三井住友銀行で外貨両替はできる?両替手数料やレートも解説

高橋 美穂
ライター
石井 美南海
最終更新日
2025年5月9日

「外貨両替なら、銀行で」とお考えの方は多いのではないでしょうか?しかし近年では、大手銀行をはじめ、地方銀行などでも外貨両替サービスが続々と終了されています。メガバンクの一つである三井住友銀行では外貨両替はできるのでしょうか?今回は、三井住友銀行での外貨両替や両替手数料、レートについて解説します。

三井住友銀行で外貨両替はできる?

結論としては、三井住友銀行では2022年3月末をもって外貨両替の取り扱いを終了しています。今後、外貨両替サービスは三井住友銀行が業務提携をするトラベレックス (Travelex) 店舗やトラベレックス・オンラインの外貨宅配サービス、外貨郵送買取サービスで外貨を両替することができます。

トラベレックス店舗では、三井住友銀行のキャッシュカードやデビット一体型キャッシュカード(Oliveフレキシブルペイ)を提示すると割引レートが適用されます。

また、トラベレックスのほかに、三井住友カード(クレジットカード)を使った海外キャッシングや、デビットカード(Oliveフレキシブルペイ)を使って海外ATMで現地通貨を引き出すという方法もあります。

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本記事の目次:

三井住友銀行での外貨両替手数料はいくら?

次に、三井住友銀行が外貨両替の業務提携をするトラベレックスでの両替手数料を見ていきましょう。具体例として、日本円5万円を米ドルに両替した場合にかかる手数料を他の両替サービスとどのくらい差があるのかを比較してみましょう。

なお、調査時点のみずほ銀行が公示する米ドルの市場仲値は、142.93円でした。

サービス名両替レート(市場仲値との差)両替手数料合計送料受け取り金額
三井住友銀行(トラベレックス・オンライン)146.09円(+ 3.16円)約1,081円-342.25 USD
カード(Wise142.24円(ミッドマーケットレート)約303円-349.38 USD
外貨両替所(ワールドカレンシーショップ)145.93円(+ 3.0円)約1,027円-342.63 USD
外貨宅配サービス(外貨両替インターバンク)142.98円(+ 0.05円)約17.38円・ 5万円以上300円 ・ 10万円以上無料347.60 USD

2025年4月16日 12:30 CET現在の情報を基に計算 ※通貨やタイミングによってレートは変動します

上記の表の通り、三井住友銀行が提携するトラベレックス・オンラインで両替手数料を調査した結果、手数料合計は1,081円でした。

トラベレックスを含む、ほとんどの外貨両替専門店では独自のレートを定めており、トラベレックス・オンラインのレートは市場仲値と比べて、3.16円上乗せされていることが分かりました。*(1) このレートは今回調査した他の外貨両替サービスのなかで最も高く、レートには手数料が含まれているため、受取金額も最も低い結果となりました。

一方、最も手数料が安く、受取金額が多かったのはWise(ワイズ)デビットカードでした。Wiseでは、為替手数料を一切含まないリアルタイムで変動するミッドマーケットレートを採用しています。そのため、為替手数料は無料。かかるのは0.68%~という格安な両替手数料のみで、常にお得に両替することができます。Wiseアカウント内で保有している外貨は、アカウント残高に紐づくデビットカードで海外でのカード決済や、ATMからの現地通貨引き出しなど便利に利用することができます。

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三井住友銀行の外貨両替のレートは?

次に、三井住友銀行と提携するトラベレックスでの外貨両替レートが市場仲値とどのくらい差があるかを通貨別に比較していきます。なお、本調査は2025年4月16日時点のトラベレックス・オンラインおよび、みずほ銀行に掲載されているレートを採用しています。

通貨名トラベレックスの外貨販売レート市場仲値
米ドル(USD)146.09円143.93円
ユーロ(EUR)166.91円163.20円
英ポンド(GBP)202.74円193.35円
人民元(CNY)21.25円19.80円
オーストラリアドル(AUD)100.32円93.00円
カナダドル(CAD)113.15円104.04円

トラベレックス・オンラインが提示する為替レートと市場仲値を比較した結果、同社のレートには約3円~9円の為替手数料が上乗せされていることが分かりました。つまり、上乗せされている分がトラベレックスが受け取る手数料ということになります。

なお、このような傾向はトラベレックスに限らず一般的に見られるものであり、流通量の多い米ドルなどの主要通貨では手数料が比較的低く設定される一方、流通量の少ない通貨においては、手数料が高くなる傾向があります。

三井住友銀行(トラベレックス)で外貨両替が可能な店舗は?

三井住友銀行と業務提携しているトラベレックスは、世界に1,500店舗以上を展開する外貨両替の専門企業です。日本国内においても、主要空港をはじめ、駅構内、オフィス街、商業施設内といった利便性の高いロケーションに、約70店舗(2025年4月10日現在)を展開しています。

ここでは、東京都内で外貨両替が可能なトラベレックス店舗の中から、代表的な5店舗をご紹介いたします。

店舗名住所電話番号営業時間
羽田空港第2ターミナル出発ゲート店〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-4-2 羽田空港第2ターミナル3階03-6459-92187:00~22:30
浅草店〒111-0034 東京都台東区雷門2-18-9 浅草文化観光センター1階03-5827-33859:00~20:00
秋葉原店〒101-0028 東京都千代田区神田花岡町1-1ヨドバシAkiba1階03-5298-78119:00~21:00
池袋西口店〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-21-3 リビック大野ビル1階03-5956-5571【月~金】10:00~20:00 【土・日・祝日】10:00~18:00
渋谷マークシティ店〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-3 渋谷マークシティ イースト2階03-5458-7755【月~金】10:00~21:00 【土・日・祝日】10:00~20:00
京王新宿店〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-1-4 京王線新宿駅西口改札横03-5324-705011:00~19:00

2025年4月10日現在の情報を基に作成

三井住友銀行での外貨両替のやり方は?

三井住友銀行(トラベレックス)で外貨両替する方法には、店舗窓口での外貨両替、トラベレックス・オンラインでの外貨宅配サービス、外貨郵送買取サービス、SMBCデビットや三井住友カードを使ったATMでの現地通貨引き出しの4つの方法があります。ここでは、それぞれの両替方法の手順をご説明します。

トラベレックス店舗窓口での外貨両替

トラベレックスの店舗における外貨両替に際しては、一定金額までは書類の記入も不要であり、スムーズに店頭での両替が可能です。

また、トラベレックスの直営店舗では、現金に加えクレジットカードでの外貨購入にも対応しています。*(1)

さらに、三井住友銀行のキャッシュカードを提示することで、優遇レートが適用されます。*(2)

*(1) ビューカード受託店舗ではクレジットカードの利用不可 *(2) クレジットカード決済の場合は優遇レートの適用不可

トラベレックス・オンラインでの外貨両替

トラベレックス・オンライン(外貨宅配サービス)では、以下の手順で365日24時間、好きなときに外貨を注文でき、自宅やトラベレックス店舗のいずれかでの受け取りを選ぶことができます。手順は次の通りです。

  1. 購入したい通貨を選択し、購入額を決定する

  2. 希望の受け取り日時*(1)、場所(自宅またはトラベレックス店舗)を選択する

  3. 支払い方法など、必要事項を入力する

  4. 指定場所で受け取る

*(1)自宅受け取りの場合、受け取り日の指定不可

トラベレックス 外貨郵送買取サービス

トラベレックス外貨郵送買取サービスは、外貨から日本円に両替する際に店舗に出向くことなく、郵送で外貨の両替をすることができます。手順は以下の通りです。

  1. トラベレックス指定の外貨郵送買取依頼申込書に必要事項を記入する

  2. 外国紙幣と外貨郵送買取依頼申込書を同封し、一般書留にて外貨を指定郵送先まで郵送する

  3. 買取金額(日本円)が指定した銀行口座へ振り込みされる

海外ATMでの現地通貨引き出し

三井住友銀行が提供するデビットカード「Oliveフレキシブルペイ」や三井住友カードのクレジットカードを使って、海外ATMで現地通貨を引き出すことができます。

なお、クレジットカードを利用する場合は、事前に海外キャッシングの利用枠の設定が必要です。キャッシング利用枠の設定には所定の審査があるため、余裕をもっての申し込みが必要です。注意点として、三井住友銀行のデビットカードで海外ATMで現地通貨を引き出す際には3.63%*(1)の海外事務手数料が別途請求される点に注意しましょう。

*(1)2025年4月18日時点の情報

ここでは、VISA搭載のカードを使った海外ATMでの現地通貨引き出し方法をご紹介します。

  1. 「Visa」または「Plus」マークのついたATMにカードを挿入する

差し込み口には主に5種類のタイプがあります。ATMの表示に従って挿入してください。

  1. 使用言語を選択する

なかには、日本語に対応しているATMもあります。ほとんどの機種で英語に対応しています。

  1. 暗証番号を入力する

4桁の暗証番号を入力します。

  1. 取引内容を選択する

クレジットカードの海外キャッシングでも、デビットカードの引き出しでも、「WITHDRAWAL(引き出し)」を選択します。

  1. 口座を選択する

「SELECT SOURCE ACCOUNT」画面では、取引口座を選択します。

クレジットカードで海外キャッシングする場合は「CREDIT CARD(クレジットカード)」を、デビットカードの引き出しの場合は「SAVINGS(預金)」を選びます。

  1. 金額を選択する

「SELECT DISPENSE AMOUNT(引き出し金額を選択)」では、引き出したい現地通貨の金額を選択します。

  1. カード・明細書・現金を受け取る

最終画面で、取引を続けるか聞かれる場合がありますが、その場合は「No」を選択してください。

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三井住友銀行で外貨両替が可能な通貨は?

2025年4月現在、三井住友銀行(トラベレックス)トラベレックスの外貨販売で取り扱っている通貨は以下の通りです。トラベレックスでは豊富な種類の通貨を取り扱っており、2025年1月からは新たにインドルピー、カンボジアリエル、トルコリラも新たに開始されました。ただし、市場動向によって予告なく取り扱いが中止されることもあるため、事前に問い合わせすると良いでしょう。

通貨名通貨コード
イギリスポンドGBP
ユーロEUR
ロシアルーブル(※トラベレックス・オンラインおよび店舗窓口 一時販売停止)RUB
ハンガリーフォリントHUF
ノルウェークローネ(※トラベレックス・オンライン 一時販売停止)NOK
チェココルナCZK
ポーランドズロチPLN
デンマーククローネ(※トラベレックス・オンライン 一時販売停止)DKK
スウェーデンクローナ(※トラベレックス・オンライン 一時販売停止)SEK
スイスフランCHF
アメリカドルUSD
カナダドルCAD
ブラジルレアルBRL
メキシコペソMXN
中国元CNY
台湾ドルTWD
シンガポールドルSGD
タイバーツTHB
韓国ウォンKRW
ベトナムドンVND
インドネシアルピアIDR
フィリピンペソPHP
マレーシアリンギットMYR
香港ドルHKD
オーストラリアドルAUD
ニュージーランドドルNZD
パシフィックフランCFP
フィジードルFJD
サウジアラビアリヤルSAR
南アフリカランドZAR
UAEディルハムAED
カタールリヤル(※店舗窓口:空港店窓口のみ販売中)QAR
インドルピー(※店舗窓口:空港店窓口のみ販売中)INR
カンボジアリエル(※店舗窓口:空港店窓口のみ販売中)KHR

2025年4月18日現在の情報を基に作成

三井住友銀行での外貨両替の代替サービスは?

外貨両替の大手として知られるトラベレックスですが、その他にも利便性の高い外貨両替サービスがあります。ここでは、三井住友銀行に代わる外貨両替サービスを3つご紹介します。

海外での支払いや外貨両替におすすめのWise!

海外では外貨に特化したカードを活用するのも一つの方法です。一般的なクレジットカードやデビットカードを海外で利用するのも手軽ではありますが、海外事務手数料が加算されてしまうのがデメリットです。そこでおすすめなのが、Wise(ワイズ)デビットカードです。

Wiseでは、40種類以上の通貨をアカウント内で保有・管理することができます。アカウント残高に紐づくデビットカードでは、保有外貨を外貨のままショッピング決済に利用できます。その場合の決済手数料は無料で、万が一決済通貨を保有していなくても、その他の通貨から自動で両替され、支払うことが可能。アカウント内での両替手数料も格安で、0.68%~とリーズナブルな手数料です。

さらに、海外現地で現地通貨が必要になったときには、Wiseデビットカードを使ってATMで現金の引き出しにも利用できます。月に2回、日本円で3万円相当額までは引き出し手数料が無料*(1)なので、手数料で損することがありません。

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*(1)日本の住所で登録されたWiseユーザーの場合

ワールドカレンシーショップ

ワールドカレンシーショップは三菱UFJフィナンシャルグループの外貨両替専門店です。取り扱い通貨は18通貨、日本全国に計26店舗展開しています。(本社を除く。2025年4月18日現在)

三菱UFJフィナンシャルグループによる運営のため安心感があり、土日祝日にも営業している店舗もあることがメリットと言えます。冒頭のレート比較では、トラベレックスに次いで2番目に高いレートだったため、決してお得に両替できるとは言えませんが、銀行系グループによる両替所で安心した取引を望む方にとってはおすすめの両替所と言えるでしょう。

注意点として、両替の際には氏名が確認できる公的な書類の提示が必須となりました。忘れた場合には両替ができないため、持参するのを忘れないようにしましょう。

インターバンク

インターバンクは、新宿西口に店舗を構える外貨両替専門店です。

店舗窓口および外貨宅配サービスのどちらにも対応しており、外貨宅配の場合は平日14時までの着金確認で、当日発送が可能です。主要通貨を網羅する17通貨に対応しており、宅配サービスの場合は最低注文金額は5万円から可能です。

インターバンクでは中間業者を挟まない独自の調達ルートにより、空港などのレートよりもお得なレートで両替できることが大きな特徴です。ただし、先述したように最低注文金額が定められていることや、10万円未満の注文の場合は送料が別途300円かかることに注意が必要です。

三井住友銀行の外貨両替の上限額は?

三井住友銀行(トラベレックス)での外貨両替は、店舗・外貨宅配・外貨郵送買取のそれぞれの方法で取引上限額が設けられています。

また、三井住友銀行のデビットカードを使った海外ATMでの現地通貨引き出しの場合には、1回・1日・1カ月あたりに引き出せる上限額が定められていますので、サービスを利用する前に、一度確認しておきましょう。

両替方法各通貨の最低注文額取引上限額
トラベレックス店舗明記なし明記なし
トラベレックス・オンライン1万円以上3万円以上30万円以下/回 150万円相当まで/過去30日間
トラベレックス 外貨郵送買取サービス明記なし30万円相当/回 60万円相当/日 150万円相当/過去30日間
Oliveフレキシブルペイ(デビットモード)-【初期設定】海外ATM利用(現地通貨引き出し) 1回10万円・1日10万円・1カ月30万円 【変更可能な上限額】海外ATM利用(現地通貨引き出し) 1回10万円・1日10万円・1カ月100万円

2025年4月12日現在の情報を基に作成

三井住友銀行の外貨両替のメリット・デメリット

三井住友銀行(トラベレックス)の外貨両替や、三井住友銀行のデビットカードやクレジットカードを使った海外ATMでの現地通貨引き出しには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット デメリット

✅ 約30種類以上の幅広い通貨の取り扱い
✅ 三井住友銀行のキャッシュカード提示でレート割引が適用される
✅ トラベレックス直営店やトラベレックス・オンラインではクレジットカード決済が可能*(1)
✅ 宅配サービスや外貨買取郵送サービスなど自宅にいながら両替が可能

✅デビットカードや海外キャッシングでは渡航前に両替所に立ち寄る必要がない

❌ 両替レートが割高
❌ クレジットカード決済の場合、三井住友銀行の優遇レート割引の適用が不可

❌ デビットカードや海外キャッシングではATM手数料や為替手数料が発生する

*(1) レート割引、マイル付与の併用不可

トラベレックスは、日本国内において約70店舗を展開しており、約30種類以上の外貨を取り扱うなど、幅広い通貨の取り扱いにおいて他社と差別化を図っています。また、三井住友銀行のキャッシュカードを提示することで、優遇レートが適用され、通常よりも有利な条件での外貨両替が可能です。

一方で、トラベレックスは利便性に優れる反面、他の両替手段と比較してレートが割高である点が懸念されます。特に空港内に所在する店舗においては、レートがさらに高めに設定されている傾向があり、利用の際には注意が必要です。なお、直営店舗ではクレジットカードでの利用も可能ですが、カード決済の場合には三井住友銀行の優遇レートは適用外となるため、より有利な条件でのご利用を希望する場合は現金の利用がおすすめです。

三井住友銀行の外貨両替をする際の注意点

最後に、三井住友銀行(トラベレックス)や三井住友銀行が発行するデビットカードやクレジットカードを用いた現地通貨引き出しで外貨両替する際の注意点を3つご紹介します。

トラベレックス・オンラインとトラベレックス店舗でのレートは異なる

トラベレックス・オンライン(外貨宅配サービス)のウェブサイトでは、「本日のオンラインレート」が掲載されています。しかし、トラベレックス店舗で定められているレートとオンラインレートは異なるため、店舗でのレートを知りたい場合は直接店舗に問い合わせるのが良いでしょう。

市場仲値を確認する

外貨両替する際には、事前に銀行のサイトなどで市場仲値を確認しましょう。銀行やトラベレックスのような外貨両替所では、市場仲値に為替手数料を上乗せした独自のTTSレート(外貨販売レート)やTTBレート(外貨買取レート)を設定しています。

事前に市場仲値を確認し、できるだけ市場仲値に近いレートで両替できる場所を探すことで、不利なレートでの両替を避けることができます。

三井住友銀行のキャッシュカードを提示する

トラベレックス店舗で両替する際には、三井住友銀行のキャッシュカードを提示することで優遇レートで両替することができます。忘れずに提示しましょう。

ただし、クレジットカード決済の場合にはこの優遇レートが適用されないため、注意が必要です。

海外事務手数料や利息に注意

三井住友銀行が発行するデビットカードを使って海外ATMで現地通貨を引き出す際には、既定の海外事務手数料3.63%(税込)(2025年4月現在)が加算されます。

また、クレジットカードを使った海外キャッシングでの現地通貨引き出しには海外事務手数料はかかりませんが、利息が発生します。デビットカードやクレジットカードを使った現地通貨引き出しは利便性が高い一方、手数料や利息もよく加味して利用することが重要です。

まとめ

りそな銀行ゆうちょ銀行のように、三井住友銀行でも外貨両替サービスは終了してしまいましたが、業務提携をするトラベレックスでの外貨両替は店舗数も多く、土日祝日にも営業している店舗もあるため、銀行よりも便利に利用できるようになったと言えるでしょう。

しかし、冒頭での外貨両替手数料の比較でも判明した通り、トラベレックスでのレートは他の両替専門店と比較して高く、結果として受取金額が少なくなってしまう傾向があります。より有利なレートで両替するには、常にミッドマーケットレートで両替できるWiseデビットカードを活用するのがおすすめです。Wiseなら、アプリやウェブで簡単に両替でき、両替手数料も0.68%~と格安です。海外渡航の機会が多い方にとっては、一枚持っていて損はないデビットカードと言えます。年会費や月会費もかからないため、興味のある方はぜひ、利用して手数料を節約してみてはいかがでしょうか。

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