼した送金手続きの合計額が1,000 CADを越える場合
自身の銀行口座からカナダ・ドル(CAD)を送金する、またはWiseアカウントのカナダ・ドル(CAD)口座から送金する場合
Wiseアカウントに登録されている住所がカナダである場合
Wiseではカナダでも多様な本人確認書類に対応しています。カナダで発行された以下のような書類が2つ必要になります
氏名と口座番号が確認できる書類(銀行取引明細書など)
氏名と住所が確認できる書類(公共料金の領収証など)
氏名と生年月日が確認できる書類(顔写真付き身分証明書など)
ケベック州に在住している場合は、必ず運転免許証などの政府発行の顔写真付き身分証明書が必要で、上記に加えてさらにもう1種類の本人確認書類が必要です。
Wise(旧Transferwise)は英国にグループ本社を置く企業で、日本やカナダを含む世界各地で送金・マルチカレンシーウォレットサービスを提供しています。160ヶ国40通貨に対応しており、資金の保有や両替、送金、受取が可能です。
Revolutも同じ英国発企業で、海外送金・外貨両替などがスマートフォンで完結します。Revolutカードを使えば、カナダ・ドルを含む150種類以上の通貨での支払いが可能で、カナダ・ドルを含む現地通貨もATMで引き出せます。他のRevolutユーザーへの送金も可能です。
非居住者が銀行口座を開く方法は?
カナダではパスポートだけ、すなわちカナダの居住者としての証明書類がなくとも口座開設を申し込める銀行もあるのでしょうか?カナダ政府のホームページには「開設できる場合がある」との記述がありますが、これはあくまで口座開設の可能性があるというだけで必ず開設できることを意味しないので、実際に開けるかどうかはそれぞれの銀行に確認する必要があります。
カナダの一部の銀行は非居住者の口座開設を認めているようですが、(カナダに今後居住する予定のない)非居住者に関してはオンラインでの口座開設を認めていないという場合もあり、基本的には銀行窓口へ訪れる必要があります。
なお、銀行口座開設者が税法上日本の居住者となる場合、納税者番号としてマイナンバー(個人番号)の提出が求められることもあります。これは、OECDが策定した銀行等の口座情報を税務当局間で自動的に交換するための国際的な統一基準(いわゆる「共通報告基準」、CRS)に従って日本で課税対象となる日本居住者の口座情報が日本の税務当局などに通知されるためです。
日本にいたままでもカナダの銀行口座開設はできる?
日本にいながらカナダの銀行口座を開設することはできるのでしょうか?基本的には難しそうです。カナダの大手銀行の一つであるRBC(カナダロイヤル銀行)は東京支店を有していますが、残念ながら個人向けのサービスは提供していませんので、東京支店で口座開設することはできません。
なお、WiseやRevolutのような新しい金融サービスは日本でもサービス運営のためのライセンスを取得しており、日本にいたままでもアカウントを開設できます。すぐにカナダ・ドルでの送金が必要な場合は、WiseやRevolutの利用も検討しましょう。Wiseではカナダ・ドルを受け取り可能な銀行口座番号を取得することも可能なので、Wiseを利用すればカナダへの渡航前に現地の口座情報が手に入り、渡航後すぐに資金の受け取りが可能です。
この口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金人はカナダで一般的な Interac Autodeposit(メールアドレスを利用した送金)はもちろん、EFTクレジット(ダイレクトデポジット)を利用した送金も可能です。
カナダ・ドル以外にも様々な通貨に対応しており、例えば米ドルの場合は自分専用のルーティング番号(ABA) と口座番号を取得可能です。ユーロの場合、自分自身のWiseアカウントと紐づいたSWIFT/BICコードとIBAN情報を取得可能です。
外国人にとって最適な金融サービスは?
カナダに新たに引っ越してきた人にとって最適な金融サービスはどれでしょうか。以下のようにWiseやRevolutのような新しい金融サービスと2つの銀行を比較してみましょう(いずれも個人アカウント・銀行口座の場合)。今回はカナダへ新たに移住してきた人向けの「Newcomer Banking Package」を有するNational Bank of CanadaとTD Bankの2つの銀行を比較対象とします。
サービス・金融機関 | Wise | Revolut | National Bank of Canada | TD Bank |
---|---|---|---|---|
カナダ・ドルの取り扱い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
日本円の取り扱い | 〇 | 〇 | 不可(※4) | 不可(※4) |
カナダ到着前の口座開設 | 〇(※1) | 〇(※1) | 不可 | 不可 |
オンライン申し込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
口座開設手数料 | なし | なし | なし | なし |
口座維持費用 | なし | プランに応じて変わる(※2) | 口座種類による(※5) | 口座種類による(※6) |
海外送金 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
解約費用 | なし | 発生する可能性あり(※3) | なし | なし |
National Bank of CanadaとTD Bankはともに一般の個人顧客向けに外貨預金を提供していないので、日本円を預けておくことはできません。一方、WiseやRevolutではマルチカレンシーアカウントを提供しており、カナダ・ドルも日本円もウォレットに預けておくことができます。
Wiseではカナダの銀行口座番号取得も可能です。口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金人はカナダで一般的な Interac Autodeposit(メールアドレスを利用した送金)はもちろん、EFTクレジット(ダイレクトデポジット)を利用した送金も可能です。
また、National Bank of CanadaとTD Bankでは口座維持費用がかかることがあります。口座維持費用は口座種類によって異なり、また残高によっては免除されることもあります。日本ではあまり馴染みのない手数料ですが、この手数料が発生する場合、銀行口座を使っていなくても残高が減ってしまいます。1ヶ月あたりでは大きな金額でありませんが、期間が長くなるとそれなりに大きい金額になる可能性もありますので口座維持費用がどんな時にどれほどかかるのかしっかり確認して口座開設しましょう。
Wiseであればこのような口座維持費用は全くかかりません。Revolutであれば、口座維持費についてはプランによって変わりますが、スタンダードプランは月額無料になっています。スタンダードプランでは解約費用も無料です。
(※1)日本にいるときに日本の本人確認書類を資料して日本の居住者としてアカウント開設可能。
(※2)スタンダードプランは月額無料、プレミアムは980円、メタルは1,980円(日本の場合)。
(※3)メタルプランを解約した場合に発生することがある。14日以内の解約の場合、メタルカードがすでに発送されている場合にはメタルカードの発行手数料を支払う必要がある。
(※4)一般の個人顧客向けに外貨預金を提供していないが、ビジネス顧客向けには提供している。
(※5)一例として、新規移住者向けキャンペーンを利用する場合、毎月の口座維持手数料は1年目は無料で、2年目は7.98CAD、3年目は11.96CAD、4年目以降は15.95CADとなる。
(※6)一例として、TD Unlimited Chequing Accountの場合、毎月の口座維持手数料はは16.95CAD。ただし、月末時点で4000CAD以上預け入れがあれば、月額手数料は無料となる。新居住者向けパッケージを利用すれば、月額口座維持手数料は 1 年間無料となる。
カナダでなぜ銀行口座が必要になる?
カナダに限らず海外での銀行口座の開設には多くの書類と複雑な手順を踏むことが必要で、正直面倒に感じる人もいるでしょう。しかし、現地に住むのであれば銀行口座がないと何かと不便です。
例えば給料の支払いを銀行振込で行う雇用主は非常に多いです。仕事を始めるときには、雇用主から口座情報を求められるのは予期しておくべきといえます。現地で働かなくとも、家賃や公共料金の支払いで必要になるかもしれません。
カナダで銀行口座を開くメリットとデメリット
カナダでの銀行口座開設には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
カナダで銀行口座を開設するメリット
カナダで給与・報酬の受け取りや家賃の支払いが可能
カナダならではの金融商品に投資できる
条件を満たせば、カナダ・ドル建で支払い可能なデビットカードやクレジットカードを作ることができる
カナダで銀行口座を開設するデメリット
カナダに居住していなければ口座開設が比較的難しい
平均残高が一定の金額を下回ると口座維持費用がかかることがある
口座開設や口座維持のために言語力や現地知識が必要
日本の居住者でもある場合、税金や会計に関する処理が複雑になる
カナダと日本の間でお金を動かす場合に海外送金が必要となる
カナダに到着する前に銀行口座は開ける?
ほとんどの銀行では、口座開設時にカナダで居住を証明していることが求められます。そのため、カナダに来る前に口座の開設をするのはなかなか難しいのが現状です。
カナダに行く前にカナダ・ドルの資金管理がしたい場合にはWiseやRevolutといったマルチカレンシーアカウントサービスを提供するオンラインサービスの利用もおすすめです。
Wiseではカナダの銀行と同じような口座番号が取得可能で、この口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金人はカナダで一般的な Interac Autodeposit(メールアドレスを利用した送金)はもちろん、EFTクレジット(ダイレクトデポジット)を利用した送金も可能です。
カナダの銀行口座開設にかかる費用
カナダの銀行口座の開設やその利用にはどのような費用が必要なのでしょうか。銀行によって、また使うサービスによってかかる費用は変わってきます。
無料で銀行口座は開ける?
カナダの銀行口座の開設費用は基本的に無料です。ただし、カナダの銀行では口座維持費用がかかることがあります。口座維持費用は口座種類によって異なり、また残高によっては免除されることもあります。日本ではあまり馴染みのない手数料ですが、この手数料が発生する場合、銀行口座を使っていなくても残高が減ってしまいます。1ヶ月あたりでは大きな金額でありませんが、期間が長くなるとそれなりに大きい金額になる可能性もありますので口座維持費用がどんな時にどれほどかかるのかしっかり確認して口座開設しましょう。
日本からカナダへの送金に使える裏ワザ
中には日本からの送金目的でカナダの銀行口座開設を考えている人もいるでしょう。そういった人はぜひWise、Revolutといったオンライン送金サービスもぜひ検討してみてください。従来のSWIFTを利用した銀行による海外送金よりも手数料が安くなることがあり、かつ送金にかかる日数も比較的短く非常に便利です。
Wiseではカナダ国内のすべての銀行口座へ送金できます。カナダ国内の受取人がInteracに対応している銀行口座を持っている場合、Interacに登録されているメールアドレス宛への送金が可能です。Interacを利用して送金する場合、受取人には2通のメールが送信されます。1通は資金を受け取るためのリンクを記載したInteracからのメール、もう1通はPINを記載したWiseからのメールです。受取人が3暦日以内に送金の受け取りを完了しなかった場合、送金は返金され、新しい送金手続きを作成する必要があります。
一方、Wiseではカナダからの送金にも対応しています。カナダ・ドルからの送金の場合、以下のような多様な方法で方法で入金できます。
ダイレクトデビット(EFT)
オンラインビルペイメント(Online Bill Payment)
デビットカードまたはクレジットカード
電信送金(ワイヤー)
Interac e-Transfer
カナダで法人用口座は開ける?
カナダで法人口座を開きたい場合、どんな書類が必要なのでしょうか?銀行や法人の置かれた状況によって必要書類は変わってきますが、Scotiabankで口座開設する場合、以下の書類が必要との記載があります。
法人の定款
商号登記(該当する場合)
現在有効な政府発行の写真付き身分証明書の原本1点
事業の25%以上を所有するすべての人の氏名、住所、職業
事業を開始して12ヶ月以上経過している場合は、以下の書類のうちいずれか一つが必要です。原本である必要があります。
法人設立証明書、継続証明書、または特許状(事業を設立した場所による)
コンプライアンス証明書
会社概要報告書
年次政府提出書類
最新の財務諸表
最新の事業評価通知書
現在の酒類販売免許
安全衛生証明書
営業許可証または業者許可証
その他現在有効な政府発行書類
上記は最低限必要な書類で、銀行側の判断によってはさらなる書類の提出が必要です。一般論として、カナダの銀行側は開設した銀行口座がペーパーカンパニーやマネーロンダリングのために使われないかかなり警戒しており、上記のように様々な情報の提出が必要です。
Wiseでも法人アカウントの設立が可能で、オンライン完結でより簡単にアカウント開設が可能です。法人アカウントでビジネス経費の支払いやオンライン上での決済に便利なWiseデビットカード取得も可能です。
カナダで銀行口座を開く際に気を付けるポイント
カナダに限らず、海外の銀行口座を開くときにはその銀行や仲介業者が信頼できる会社なのかどうかを見極めることが非常に重要です。中には詐欺目的で近づいてくる悪徳業者もいるからです。実際に、海外の銀行を口座開設のサポートを提供するとして、手数料を請求するなどの詐欺被害が金融庁のホームページで報告されています。
もし、日本にいるうちに銀行口座の開設を検討したいなら金融庁の発表している「免許・認可・登録等を受けている業者一覧」を確認しましょう。この一覧には海外銀行の預金口座の開設などができる「外国銀行代理銀行」も含まれています。
この記事で紹介したWiseやRevolutは、複数の法域の金融当局から免許を取得することでグローバルでシームレスなサービスを提供しています。日本ではWiseやRevolutは資金決済法に基づく資金移動業者として登録されており、金融庁やその地方出先機関である財務局から厳しい監督を受けています。
まとめ
今回の記事では、必要書類やかかる費用などカナダの銀行口座開設について詳しく見てきました。カナダに居住していない場合は一部の銀行を除いて口座開設はかなり難しいようです。
カナダ・ドルの管理を考えているなら、WiseやRevolutといったオンラインサービスも便利です。カナダ・ドル以外にも多数の通貨に対応しており、もちろん日本円も保有できます。カナダに行っても日本円でのお金のやりとりも必要な人にもおすすめの選択肢です。
グアム、ニュージーランドや、マレーシアなど、その他の国や地域の銀行口座の開設方法を知りたい場合はガイド記事一覧をご覧ください。
ソース:
Revolut|お金のためのオールインワン金融アプリ | Revolut JP
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カナダでの口座開設についてよくある質問
カナダの銀行口座は基本的には居住者でなければ開設は難しいと考えられますが、銀行によっては可能な場合もあります。
口座開設自体には費用はかかりません。1日平均残高が一定の金額を下回るなど一定の条件で口座維持費用がかかることがあります。
ほとんどの銀行では、口座開設時にカナダで居住を証明していることが求められるので原則的には難しいと言えます。カナダの大手銀行の一つであるRBC(カナダロイヤル銀行)は東京支店を有していますが、残念ながら個人向けのサービスは提供していませんので、東京支店で口座開設することはできません。
必要書類を用意して、各銀行のホームページやアプリから申し込み手続きを行います。Wise、Revolutといったオンライン送金サービスがおすすめです。従来のSWIFTを利用した銀行による海外送金よりも手数料が安くなることがあり、かつ送金にかかる日数も短く非常に便利です。