【2024版最新】海外サイトで利用可能なおすすめバーチャルカードは?審査なしや使い捨てできるものもご紹介
バーチャルカードをご存知でしょうか?バーチャルカードは近年人気が普及し、最近では日本のメガバンクや金融サービスでも導入されてきています。しかしながら、一部のバーチャルカードは、海外サイトや海外店舗では利用できないこともあります。
一方で、外貨決済に特化した国際バーチャルカードなら、世界中で気軽に買い物ができます。本記事では、おすすめのバーチャルカードや仕組みについて解説します。海外サイトで利用可能かつお得に使えるWise(ワイズ)デビットカードやRevolut(レボリュート)バーチャルカードなどもご紹介します。
本記事の目次:
- バーチャルカードとは?
- バーチャルカードの種類
- バーチャルカードおすすめ一覧
- バーチャルカードの仕組み
- バーチャルカードの使い方
- 国際バーチャルカードの手数料は?
- 海外で使えるバーチャルカード・おすすめ 4選
- 国際バーチャルカードは安全?
バーチャルカードとは?
バーチャルカードとは、実際に物理的なカードを発行することなく、インターネット上やタッチ決済で決済できるカードです。アプリ上でクレジットカードのような16桁のカード情報が発行され、その情報を使ってインターネットやお店で利用できる仕組みになっています。なかには審査なし・年齢制限なしで簡単に作れるものもあり、申込みのハードルが低いものも多く展開されています。
バーチャルカードの種類
バーチャルカードは主に3種類に分類されます。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、自分のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。
バーチャルクレジットカード
プリペイド式のバーチャルカードが主流のなか、クレジットカードの機能やメリットをそのままに、カードレスのバーチャルクレジットカードも登場しています。
バーチャルクレジットカード例 | メリット | デメリット |
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バーチャルデビットカード
バーチャルデビットカードは、カードレスのデビットカードです。デビットカードは銀行口座と紐づいているため、銀行口座も、支払いもスマホのアプリ一つで完結します。
バーチャルデビットカード例 | メリット | デメリット |
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バーチャルプリペイドカード
バーチャルプリペイドカードは前払い式バーチャルカードのため、年齢制限なしで即時発行可能なものが多く、簡単に作れる点がメリットです。
バーチャルプリペイドカード例 | メリット | デメリット |
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(*1) 未成年の場合は保護者の同意が必要。メルペイバーチャルカードは18歳未満は利用不可
バーチャルカードおすすめ一覧
ここでは、おすすめなバーチャルカードを一覧でご紹介します。
近年では次々に新たなバーチャルカードが登場していますが、なかには海外サイトや海外店舗では利用できないものもあります。各カードの特徴を比較していきましょう。
バーチャルカード | 特徴 | 月/年会費 | 海外事務手数料 | 海外サイト利用 | クレジット/デビット/プリペイド |
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Wiseデビットカード(バーチャルカード) |
| 無料 | 無料 または0.43%~ | 〇 | デビット |
Revolut |
| 無料~1,980円(月額) | 無料〜0.5% (*1) | 〇 | デビット |
三井住友カード (CL) |
| 無料 | 2.00% | 〇 | クレジット |
メルペイ |
| 無料 | × | × | プリペイド |
エポス |
| 無料 (エポスカードVisa) | 1.63% (2024年4月1日~2.20%) | 〇 | クレジット |
バンドルカード |
| 無料 | 3~4.5% (海外事務手数料) | 〇 海外Visa加盟店(オンラインのみ・実店舗不可) | プリペイド |
Kyash Card Virtual |
| 無料 | 3% | 〇 海外Visa加盟店(オンラインのみ・実店舗不可) | プリペイド |
(2024年3月現在)
(*1) 為替市場時間外(ニューヨーク時間で金曜日17:00から日曜日の18:00まで)の両替には、ご利用の頻度に応じて1.0%または1.5%の外国為替手数料が発生
現状、バーチャルカードの多くはVISAやMastercardなどの国際ブランド搭載のものが発行されており、海外サイトで利用できるものもあります。しかしながら、クレジットカードと同様に、海外店舗や海外サイトで外貨決済を行う際には利用料金のほかに「海外事務手数料」が上乗せされます。海外事務手数料はカード会社によって異なりますが、数パーセントかかります。
例えば、海外事務手数料が2%かかるバーチャルカードを持っていると仮定しましょう。
1,000米ドルの買い物をした場合、Visaの基準レートが1米ドル=151円だとすると、利用代金151,000円、海外事務手数料は3,020円となります。
海外事務手数料を数パーセントに設定しているカード会社が多いなか、Wiseデビットカード(バーチャルカード)は、マルチカレンシー口座に該当外貨を保有していれば決済は無料、他の通貨への両替手数料でも0.43%~とお得な手数料設定になっています。ただし、Wiseはポイント還元や付帯サービスなどの提供はないため、ポイントを貯めたいという方にとってはお得感は少なく映るかもしれません。
バーチャルカードの仕組み
冒頭でも触れたように、バーチャルカードは物理的なカードは発行されず、スマホアプリの画面で表示されるデジタルカードです。オンライン決済はもちろん、Apple PayやGoogle Payに紐づけられるバーチャルカードなら、対応店舗でタッチ決済も可能です。
バーチャルカードの発行手順
バーチャルカードではプリペイド(前払い)式や銀行口座に紐づくデビットカードのものが多く発行されており、クレジットカードに比べると比較的簡単に発行することができます。ここでは、Wiseデビットカード(バーチャルカード)を例に発行手順を解説します。
Wiseバーチャルカード発行には、物理的なカードが発行されるWiseデビットカードを持っている必要があります。しかし、物理的なカードが届く前から、バーチャルカードを利用できます。
Wiseデビットカードページから「カードを注文する」をクリックする
デビットカードが届き次第、カードを有効化(アクティベート)する
マルチカレンシー口座で希望する外貨口座を開設、チャージする
Wiseアプリから「デジタルカードを注文する」をクリックする
バーチャルカードの使い方
バーチャルカードはスマホアプリ上でカード番号やセキュリティコードなどのカード情報が表示されるため、インターネット決済時にその情報を入力することで支払いが完了します。
プリペイド式のバーチャルカードでは入金(チャージ)後に、デビットカード式のバーチャルカードでは、口座開設・口座入金後にインターネット決済が可能になります。
バーチャルカードのなかには、いわゆる「使い捨てバーチャルカード」と呼ばれる1回のみのバーチャルカードもあります。みなさんは、初めてインターネットで買い物するサイトでカード情報を入力するのをためらってしまうことはありませんか?使い捨てバーチャルカードはこのような場合に便利で、取引ごとに1回切りのカード情報を発行できます。1回切りのカード情報のため、万が一情報が流出してしまった場合にも悪用される心配がありません。
Google PayやApple Pay対応のバーチャルカードなら、以下の方法で紐づけることができます。(ただし、Google Payではおサイフケータイ対応デバイス、Apple PayではApple Pay対応のデバイスでないと、タッチ決済を利用できません。)
Google Pay
Android対応スマホのGoogle Play上から、Googleウォレットをインストールする
「Googleウォレットに追加」をクリックする
「支払いカード」をクリックする
画面上のフレームにカードを合わせて撮影もしくは、カード情報を手動で入力する
「保存して次へ」をクリックする
カード発行会社の利用規約を読み、「同意する」をクリックする
お支払い方法の確認を求められたら、リストからオプションを選択する
Apple Pay(iPhoneの場合)
ウォレットアプリで、追加ボタンをクリック
「クレジットカードなど」をクリックして、新しいカードを追加する
「続ける」をクリックする
画面の手順に沿って、新しいカードを追加する
カード発行元が情報を確認する(カード発行元によっては、追加資料の提出が求められる場合もある)
その後、Apple Payでカードの使用が承認される
国際バーチャルカードの手数料は?
海外へ渡航する際に欠かすことのできないクレジットカードやデビットカード。
みなさんは海外で外貨を決済するときにいくら手数料が上乗せされているかをご存知でしょうか?
海外事務手数料とは、カード会社が利用店舗に支払いをする際にかかる事務費用です。日本で発行されたカードの海外事務手数料は通常1%台~2%台であることが多いですが、国際ブランドやカード発行会社によって異なります。
支払いには、VISAやMastercardなど国際ブランドが取り決めた為替レートが適用されます。その為替レートでショッピング利用代金を円換算し、さらに各カード会社の海外事務手数料が加算、請求されます。
そのため、海外へ頻繫に渡航する機会のある方はできるだけ海外事務手数料が安いカードを選択するのが賢明です。
外貨決済に強いWiseバーチャルカード(デビットカード)では、多通貨を保有できるマルチカレンシー口座に該当通貨を保有していれば手数料は無料、万が一該当通貨を持っていなくても、自動的に両替手数料が最も安くなる残高から決済されます。この両替には市場仲値 (TTM) が適用され、両替手数料は0.43%~と他社と比較して低い手数料設定です。
国際バーチャルカードのおすすめ 4選
バーチャルカードでは年会費が無料だったり、審査がなかったりと作成のハードルが低いものが多いですが、海外サイトでの外貨決済には従来のクレジットカードと同程度の海外手数料がかかります。ここでは、海外サイトや海外店舗で利用できる国際バーチャルカードのおすすめ4選をご紹介します。
Wiseデビットカード(バーチャルカード)
海外送金サービスで知られるWiseでは、Wiseデビットカード(バーチャルカード)を発行しています。一つのアカウントで多通貨を保有できるマルチカレンシー口座に通貨を入金していれば、手数料無料で支払いできるのが大きな特徴です。
メリット
マルチカレンシー口座に外貨持っていれば決済手数料無料
両替手数料が0.43%〜とクレジットカードの海外事務手数料よりも安くなるケースが多い
最大3枚までバーチャルカードの保有が可能
オンライン決済の度に凍結できるので、セキュリティ面でも安心
デメリット
日本発行カードはApple Pay、Google Pay未対応
物理的なWiseデビットカードの発行が必要
Revolut
イギリス発のデジタル銀行、Revolutも外貨利用に特化したサービスが特徴で、リアルカードはもちろん、バーチャルカードの発行もしています。
メリット
35種類以上の通貨の保有が可能
該当通貨を保有していれば、決済手数料無料で決済可能
1日最大5回まで使い捨てバーチャルカードの発行が可能
デメリット
Apple Pay未対応
一部カードからのチャージにはチャージには1.7%(税込)の入金手数料がかかる
バンドルカード(バーチャル)
バンドルカードは気軽に作れるVISA搭載のプリペイドカードです。クレジットカードを持てない未成年でも、保護者の同意があれば作れる点で人気を呼び、アプリは1,000万ダウンロードを突破しています。
メリット
海外のオンラインVisa加盟店で利用可能
年齢制限なし(未成年の場合は保護者の同意が必要)
審査不要で即日発行(後払い機能には審査要)
Google Pay対応
デメリット
海外実店舗での利用不可
海外事務手数料が3%~4.5%と高い
Kyash Card Virtual
Kyash(キャッシュ)では、物理的カードの他にバーチャルカードを発行しています。保護者の同意があれば未成年でも作ることができ、ポイント還元やアカウント同士での送金ができる点が特徴です。
メリット
海外のオンラインVisa加盟店で利用可能
年齢制限なし(未成年の場合は保護者の同意が必要)
ポイント還元がある
Kyashアカウント同士で手数料無料で送金可能
Apple Pay・Google Pay対応
デメリット
海外実店舗での利用不可
海外事務手数料が3%と高い
国際バーチャルカードのメリット・デメリット
ここでは、国際バーチャルカードのメリット・デメリットをご紹介します。
本記事でご紹介したバーチャルカードの一部では海外で使える国際バーチャルカードもあり、海外への渡航が多い方には物理的なカードに代わる新しい選択肢となるかもしれません。
メリット
外貨利用に特化したバーチャルカードなら、現地通貨で決済可能
物理的なカードの紛失や盗難リスクの軽減
情報漏洩や不正利用の防止
アプリで簡単に利用停止や凍結が可能
デメリット
カードが発行されないため、海外現地ATMで現金の出金ができない
カード差し込みタイプなど、一部実店舗で利用できない
国際バーチャルカードは安全?
近年サイバー攻撃は巧妙化し、日本でも大手企業が攻撃され、クレジットカード情報など個人情報が盗まれる事例が増加しています。組織のセキュリティ対策はもちろんですが、個人レベルでもセキュリティ意識を高めることが重要です。
バーチャルカードは個人として取り組めるセキュリティ対策の一つとも言えるでしょう。
バーチャルカードはアプリで簡単に利用停止の操作ができます。ネットショッピングでバーチャルカードでの支払い完了後にカード利用を止めたり、また再度使うときには利用を再開したりと、即座に操作が可能です。
また、1度切りで番号が切り替わる使い捨てバーチャルカードも組み合わせれば、海外サイトや海外でも安心してショッピングを楽しめます。
まとめ:国際バーチャルカードはおすすめ?
バーチャルカードそのものの認知度はまだ日本ではあまり高いとは言えませんが、サーバー犯罪の巧妙化が進むなか、いつネットショップや企業から個人情報が流出するか分かりません。普段使いのクレジットカードやデビットカードのほかに、バーチャルカードを持っていれば、万が一カード情報が流出したとしても、アプリですぐに利用を停止でき、自己防衛策にもなります。
ネットショッピングの人気が高まり、今では誰でも気軽に世界中のネットショップから買い物ができるようになりました。普段使いのクレジットカードの他に、海外サイトでもお得に使えるWiseデビットカード(バーチャルカード)やRevolutバーチャルカードなら、海外事務手数料で損することなくおトクかつ安全に買い物ができます。新たなカードの選択肢とし、バーチャルカードを検討してみてはいかがでしょうか?
出典:
FAQ:海外サイトで利用可能なおすすめバーチャルカードは?
バーチャルカードとは、物理的なカードを発行せずにアプリでデジタルカードとして発行されるカードのことです。
バーチャルカードはネットショッピング専門で利用できるものもあれば、タッチ決済可能店舗では、店舗での買い物にも利用できます。
バーチャルカードのなかには海外サイトで利用できないカードもあります。外貨決済に特化したWiseデビットカード(バーチャルカード)では海外サイトや海外店舗で利用可能です。
カード会社によって海外で利用できないバーチャルカードもあります。海外店舗で利用できるバーチャルカードを申し込む必要があります。