海外旅行にはデビットカードとクレジットカードどっち?おすすめカードも紹介

高橋 美穂
ライター
石井 美南海
最終更新日
2025年6月20日

海外旅行や留学などの海外渡航時、「デビットカードとクレジットカードのどっちを持っていくべき?」「海外でお得に使えるカードを知りたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

現在、ヨーロッパ在住の筆者の結論としては、日本発行のクレジットカードは手数料が高く、経済的とは言えません。お得に使いたいなら、Wiseデビットカードがおすすめです!筆者自身もWiseデビットカードユーザーですが、為替手数料や事務手数料で損をすることなく、日々の生活でも活用しています。

本記事では、海外でクレジットカードやデビットカードを使う場合の手数料をはじめ、カードの選び方や海外旅行でおすすめのデビットカード・クレジットカードもご紹介します。

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本記事の目次

デビットカードとクレジットカードの違いは?

まずは、デビットカードとクレジットカードの違いや特徴を見ていきましょう。

デビットカード

クレジットカード

  • 銀行口座残高に紐づいており、利用すると即時に口座から引き落とされる(即時払い)

  • 口座残高以上の利用はできない

  • キャッシング機能はなく、海外ATMから現地通貨を引き出すのは口座からの引き出し扱いとなる

  • クレジットカードに比べて審査が比較的緩やかで、年齢制限も低い傾向がある

  • ポイント還元率や付帯保険はクレジットカードに比べて充実していないことが多い

  • 借入に抵抗がある人におすすめ

  • カード会社が定める限度額まで利用可能

  • 後払い方式で、利用金額は後日請求される

  • 分割払いやリボ払いが可能(契約内容によって異なる)

  • 海外キャッシング枠があれば、ATMから現金を借り入れることができる(別途、利息が発生)

  • 発行には審査があり、一定の収入や信用情報が求められる

  • カード会社によって海外旅行保険付帯やポイント・マイルの付与などの特典がある

デビットカードとクレジットカードの大きな違いは、利用可能枠です。デビットカードは銀行が発行するカードで、口座残高が利用枠となります。対してクレジットカードは、カード会社が発行するカードで、発行時には年収や過去の利用履歴に基づき利用可能枠が決定されます。

また、クレジットカードは分割払いやリボ払いが可能である場合が多い一方、デビットカードは一括払いのみとなる点も大きな違いです。

海外利用においては、デビットカードもクレジットカードも、国際ブランド搭載であれば加盟店で問題なく使うことが可能です。ただし、どちらも日本発行のカードであれば、別途海外事務手数料や為替手数料が発生することに注意が必要です。これらの手数料については、本記事内で別途ご説明します。

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海外旅行にはデビットカードとクレジットカードのどっちを持っていくべき?

海外旅行には結局、デビットカードとクレジットカードのどっちを持くのが良いのでしょうか?結論としては、両方持っていくのがおすすめです。デビットカードとクレジットカード、それぞれのメリットを整理していきましょう。

クレジットカードのメリット

  • 海外旅行傷害保険が付帯している場合、万が一の際にも安心

  • ホテルのデポジットやレンタカーの利用時に信用情報として提示を求められることがある

  • 高額な支払いや予期せぬ出費に対応しやすい

デビットカードのメリット

  • 使いすぎの防止(口座残高の範囲内での利用)

  • 海外手数料が安いデビットカードがある

  • ATMで現地通貨を引き出す際、クレジットカードの海外キャッシングよりも手数料が安くなる場合がある。

  • 審査が比較的容易なため、クレジットカードを持てない学生や持ちたくない人にも便利

上記の通り、クレジットカードにもデビットカードにもそれぞれ利点があります。

クレジットカードを選ぶ際の決め手の一つにもなるのが海外旅行保険の付帯です。補償内容はカードによって異なり、旅費をカードで払って適用される利用付帯と、クレジットカードを所持しているだけで付帯される自動付帯がある点に注意しましょう。

便利に使えるクレジットカードですが、日本国内で発行されたクレジットカードの場合は、利用のたびに2%~4%の海外事務手数料が上乗せされるため、経済的とは言えません。

デビットカードは、クレジットカードに抵抗がある人やクレジットカードが持てない学生でも発行できるため、海外留学などにも便利です。口座残高分しか使えないため、使いすぎも防止できます。

クレジットカード利用時にかかる海外事務手数料を避けたい場合は、Wiseデビットカードがおすすめです。Wiseデビットカードは150カ国で利用でき、アカウント内では40通貨以上の通貨の両替や保有に対応しています。アカウント内に決済通貨を保有していれば、ショッピング決済時の手数料は無料。日本円から外貨への両替には、為替手数料が上乗せされていないミッドマーケットレートでの両替で、0.68%~と格安な手数料で両替することができます。

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海外旅行にはデビットカードだけでも大丈夫?

なかには、クレジットカードを持っておらず、デビットカードしか持っていないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、海外旅行にはクレジットカードも持参していった方が安心な場面もあります。

クレジットカードは幅広い国で利用できるほか、審査に通った人が持てる支払い能力の証にもなります。例えば、海外の一流ホテルでは、デポジット(保証金)や「インプリント」と呼ばれるクレジットカードデータの控えをチェックインの際に求められる場合もあります。また、海外でレンタカーを契約する際に、国際クレジットカードを持っていることを条件としているレンタカー会社もあります。このような場合、デビットカードが受け付けてもらえず、レンタカーが契約できないという事態になってしまいます。

また、多くのデビットカードでは、海外旅行保険付帯の特典がないことが多いため、利用付帯が条件の海外旅行保険を使いたい場合は、航空券をクレジットカードで支払い、海外現地のショッピング利用にはデビットカードで支払うというような使い分けをするのも良いでしょう。ただし、国内発行のデビットカードでも、海外事務手数料がかかってしまうため、Wiseデビットカードのような外貨を外貨のまま支払えるデビットカードを持っておくと、手数料を節約することができます。

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海外でのクレジットカード・デビットカード利用時の手数料 

日本国内で発行されたクレジットカードやデビットカードを海外で利用すると、利用金額に別途、手数料が上乗せされることをご存じでしょうか?海外利用時にかかる手数料は、次の2種類があります。

為替手数料

海外や海外サイトでカード決済すると、日本円以外の外貨での支払いとなります。

そのため、カード会社はVISAやMastercard®などの国際ブランドが独自に設定する円換算レートが適用されます。

この為替レートはカード利用データがアメリカのVISAインターナショナルやアメリカのMastercard®ワールドワイドに到着した時点でのレートとなり、利用日のレートでありません。また、このレートには多くの場合、為替手数料が上乗せされています。

海外事務手数料

上記の為替手数料に加えて、海外利用に係る事務処理費として各カード会社が定める「海外事務手数料」(海外取引手数料・海外手数料)が1.6%~3.85%程度(2025年現在)が上乗せされて請求されます。この海外事務手数料は近年の海外取引におけるコスト増の影響で手数料を引き上げる動きが見られています。

クレジットカードはポイントやマイルなどの特典がつくことが魅力ではありますが、利用金額が大きくなるほど手数料がかさんでしまいます。

外貨決済に強いWiseデビットカードを旅行中の買い物に利用すれば、このような手数料を節約することができます。Wiseでの両替には、為替手数料が一切かからないミッドマーケットレート(仲値)が採用されています。アカウント内にあらかじめ決済通貨に両替しておけば、決済時の手数料は無料です。日本円から両替する場合も、0.68%~*と一般的なクレジットカードよりもお得に支払える可能性があります。

*通貨や金額によって変動

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カードを利用して海外ATMで現金を引き出す際の手数料

クレジットカードやデビットカードがあれば、現地通貨が必要になったときにも手軽に現金を調達できます。ただし、次の手数料がかかることに注意が必要です。

海外ATM利用手数料:

  • デビットカード・クレジットカードで現地通貨を引き出す際に、カード発行会社が設定する手数料(例:エポスカードの場合、110円~220円)

  • 現地のATM設置機関が別途手数料を徴収する場合もあり

クレジットカードでも、デビットカードでも、海外ATMを使って現地通貨を引き出すことができます。ただし、利用時にカード発行会社が定めるATM手数料が発生します。また、現地の海外ATM設置金融機関の所定の手数料が徴収される場合があります。

クレジットカードの海外キャッシング手数料:

  • 国際ブランドが定める交換レートに上乗せされた為替手数料

  • 利息(例:エポスカードの場合、実質年率18.0%)

海外キャッシングとは、クレジットカードを使って海外ATMで現地通貨を借り入れることです。金額や通貨によっては、両替所を利用するよりも、海外キャッシングの方が手数料が安く済むことがあります。ショッピングと異なり、海外事務手数料が請求されない代わりに、利息が発生します。早めに繰上げ返済することで、利息を抑えることができます。

デビットカードの海外ATM現地通貨引き出し手数料:

  • 事務処理経費(例:Sony Bank WALLET 事務処理経費:1.79% / 三菱UFJデビットカードVISA 海外事務手数料:3.5%)

デビットカードでも、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。デビットカードの場合は借入ではなく、銀行口座からの引き出しとなり、別途海外事務手数料が上乗せされて引き落としされます。

海外旅行に持っていくカードの選び方は?

いざ海外旅行に行くとなったとき、どのカードを作ったら良いか迷ってしまうかもしれません。海外で使いやすいカードとして、次のポイントを基準に選ぶのがおすすめです。

  • 国際ブランド

国際ブランドとは、世界で利用できるクレジットカードやデビットカードに搭載されるブランドです。VISA・Mastercard®・JCB・American Express・Diners Clubは5大ブランドとして知られています。なかでも、VISAとMastercard®は世界でのシェア率が高く、加盟店も多いため、どちらかを持っていれば安心です。JCBは日本発の国際ブランドですが、ハワイや韓国、台湾、グアムなど日本人観光客が多く訪れる地域で使いやすいブランドです。

  • 海外事務手数料

先にご説明したように、日本国内発行のクレジットカードやデビットカードを海外や海外サイトで利用すると、海外事務手数料が上乗せされて請求されます。海外事務手数料はカード会社によって異なるため、できるだけ低く設定されているカードを選ぶと手数料を節約することができます。

  • 海外渡航時に役立つ特典

海外旅行保険やラウンジ利用、マイル・ポイントが貯まるなどの特典があるかどうかも、クレジットカードやデビットカードを選ぶ基準になるでしょう。

ポイントやマイルが貯まるのも魅力の一つですが、海外事務手数料も加味した上で本当にお得に使えるかどうかを検証した上で、選び取っていくことが重要です。

海外旅行におすすめのカード5選!

「結局、海外旅行にはどのカードがおすすめ?」を気になる方に向けて、海外旅行に便利なおすすめのクレジットカード・デビットカードを厳選して5つご紹介します。

Wiseデビットカード

まずは、本記事でもすでにご紹介しているWiseデビットカードです。

海外在住の筆者も日常的に愛用しているデビットカードで、特に為替手数料のかからないミッドマーケットレートでの両替や、残高にある通貨での決済の場合には決済手数料がかからない点、海外ATMでの引き出しの際には上限額・上限回数までは手数料無料で引き出しできる点が気に入っています。

年会費も月額も一切かからないため、海外渡航時には作っておいて損はないカードと言えます。

おすすめポイント

✅国際ブランドはMastercard® *

✅海外事務手数料が無料

✅40通貨以上の保有ができるWise口座に紐づくデビットカード

✅アカウント内に決済通貨残高があれば、決済手数料無料

✅150カ国で利用可能

✅為替手数料無料のミッドマーケットレートでの両替

✅アカウント内での両替手数料は格安の0.68%~

✅海外ATMでの引き出しは3万円相当、月に2回まで無料

* 日本の住所で登録したユーザーの場合(居住国によって国際ブランドは異なる)(2025年6月1日現在)

Wiseデビットカードで手数料を賢く節約👀
Wise card

Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行が発行する外貨に強みのあるデビットカードです。

ソニー銀行では、11種類の外貨の普通預金口座を開設できます。Wiseデビットカードのように外貨残高があれば、外貨のまま支払えて、決済手数料は無料。決済残高がなくても、円預金から自動で充当する「円からアシスト」機能があります。

外貨口座を開設していない場合は、事務処理経費が1.79%かかりますが、一般的な海外事務手数料(1.6%~3.85%程度)よりも低い設定です。

おすすめポイント

✅国際ブランドはVISA

✅決済外貨残高があれば、手数料無料。残高がなくても、円から自動で充当

✅事務処理経費:1.79%/回(対象外貨口座が未開設の場合・対象外貨以外の場合)

✅円または外貨口座から即時引落

✅11通貨(円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ)の保有が可能

✅海外ATMでも外貨口座から現地通貨の引き出しが可能

✅ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETなら、ANAマイルが貯まる

2025年6月1日現在

JCBカード S

JCBカード Sは、JCBブランド搭載のクレジットカードです。

年会費永年無料にもかかわらず、海外旅行傷害保険や海外で購入した品に破損や盗難などがあった際に補償が受けられるショッピングガード保険、ディスプレイ破損の修理費用を補償するJCBスマートフォン保険など保険特典が充実しているのが魅力です。

JCBカードの海外事務手数料は、一般的なくクレジットカードよりも比較的安く、1.6%となっています。

おすすめポイント

✅国際ブランドはJCB

✅年会費永年無料

✅海外旅行傷害保険が最高2,000万円補償(利用付帯)

✅ショッピングガード保険が最大100万円補償

✅JCBスマートフォン保険が年間最高30,000円まで補償

2025年6月1日現在

JALカード navi(学生専用)

旅好きの学生にとってぴったりなのが、JALカード navi(学生専用)です。

クレジットカードで、国際ブランドはVISA・Mastercard®・JCBからニーズに合わせて選ぶことができます。在学期間中は年会費無料やマイルの有効期限も無期限で貯められるなど、うれしい特典が盛りだくさん。海外旅行保険も自動付帯なので、海外でも安心です。さらに、JALカードが指定する外国語検定に合格や基準をクリアすると、ボーナスマイルももらえます。

海外事務手数料は、国際ブランドによって異なりますが、VISA・Mastercard®の場合は高めの3.63%となっています。

おすすめポイント

✅選べる国際ブランド(VISA・Mastercard®・JCB)

✅在学期間中は年会費無料・マイルの有効期限も無期限

✅海外事務手数料:JCB 1.6%・VISA/Mastercard® 3.63%

✅海外旅行保険が自動付帯

✅指定する外国語検定に合格または一定の基準をクリアするとマイルがもらえる

2025年6月1日現在

エポスカード

おなじみのエポスカードも、海外旅行には使いやすいクレジットカードの一つです。

国際ブランドは国際シェア率が最大のVISAカード。海外旅行保険は旅行代金等をエポスカードで支払うと付帯される利用付帯となりますが、予期せぬ疾病や携行品損害を補償した内容で、海外でも安心して過ごすことができるでしょう。海外事務手数料は2.20%となっています。

おすすめポイント

✅国際ブランドはVISA

✅エポスカードVISAは年会費無料

✅海外旅行傷害保険 最高3,000万円補償(利用付帯)

✅エポスカードゴールドなら、海外旅行傷害保険 最大5,000万円+空港ラウンジ無料

2025年6月1日現在

海外旅行に行く人に!おすすめクレジットカード」では、海外旅行でおすすめのクレジットカードをご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

海外でのデビットカードの利用方法

国際ブランド搭載のデビットカードであれば、ほとんどの場合海外でもクレジットカードのように利用することができます。ここでは、具体的な使い方を解説します。

店舗での利用

国内のお店で使うように、海外でも同様の手順でデビットカードを使うことができます。ポイントは以下の通りです。

  • クレジットカードと同様に、レジでカードを提示し、暗証番号(PIN)入力またはサインで支払いを行う。タッチ決済対応のカードなら、店舗が対応していれば、タッチ決済も可能。

  • ほとんどの場合、特にデビットカードでの支払いであることを伝える必要はありませんが、「Visaデビットで」「Mastercardデビットで」など、カードのブランド名を伝えるとスムーズな場合もある。

  • 「Debit or Credit?(デビットまたはクレジットでの支払いか?)」と聞かれた場合は、「Debit(デビット)」と答え、PIN入力を求められることが多い。

海外ATMでの現地通貨引き出し

海外ATMでの現地通貨引き出しに対応しているデビットカードの場合は、預金口座残高があれば、海外でも現金を引き出すことができます。ここでは、Wiseデビットカードでの手順を例に解説します。

  1. 「PLUS」や「Cirrus」など、デビットカードの国際ブランドに対応したATMを探す*

  2. カードを挿入する

  3. (可能な場合)使用言語を選択する

  4. 4桁の暗証番号(PIN)を入力する

  5. 取引内容「Withdrawal(引き出し)」を選択する

  6. 取引口座「Savings Account(普通預金)」を選択する

  7. 金額を入力する

  8. 現金を受け取る

  9. 利用明細書(レシート)は必ず受け取り、保管する

ATM機種によって、手順は若干異なりますが、おおむね上記の操作手順で引き出すことができます。

* Wiseデビットカードの国際ブランドは住所を登録している居住国によってVISAまたはMastercard®のいずれかになります。

Wiseデビットカードを発行する💳

高校生や学生でも海外旅行や海外留学などで使うデビットカードまたはクレジットカードを作れる?

「おすすめのカード5選」でもご紹介しましたが、海外利用に使いやすい学生でも作れるデビットカードやクレジットカードがあります。

Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)

ソニー銀行のデビットカードであるSony Bank WALLETは、15歳以上からデビットカードを発行できます。発行には、ソニー銀行の円普通預金口座の開設が必要です。

また、Sony Bank WALLET保有者と生計をともにする配偶者・親・子どもを対象としたファミリーデビットカードの発行も可能です。

JALカード navi(学生専用)

JALカード navi(学生専用)は18歳以上30歳未満の学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生)を対象としたクレジットカードです。年会費は、在学期間中は永年無料となっており、利用可能金額も10万~30万円と少額の設定です。学生が初めてクレジットカードを持つ場合や海外渡航予定のある学生に最適なカードと言えるでしょう。

Wiseデビットカード

Wiseデビットカードも、日本在住者で個人会員の場合は18歳以上からアカウント開設およびデビットカードの発行が可能です。

WiseデビットカードはWiseアカウントの残高に紐づいているため、まずはWiseの会員登録が必要です。初回のみ、デビットカードの送料が1,200円発生しますが、Wiseアカウントおよびデビットカードにおいては年会費や月額は一切かかりません。

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海外でカードを使うときの注意点は?

日本は他国と比べて比較的安全な国ですが、デビットカード・クレジットカードのいずれも、海外でカードを利用する際には防犯意識をしっかり持たなければいけません。ここでは、海外でカードを使うときの注意点をご紹介します。

  • 暗証番号を入力するときは手元を隠す

海外の店舗やATMで暗証番号を入力する際には、手元をしっかり隠して入力しましょう。店舗の防犯カメラやATMに備え付けられた不審なカメラで暗証番号を盗み見されている可能性があります。

  • 自分のカードから目を離さない

店舗での会計時に、店員にカードを預けることは絶対にやめましょう。スキマーという機械でカード情報を盗み取るスキミングの被害に遭ってしまう可能性があります。カードを持っていかれそうになったら、買い物を取りやめた方が賢明です。

  • ATMは銀行内など安全な場所を利用する

人通りの少ない路面のATMは避けて、空港内や銀行など比較的安全なATMを利用しましょう。また、ATM利用時には周囲に怪しい人がいないかどうかを確認してから利用することも大切です。

  • 海外サイトで購入時は、PayPalやバーチャルカードなどを活用する

対面での買い物以外にも、海外滞在中は電車のチケットを購入したり、ホテル予約などでオンラインで決済する機会もあるでしょう。初めて利用するウェブサイトは、本当に信頼できるサイトかどうか、判断できない場合もあります。この場合は、PayPal(ペイパル)などの決済代行サービスを利用したり、Wiseデビットカードで利用できるバーチャルカードを利用して、カード情報を直接入力しないように工夫することも重要です。

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まとめ

クレジットカードやデビットカードは、選択肢や情報が溢れていて、どのカードを選び取ったらよいのかリサーチするのも一苦労です。海外で利用する際は、円安の昨今、できるだけ為替や手数料で損をするのは避けたいもの。

筆者自身も海外生活で使っているWiseデビットカードは、他社にはないミッドマーケットレートでの両替や格安な両替手数料で手数料で損をすることはありません。外貨両替海外貨両替宅配サービスを利用するよりも、手数料を安く抑える場合もあります。海外旅行や渡航予定のある方には、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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