イタリアから日本への海外送金を受け取る4つの方法!手数料や日数を比較

高橋 美穂
石井 美南海
Last updated
2024年10月31日

「イタリアから海外送金を受け取りたいけど、方法が分からない」「海外送金を受け取るときの手数料はいくらかかるか知りたい」という方に向けて、4つの方法をご紹介します。海外の取引先からの支払いをはじめ、海外から日本にいる家族に対しての仕送り、母国からの送金を受け取る日本在住の留学生の方など、海外送金の受け取りにはさまざまなケースがあります。銀行での受け取りを想定する方も多いですが、銀行が利用する海外送金のインフラは手数料が高く、受け取りに長い日数がかかることがほとんどです。本記事では、銀行をはじめ、現金受取、PayPalWise(ワイズ)の4つの受け取り方法のそれぞれの特徴や各種手数料、メリット・デメリットを徹底比較。手数料を賢く節約する方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【手数料】イタリア から日本への海外送金を受け取るおすすめの方法

海外から日本への海外送金を受け取るにはいくつかの方法があり、それぞれ特徴や各種手数料が異なります。ここではおすすめの方法を4つ、ご紹介します。おすすめの4つのうち、口座で受け取る方法がWiseと銀行口座、店舗へ行って現金を直接受け取る方法、PayPalアカウントで受け取る方法です。

手数料を比較してみましょう。

送金方法受取手数料為替レート送金手数料中継銀行手数料
Wiseマルチカレンシー口座

なし *(3)


ミッドマーケットレート

0.33%~*(1)


なし *(3)
銀行送金着金するまでは不明(手数料受取人負担の場合は送金資金から差し引かれる)市場仲値+為替手数料銀行によって異なる銀行によって異なる
現金受取なし *(2)市場仲値+為替手数料

数百円~数千円程度(プロバイダーによって異なる)


なし
PayPal(ペイパル)3%基本為替レートに3%~4%を上乗せしたレート(取引為替レート)

送金側の滞在国や入金方法によって異なる


なし

(1) 通貨によって異なる \(2) Western Union社の場合*(3) SWIFT送金での受け取りの場合、カナダ・ドルの場合は10CAD、米ドルの場合は6.11USDの受け取り手数料が発生。その他21通貨では中継銀行手数料が発生し、送金資金から差し引かれる場合あり。

銀行を介しての海外送金の受け取りは受取人側で発生する受取手数料のほか、中継銀行手数料が請求されます。これら手数料は手続きする銀行でも事前にいくらかかるのかは分からず、不透明であることがデメリットと言えます。

現金受取やPayPalでの受け取りでは、銀行のような中継銀行手数料や受取手数料はかかりません。送金手数料のほか、為替手数料が上乗せされた為替レートが適用されます。

Wiseでも、中継銀行手数料や受取手数料*(3)はかかりません。さらに、為替手数料が一切上乗せされていないリアルなレートであるミッドマーケットレートが適用されて、為替レートで損をすることはありません。

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Wiseマルチカレンシー口座

Wiseのマルチカレンシー(多通貨)口座なら、イタリアからの海外送金の受け取りに便利かつお得に利用することができます。

40通貨を一つのアカウントで保有・管理できるマルチカレンシー口座では、日本のアカウントの場合、米ドルやユーロ、英ポンドといった主要通貨を含む海外の口座情報を取得でき、外貨を外貨のまま保有することができます。例えば、イタリアからの送金もマルチカレンシー口座の口座情報があれば、送金側にとっても国内振込として簡単に送金することができ、受取側にとっても不要な手数料を回避できるというメリットがあります。

Wiseアカウントは、オンラインまたはWiseアプリで簡単に開設が可能です。個人アカウントは会員登録や月額料金は無料です。

Wiseは銀行ではありませんが、アカウント内で40種類以上の通貨の保有や受け取り、海外送金をすることができます。さらに海外送金では、格安な手数料と為替手数料がかからないミッドマーケットレートが大きな魅力です。

現住所を日本で登録している場合は、8種類以上の現地口座情報の取得が可能です。外貨の受け取りをはじめ、アカウントに紐づくWiseデビットカードを発行すれば海外ATMで現地通貨の引き出しもでき、日本国内外で便利に利用できます。

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Wiseでイタリアからの海外送金を受け取るにはいくらかかる?

Wiseのマルチカレンシー口座情報は、個人アカウントの場合は無料で取得できます。

米ドルやカナダ・ドルのSWIFT(スイフト)送金の受け取りには少額の手数料がかかりますが、それ以外の国内送金の受け取り(SWIFTおよび電信送金を除く)を利用した海外送金であれば、手数料無料で受け取ることができます。

アカウント内で受け取った外貨は、為替手数料がかからないミッドマーケットレートで必要な外貨へ格安な両替手数料で両替することも可能です。

現地口座情報が取得できる通貨
米ドル  、ユーロ、英ポンド、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、シンガポール・ドル、カナダ・ドル、ハンガリー・フォリント、トルコ・リラ
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Wiseでユーロからの受け取れる限度額はいくら?

ユーロから日本のWiseユーザー宛への海外送金をする場合、受け取れる限度額は100万円相当額までとなります。

これは日本の資金決済法を遵守する目的によるもので、Wiseの日本ユーザーはアカウント内で100万円相当額を超える資金を保有することができません。

万が一100万円以上の金額を受け取る予定がある場合は、アカウント内を100万円相当額以内に保つために30日間の猶予期間以内に余剰金用の銀行口座の設定が必要になります。

余剰金用口座とは、アカウント内の保有金額が100万円を超えた場合に、Wiseが自動的に超過分を送金するための銀行口座です。もし、30日以内に余剰金用口座を設定しない場合にはアカウントが制限されてしまうため、忘れずに設定しましょう。

銀行間でのユーロからの海外送金

個人から法人まで、多く利用される銀行での海外送金。

銀行口座から銀行口座への海外送金では、SWIFTと呼ばれる国際的なネットワークシステムが用いられており、世界中の金融機関がSWIFTシステムを利用して決済業務を行っています。

SWIFTを利用した海外送金では、最終的な受取人の銀行口座に着金するまでに複数の中継銀行を経由しなければなりません。その中継銀行ごとに通常、数千円程度の手数料が徴収されます。いくつの中継銀行を経由するかは、手続きする銀行でも分かりません。

また、受取人が銀行で受け取る際にも受取手数料として、払い出す銀行で送金資金から手数料が差し引かれます。

送金にかかる日数も、中継銀行での処理がどのくらいかかるかが予測できず、実際にいつ受取人に着金するかを予測することができません。

このように、SWIFTは高い信頼性や処理能力を持ち、安全に海外送金に利用することができまる反面、割高な手数料や送金にかかる時間がデメリットと言えます。

銀行口座での海外送金の受け取り方法

銀行では、海外送金を受け取ることを「被仕向送金」と呼びます。

イタリアからの海外送金を銀行口座で受け取るには、国内振込と異なり、銀行名や口座番号、口座名義人名のほか、SWIFTコードと呼ばれる金融機関識別コードを送金人に伝える必要があります。SWIFTコードは各金融機関のウェブサイトやSWIFTコードチェッカーで確認できます。

海外送金が日本の銀行に到着すると、金融機関によっては計算書が登録住所宛に届いたり、電話で報告が入ったりすることがあります。

海外送金を受け取る際に送金人に共有すべき情報は、記事の後半で詳しくご説明します。

銀行口座で海外送金を受け取るにはいくらかかる?

日本の銀行口座で海外送金を受け取るには、どの銀行でも「受取手数料」が発生します。

受取手数料は銀行によって異なりますが、例えば楽天銀行の場合は2,450円、みずほ銀行の場合は2,500円かかります。円普通預金口座に手数料分の残高が不足していると、受け取り手続きが進められない場合があるため、注意しましょう。

外貨建てで送金され、円預金口座での受け取りを指定されていた場合は、銀行のTTBレート(外貨買取レート)が適用され、円貨へ換算されます。この為替レートには為替手数料が含まれているため、為替手数料もかかるということになります。

銀行海外送金(被仕向送金)受取手数料
楽天銀行2,450円/件
みずほ銀行
  1. 円建送金を円預金で受け取る場合:2,500円/件

  2. 外貨建送金を円預金で受け取る場合:2,500円/件

  3. 外貨建送金を外貨普通預金で受け取る場合:2,500円/件

(2024年10月16日現在)

イタリアからの海外送金の現金受取の方法

海外送金プロバイダーのなかには、イタリアから送金された資金を現金で受け取れるサービスもあります。現金受取ならば、例えば日本に留学や転勤で移住してきたばかりで銀行口座をまだ持っていないという人にも便利に利用できます。ここでは、海外送金を現金で受け取る方法についてご説明します。

海外から現金を受け取る方法

日本で海外送金を現金で受け取れるプロバイダーとしては、Western Union(ウエスタンユニオン)が有名です。Western Unionは、170年以上の歴史を誇る信頼性の高い海外送金サービスで、日本では250以上の店舗を構えています。

Western Unionを利用して、日本で送金された現金を受け取るには、Western Unionの店舗へ行く必要があります。そこで、送金人から共有された「送金管理番号」など送金人の情報を入力します。有効な本人確認書類およびマイナンバーカードを提出の上、詳細が正しいことが確認されると、送金の受け取りが可能となります。

現金の受け取りは非常に便利である一方、送金人および受取人の双方が店舗へ出向く必要があります。また、送金手数料としてはリーズナブルな費用ではありますが、適用される為替レートが高いことがデメリットと言えます。

  • 例えば、2024年10月17日 (JST) 現在の為替レートを見てみましょう。
  • ミッドマーケットレート(市場仲値):1米ドル=149.41円

Western Unionの為替レート:1米ドル=151.51円

上記の通り、Western Unionでは約2円の為替手数料が上乗せされたレートが適用されており、不利なレートと言えるでしょう。

海外送金を現金で受け取るにはいくらかかる?

現金受取を取り扱う海外送金サービスとして代表的なプロバイダーは、Western UnionMoneyGram(マネーグラム)が挙げられます。これらを利用して海外から日本へ送金してもらう場合には、受取人が現金を受け取る際に負担する金額なく、送金人側の手数料負担のみとなります。

海外送金サービス手数料(送金人負担)手数料(受取人負担)
Western Union送金国・送金金額・送金方法によって異なる(シミュレーションで確認可能)なし
MoneyGram

送金金額・支払い方法、送金方法、受取場所によって異なる(シミュレーションで確認可能)


なし *(1)
ウェスタンユニオンへマネーグラムへ

*(1) enRemit (MoneyGram取扱店)での現金受取の場合

PayPalで海外送金を受け取る

オンライン決済でおなじみのPayPal(ペイパル)でも、海外送金を受け取ることができます。ただし、送金人および受取人のどちらもPayPalアカウントを持っている必要があります。詳しく見ていきましょう。

PayPalでイタリアから海外送金を受け取る方法

前述したように、PayPalでも海外送金をすることは可能ですが、アカウント同士での送金となり、双方がアカウントを持っていなくてはいけません。

アカウントがあれば、メールアドレスを共有するだけでパソコンやアプリから簡単に送金ができます。日本のPayPalアカウントでは、以下計22通貨の受け取りが可能です。

日本のペイパルアカウントで受け取れる通貨
カナダドルユーロ英ポンド米ドル
日本円オーストラリアドルニュージーランドドル

スイスフラン


香港ドルシンガポールドルスウェーデンクローネ

デンマーククローネ


ポーランドズロティノルウェークローネハンガリーフォリントチェココルナ
イスラエルシェケルメキシコペソフィリピンペソニュー台湾ドル
タイバーツロシアルーブル

(2024年10月17日現在)

PayPalアカウントで受け取った資金は、アカウントに登録した銀行口座で引き出しが可能です。

PayPalで海外送金を受け取るにはいくらかかる?

PayPalで海外送金を行う際、保有している通貨とは異なる通貨で取引がされる場合には、送金人または受取人のいずれかが所定の通貨換算手数料を負担する必要があります。

送金側が負担する場合4%
受け取り側が負担する場合3%

アカウントで受け取った残高は銀行口座で引き出しができますが、5万円未満の引き出しには1回あたり250円の手数料が発生します。

PayPalの為替レート

PayPalで海外送金を受け取る際には通貨換算手数料のほか、PayPal所定の為替レートが適用されます。

個人間の支払いなどには基本為替レートに4%を上乗せしたレートが、銀行口座への振替などには基本為替レートに3%を上乗せしたレートで通貨換算がされます。

Paypal公式サイトへ

イタリアからのおすすめの海外送金受け取り方法とは?メリット・デメリット

Wise、銀行口座、現金受取、PayPalの4つの海外送金の受け取り方法を解説してきました。

それぞれの方法のメリット、デメリットを整理しましょう。

受け取り方法メリットデメリット
Wiseマルチカレンシー口座

✅Wise同士の送金なら40通貨、銀行からの送金なら23通貨の受け取りが可能


✅現地口座情報の対応通貨(8通貨以上)での受け取りなら受取手数料無料


✅手数料上乗せのないミッドマーケットレート


❌窓口での現金受取は不可


❌米ドルとカナダ・ドルのSWIFT送金の受け取りには少額の手数料が発生

銀行口座

✅高い安全性と信頼性


✅高額送金も可能

❌高額な中継銀行手数料や受取手数料


❌着金までにかかる日数が不透明

現金受取

✅銀行口座を持たない人にも海外送金が可能


✅最短10分程度で受け取りが可能 *(1)

❌高い為替レート


❌店舗での受け取りに手間がかかる

PayPal

✅メールアドレスだけで簡単に海外送金が可能


✅日本のアカウントでは22通貨に対応

❌銀行口座への送金が不可能


❌通貨換算手数料や、為替手数料が上乗せされた為替レートが適用される

*(1) MoneyGramの場合

上記の4つの海外送金受け取り方法で、最も各種手数料がお得なのはWiseのマルチカレンシー口座での受け取りです。送金される外貨の現地口座情報をマルチカレンシー口座で取得していれば、外貨のまま受け取りができ、受け取り手数料もかかりません。

銀行や現金受取、PayPalではそれぞれのサービスに魅力的なメリットはあるものの、銀行では受取手数料や着金までの日数が不透明であったり、現金受取では店舗へ受け取りに行く手間がかかったり、PayPalではアカウント間でのやり取りになり、銀行口座へ直接送金できないというデメリットがあります。

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イタリアからの海外送金受け取り目的・理由

イタリアからの海外送金を受け取る目的や理由は、人によってさまざまです。具体的には次のようなケースが挙げられます。

家族や友人間の送金

個人間の比較的少額な海外送金であれば、PayPalやWiseでの送金が手軽です。PayPalやWiseではお互いにアカウントを持っていれば、メールアドレスだけで送金も可能です。

口座間の送金

海外の持ち家や不動産の売却など、海外の自分の銀行口座から日本の自分の銀行口座への海外送金というパターンも考えられます。このような場合は高額な送金が見込まれるため、銀行送金やWiseでの海外送金が安全かつ確実な送金方法を言えるでしょう。

相続

相続人が海外に居住している場合の相続手続きで、海外送金を受け取るというケースもあります。相続では高額な金額を受け取る可能性がありますが、このような場合は銀行やWiseのような受取限度額が高い口座での受け取りが望ましいでしょう。

贈与

海外の家族から贈与を受ける場合もあるでしょう。贈与が少額であれば、Western Unionでの現金送金も可能ですが、限度額に注意しましょう。Wiseのマルチカレンシー口座での受け取りも選択肢となるでしょう。

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イタリアから海外送金を受け取るにはいくらかかる?

海外送金を受け取る際には、一般的に以下の手数料が発生します。

  • SWIFT送金の場合)中継銀行手数料・受取手数料

  • 為替手数料

  • 送金手数料

送金方法受取手数料為替手数料送金手数料
Wiseマルチカレンシー口座無料 *(3) 無料(ミッドマーケットレート)

0.33%~*(1)

格安かつ透明性のある手数料

銀行送金着金するまでは不明(手数料受取人負担の場合は送金資金から差し引かれる)市場仲値+為替手数料銀行によって異なる)
現金受取なし *(2)市場仲値+為替手数料(プロバイダーによって異なる)

数百円~数千円程度(プロバイダーによって異なる)


PayPal3%基本為替レートに3%~4%を上乗せしたレート(取引為替レート)

送金側の滞在国や入金方法によって異なる


(1) 通貨によって異なる(2) Western Unionの場合 *(3) SWIFT送金での受け取りの場合、カナダ・ドルの場合は10CAD、米ドルの場合は6.11USDの受け取り手数料が発生。その他21通貨では中継銀行手数料が発生し、送金資金から差し引かれる場合あり。

イタリアからの海外送金を受け取る際にかかるコストは、受け取る通貨や金額、送金方法、利用する金融機関(銀行または海外送金プロバイダー)などが影響します。

イタリアからの海外送金の受け取り限度額は?

海外送金を日本で受け取る場合、送金元および受取人の国の規制や、金融機関ごとに上限額が設けられています。送金する前に利用する金融機関や、受取人の国の規制等を確認しましょう。

例えば、Western Unionでアメリカから日本へ送金する場合には50,000米ドルが上限とされており、利用履歴も影響するとされています。

Wiseを利用してイタリアから日本で資金を受け取る場合には、一点だけ注意が必要です。

Wiseでは日本の規制上、アカウント内に保有できる限度額が「100万円相当額まで」とされています。そのため、送金を受け取る際にアカウント内が100万円を超過する可能性がある場合には、超過分を別の銀行口座へ移動させるための余剰金用口座の設定が必要です。

余剰金用口座を設定することにより、100万円を超過した場合、Wiseが自動的に登録された口座へ超過分を送金することができます。余剰金用口座の設定には30日間の猶予期間が設けられており、万が一設定を行わずにアカウント内が100万円を超過していた場合、アカウントが制限されてしまう可能性があります。忘れずに登録するようにしましょう。

銀行口座を持ってない人へ海外送金する方法

移住したばかりでその国の銀行口座がまだ開設できていないなど、「海外送金を受け取りたいけど、銀行口座を持っていない」という方にも海外送金する方法があります。ここでは3つの方法をご紹介します。

  • Wiseアカウントへ送金

受取人にWiseアカウントおよびマルチカレンシー口座を開設してもらい、現地口座情報を取得することで送金を受け取ってもらうことができます。Wiseの個人アカウントおよび現地口座情報の取得は無料で、アプリまたはオンラインで簡単に開設が可能です。

  • PayPalアカウントへ送金

PayPalアカウント同士であれば、海外送金は即時に完了します。ただし、送金人または受取人のいずれかが3%~4%の通貨換算手数料を負担が必要です。現金の出金には銀行口座の登録が必要となります。

  • 現金受取(キャッシュピックアップ)

即時着金で急ぎの海外送金にぴったりなのが、現金受取です。銀行口座を持たない人にも手軽かつスピーディーに資金を送ることのできる便利なサービスです。Western UnionやMoneygramであれば、受取人が支払う手数料はありませんが、為替レートが高く、為替手数料分の負担がデメリットと言えます。

海外送金を受け取るのに必要な情報は?

海外送金を銀行口座で間違いなく受け取るには、送金人との正確な情報共有が必要です。一般的には、以下の情報の共有が必要です。

<受取銀行情報>

<中継銀行情報(必要な場合)>

  • SWIFTコード

  • 中継銀行名

<受取人情報>

  • 受取人口座番号

  • 受取人名

  • 受取人住所

銀行口座以外で、WiseやPayPalアカウント上での受け取りには、登録されているメールアドレスの共有だけで受け取ることが可能です。

まとめ:イタリアからの送金を受け取るおすすめな方法

今回は、イタリアからの海外送金を受け取る4つの方法をご紹介しました。

一番おすすめな方法は個々のニーズによって異なり、一概にこの方法がおすすめというものを断言することはできません。

しかし、「手数料を節約したい」「外貨のまま受け取りたい」という場合はWiseのマルチカレンシー口座が、「スピーディーに現金で受け取りたい」ならWestern Unionのような現金受取、という選択になるかもしれません。

それぞれのサービスの特徴や、手数料をよく比較検討して、ご自分のニーズに合ったサービスを選ぶようにしたいですね。

よくある質問〜イタリアから海外送金を受け取る方法〜

海外送金を受け取る際、最初にするべきことは何ですか?

銀行経由で海外送金を受け取る場合は、金融機関から入金の連絡が入ることがあるため、受取銀行に確認が必要です。WiseやPayPalアカウントでは特に必要な手続きはありません。現金受取の場合は、マイナンバーカードなどの身分証明書を持参の上、店舗へ受け取りに行きます。

海外送金や海外送金の受け取りに一番おすすめなアプリは何ですか?

海外送金アプリでは、送金手数料や為替レートがお得なWiseがおすすめです。アプリで会員登録や本人確認をはじめ、送金手続きも手軽に行うことができます。

日本で海外送金を受け取るのに一番安い方法は何ですか?

日本で海外送金を受け取るにはいくつか方法がありますが、銀行経由や現金受取も選択肢に挙げられますが、一番安い方法はWiseと言えます。Wiseの送金手数料は安く、為替レートには一切の為替手数料が上乗せされておらず、隠れコストがありません。