イギリスの銀行口座開設方法をわかりやすく解説!

石井 大智
石井 美南海
Last updated
2023年12月21日

この記事では、イギリスで銀行口座を開くときの手順について解説します。必要な書類、手数料などをわかりやすく解説するので、イギリスでの銀行口座開設を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

この記事では銀行口座だけではなく英ポンドの管理に便利なWiseやRevolutといった新しい金融サービスも紹介します。Wiseであればイギリスへの渡航前に現地の口座情報が手に入り、渡航後すぐに資金の受け取りが可能です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

イギリスで銀行口座を開設する際に必要となる書類

イギリスで新たに銀行口座を開くときにはどんな書類が必要でしょうか?銀行や口座開設者の置かれた状況によって異なりますが、HSBC UKのホームページでは本人確認書類と住所証明書類の両方を提出するように記載されています。本人確認書類とは、例えば以下のような書類のことです。

  • パスポート

  • イギリスの出生証明書(18歳未満のみ)

  • EU/EEA国民身分証明書(現地で発行されたカード(ギリシャ、ルーマニアを除く)

  • イギリスの運転免許証

上記の本人確認書類のうち、イギリスの運転免許証については本人確認書類としても住所証明書類としても使えます。一方、イギリスの運転免許証以外を本人確認書類とする場合は住所を証明する書類も必要です。HSBC UKの場合、オンラインで受け付けている住所証明書類の一例は以下の通りです。

  • イギリスの銀行またはクレジットカードの明細書

  • カウンシル・タックスの請求書

  • HMRC(イギリス歳入関税庁)の納税通知書

  • イギリスの個人納税申告書

  • 住宅ローン明細書

  • 公共料金の請求書

  • イギリスのカレッジまたは大学からの入学許可証明書

口座開設に必要な本人確認書類・住所証明書類は銀行によって異なります。口座開設を検討している銀行のウェブサイトをきちんと確認して、それでも不明な点は事前に銀行側に問い合わせるのが望ましいでしょう。

面倒な事務処理を省くには?新たなオンラインサービスが便利!

イギリスに着いてすぐの場合は上記で取り上げたよう住所証明書類の準備は難しいという人もいるかもしれません。また、引っ越したばかりの時はバタバタして煩雑な口座開設に時間をかけるのが難しいかもしれません。

そんな状況でも英ポンド(GBP)を扱える口座を一刻でも早く開きたいという場合にはWiseやRevolutといったオンライン金融サービスのアカウント開設もぜひ選択肢に入れてみてください。Wiseアカウントで英ポンドの口座情報を取得することで、手数料ゼロで英ポンドを受け取れます。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金者はFaster Payments System (FPS)、 BACS 、CHAPSでの送金が可能で、この場合着金はわずか約1営業日ほどで完了します。SWIFTで送金してもらうことも可能で、この場合着金には4~5営業日かかります。

ダイレクトデビット(口座自動振替)の設定にも対応しており、口座情報を支払先に共有することで、ジム、電話代、公共料金の毎月の支払いのような定期的な資金の引き落としを行う設定が可能です。

英ポンド以外にも様々な通貨に対応しており、例えば米ドルの場合は自身のルーティング番号(ABA) と口座番号を取得可能です。ユーロの場合、自分自身のWiseアカウントと紐づいたSWIFT/BICコードとIBAN情報を取得可能です。ちなみに、現在ダイレクトデビットはGBPだけではなく、AUD、CAD、EUR、USD残高からの引き落としにも対応しています。

Wiseではイギリスに行く前に日本の居住者として日本の本人確認を使って口座開設することも、イギリスに行ってからアカウント開設することもできます。日本で事前にWiseのアカウントを作成しておけば、Wiseの英ポンド口座で、渡航後すぐに給与や資金が受け取ることが可能です。イギリスでのアカウント開設の場合、住所確認書類として以下のような書類が利用可能です。

  • 公共料金の領収証:電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)

  • 銀行もしくはクレジットカード会社の取引明細書(実際の取引明細書の写真やスキャン、もしくはPDF)

  • 住民税の納税通知書、イギリスの歳入税関庁(HMRC)からの通知

  • 車両登録証もしくは納税通知書

  • 顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)

  • 他金融機関や政府機関発行の書類

Wise(旧Transferwise)はイギリスにグループ本社を置く企業で、日本やイギリスを含む世界各地で送金・マルチカレンシーウォレットサービスを提供しています。160ヶ国40通貨に対応しており、資金の保有や両替、送金、受取が可能です。

Revolutも同じイギリス発企業で、海外送金・外貨両替などがスマートフォンで完結します。Revolutカードを使えば、英ポンドを含む150種類以上の通貨での支払いが可能で、英ポンドを含む現地通貨もATMで引き出せます。他のRevolutユーザーへの送金も可能です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

非居住者が銀行口座を開く方法は?

イギリスではパスポートだけ、すなわちイギリスの居住者としての証明書類がなくとも口座開設を申し込める銀行もあるのでしょうか?イギリスの一部の銀行は非居住者の口座開設を認めていますが、最低預金額が設けられていることが多く、居住者よりは口座開設のハードルが高そうです。

例えば、イギリスの大手銀行であるバークレイズには「International Banking Service」というイギリスに住んでいない顧客向けのサービスがありますが、口座開設には最低10万英ポンド (または同等の外貨)の入金が必要です。ちなみにこの口座は厳密にいうとイギリス本土の口座ではなくタックスヘイブンとして知られるマン島の法律に準拠した口座になります。

なお、銀行口座開設者が税法上日本の居住者となる場合、納税者番号としてマイナンバー(個人番号)の提出が求められることもあります。これは、OECDが策定した銀行等の口座情報を税務当局間で自動的に交換するための国際的な統一基準(いわゆる「共通報告基準」、CRS)に従って日本で課税対象となる日本居住者の口座情報が日本の税務当局などに通知されるためです。

日本にいたままでもイギリスの銀行口座開設はできる?

日本にいながらイギリスの銀行口座を開設することはできるのでしょうか?残念ながら、基本的には日本にいながらの口座開設は難しそうです。先述のように富裕層向けにイギリス非居住者でもイギリスの銀行で口座開設できるサービスは存在するものの、それらの口座を日本にいたまま開設することは原則的にはできません。

例えば、バークレイズは口座申し込みフォームで「日本にいる間はいかなる書類にもサインすることが許可されていない」と明記しています。ロイズ銀行でも同様に、口座申し込みフォームで日本を居住地として選択すると「提供された情報に基づき、あなたは現在、当社の製品およびサービスを受ける資格がない。これは、規制上または法律上の制約により、あなたの居住国では当社のサービスが利用できないためである。」と表示され、口座申し込みに進むことができません。これらのメッセージから分かるように、日本側の金融規制が厳しいためにこれらの銀行での口座開設を日本からすることは難しいようです。

なお、WiseやRevolutのような新しい金融サービスはイギリスだけではなく日本でもサービス運営のためのライセンスを取得しており、日本にいたままでもアカウントを開設できます。すぐに英ポンドでの送金が必要な場合は、WiseやRevolutの利用も検討しましょう。Wiseであればイギリスへの渡航前に現地の口座情報が手に入り、渡航後すぐに資金の受け取りが可能です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

Wiseでは英ポンドを受け取り可能な銀行口座番号を取得することも可能です。口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金者はFaster Payments System (FPS)、 BACS 、CHAPSでの送金が可能で、この場合着金はわずか約1営業日ほどで完了します。SWIFTで送金してもらうことも可能で、この場合着金には4~5営業日かかります。

英ポンド以外にも様々な通貨に対応しており、例えば米ドルの場合は自身のルーティング番号(ABA) と口座番号を取得可能です。ユーロの場合、自分自身のWiseアカウントと紐づいたSWIFT/BICコードとIBAN情報を取得可能です。

外国人にとって最適な金融サービスは? 

イギリスに新たに引っ越してきた人にとって最適な金融サービスはどれでしょうか。以下のようにWiseやRevolutのような新しい金融サービスと2つの銀行を比較してみましょう(いずれも個人アカウント・銀行口座の場合)。今回はイギリスの大手銀行であるHSBC UKとNatWest(ナショナル・ウエストミンスター銀行)の2つの銀行を比較対象とします。

サービス・金融機関WiseRevolutHSBC UKNatWest
英ポンドの取り扱い
日本円の取り扱い

〇(※4)


不可(※5)
イギリス到着前の口座開設

〇(※1)


〇(※1)不可不可
オンライン申し込み
口座開設手数料なしなしなしなし
口座維持費用なしプランに応じて変わる(※2)なし

なし



海外送金
解約費用 なし発生する可能性あり(※3)なしなし

HSBC UKとNatWestは全ての顧客に対して外貨預金を提供しているわけではありません。特にNatWestは事業性口座に対してのみ外貨預金を提供しており、日本円を預けておくのは簡単ではなさそうです。一方、WiseやRevolutでは簡単に利用可能なマルチカレンシーアカウントを提供しており、英ポンドも日本円もウォレットに簡単に預けておくことができます。

Wiseでは日本のユーザーもイギリスの銀行口座番号取得も可能です。口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。送金者はFaster Payments System (FPS)、 BACS 、CHAPSでの送金が可能で、この場合着金はわずか約1営業日ほどで完了します。SWIFTで送金してもらうことも可能で、この場合着金には4~5営業日かかります。

Wiseの公式ページへ

HSBC UKとNatWestと同様に、Wiseであればこのような口座維持費用は全くかかりません。Revolutであれば、口座維持費についてはプランによって変わりますが、スタンダードプランは月額無料になっています。スタンダードプランでは解約費用も無料です。

Revolut公式サイトへ

(※1)日本にいるときに日本の本人確認書類を資料して日本の居住者としてアカウント開設可能。

(※2)スタンダードプランは月額無料、プレミアムは980円、メタルは1,980円(日本の場合)。

(※3)メタルプランを解約した場合に発生することがある。14日以内の解約の場合、メタルカードがすでに発送されている場合にはメタルカードの発行手数料を支払う必要がある。

(※4)一部の口座利用者は利用不可。具体的にはBasic Bank Account、first direct、M&S Bankの顧客は外貨預金を利用できない。

(※5)ビジネス目的の口座の場合は利用可能な場合もある。

イギリスでなぜ銀行口座が必要になる?

イギリスに限らず海外での銀行口座の開設には多くの書類と複雑な手順を踏むことが必要で、正直面倒に感じる人もいるでしょう。しかし、現地に住むのであれば銀行口座がないと何かと不便です。

例えば給料の支払いを銀行振込で行う雇用主は非常に多いです。仕事を始めるときには、雇用主から口座情報を求められるのは予期しておくべきといえます。現地で働かなくとも、家賃や公共料金の支払いで必要になるかもしれません。また、イギリスでは買い物や食事の際にクレジットカードの利用が一般的であり、クレジットカードがあると生活が便利になりますが、その前にまずはイギリスでの銀行口座が必要です。

イギリスで銀行口座を開くメリットとデメリット

イギリスでの銀行口座開設には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

イギリスで銀行口座を開設するメリット

  • イギリスで給与・報酬の受け取りや家賃の支払いが可能

  • イギリスならではの金融商品に投資できる

  • 条件を満たせば、英ポンド建で支払い可能なデビットカードやクレジットカードを作ることができる

イギリスで銀行口座を開設するデメリット

  • イギリスに居住していなければ口座開設が比較的難しい

  • 平均残高が一定の金額を下回ると口座維持費用がかかることがある

  • 口座開設や口座維持のために言語力や現地知識が必要

  • 日本の居住者でもある場合、税金や会計に関する処理が複雑になる

  • イギリスと日本の間でお金を動かす場合に海外送金が必要となる

イギリスに到着する前に銀行口座は開ける?

ほとんどの銀行では、口座開設時にイギリスで居住を証明していることが求められます。そのため、イギリスに来る前に口座の開設をするのはなかなか難しいのが現状です。

イギリスに行く前に英ポンドの資金管理がしたい場合にはWiseやRevolutといったマルチカレンシーアカウントサービスを提供するオンラインサービスの利用もおすすめです。Wiseでは日本に居住しているユーザーであってもイギリスの銀行と同じような口座番号が取得可能で、この口座番号を送金元に伝えれば、送金元がWiseのユーザーでなくとも送金者は銀行口座と同じような感覚で自身に対しての送金が可能です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

イギリスの銀行口座開設にかかる費用

イギリスの銀行口座の開設やその利用にはどのような費用が必要なのでしょうか。銀行によって、また使うサービスによってかかる費用は変わってきます。

無料で銀行口座は開ける?

イギリスの銀行口座の開設費用は基本的に無料です。ただし、一部のイギリスの銀行では非居住者向け口座に対しては口座維持費用を設けている場合があります。

日本からイギリスへの送金に使える裏ワザ

中には日本からの送金目的でイギリスの銀行口座開設を考えている人もいるでしょう。そういった人はぜひWise、Revolutといったオンライン送金サービスもぜひ検討してみてください。従来のSWIFTを利用した銀行による海外送金よりも手数料が安くなることがあり、かつ送金にかかる日数も比較的短く非常に便利です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

Wiseではイギリス国内のほぼすべての銀行口座へ英ポンドで送金できます。具体的には、FPSまたはCHAPSに接続されたイギリスの銀行口座へ送金可能です(Bacsや小切手での送金にのみ対応している口座へは送金不可)。英ポンドでのチャネル諸島、マン島またはジブラルタルの口座への送金も可能です。

一方、Wiseではイギリスからの送金にも対応しています。英ポンドからの送金の場合、以下のような多様な方法で方法で入金できます。

  • 銀行振込

  • オープンバンキング

  • デビットカード

  • クレジットカード

  • Apple Pay または Google Pay

  • SWIFT(イギリス国外にあるGBPの銀行口座、またはヨーロッパ圏外にあるEURの銀行口座から入金する場合などに使用)

イギリスで法人用口座は開ける?

イギリスで法人口座を開きたい場合、どんな書類が必要なのでしょうか?銀行や法人の置かれた状況によって必要書類は変わってきますが一般的には以下の関係者に関する本人確認書類・住所確認書類が必要です。

  • 口座管理者:会社に承認された署名者または指名された者

  • 支配者:事業の資本もしくは利益の25%以上、または議決権の25%以上を直接的または間接的に支配する者

  • その他会社役員

合わせて法人設立証明書もあると望ましいですが、銀行によっては店頭でオンライン上で検索してくれるので不要な場合もあります。イギリスで法人登記をしたとしても、代表者がイギリスの非居住者の場合は法人口座の開設は難しいかもしれません。

上記は最低限必要な書類で、銀行側の判断によってはさらなる書類の提出が必要です。一般論として、イギリスの銀行側は開設した銀行口座がペーパーカンパニーやマネーロンダリングのために使われないかかなり警戒しており、上記のように様々な情報の提出が必要です。

Wiseでもイギリスの法人アカウントの設立が可能で、オンライン完結でより簡単にアカウント開設が可能です。法人アカウントでビジネス経費の支払いやオンライン上での決済に便利なWiseデビットカード取得も可能です。イギリスに在住者がWiseで法人アカウントを作成する場合の手数料は45 GBPで、登録時に支払います。

Wiseの法人アカウントのページへ

イギリスで銀行口座を開く際に気を付けるポイント

イギリスに限らず、海外の銀行口座を開くときにはその銀行や仲介業者が信頼できる会社なのかどうかを見極めることが非常に重要です。中には詐欺目的で近づいてくる悪徳業者もいるからです。実際に、海外の銀行を口座開設のサポートを提供するとして、手数料を請求するなどの詐欺被害が金融庁のホームページで報告されています。

もし、日本にいるうちに銀行口座の開設を検討したいなら金融庁の発表している「免許・認可・登録等を受けている業者一覧」を確認しましょう。この一覧には海外銀行の預金口座の開設などができる「外国銀行代理銀行」も含まれています。

この記事で紹介したWiseやRevolutは、複数の法域の金融当局から免許を取得することでグローバルでシームレスなサービスを提供しています。日本ではWiseやRevolutは資金決済法に基づく資金移動業者として登録されており、金融庁やその地方出先機関である財務局から厳しい監督を受けています。

まとめ

今回の記事では、必要書類やかかる費用などイギリスの銀行口座開設について詳しく見てきました。イギリスに居住していない場合は一部の銀行を除いて口座開設はかなり難しいようです。

英ポンドの管理を考えているなら、WiseやRevolutといったオンラインサービスも便利です。英ポンド以外にも多数の通貨に対応しており、もちろん日本円も保有できます。イギリスに行っても日本円でのお金のやりとりも必要な人にもおすすめの選択肢です。

Wise公式サイトへRevolut公式サイトへ

アメリカカナダや、マレーシアなど、その他の国や地域の銀行口座の開設方法を知りたい場合はガイド記事一覧をご覧ください。

ソース

マルチカレンシー口座 | Wise(ワイズ)の外貨口座

Revolut|お金のためのオールインワン金融アプリ | Revolut JP

使いやすくて国際的なWise法人アカウント

What Documents Do I Need To Open A Bank Account - HSBC UK

Lloyds Premier International Account online application

Application for a Barclays International account

Fee Information Documents - HSBC UK

currency-account-terms.pdf

Terms, rates and charges for our accounts | NatWest

免許・許可・登録等を受けている業者一覧 : 金融庁

外国送金を利用した投資や預金口座開設の勧誘にご注意ください : 三井住友銀行

イギリスでの口座開設についてよくある質問

イギリス非居住者でもイギリスの銀行口座は開ける?

イギリスの銀行口座は基本的には居住者でなければ開設は難しいと考えられますが、銀行によっては可能な場合もあります。ただし、その場合でも多くの金額を入金する必要があるなど一定のハードルが設けられているのが一般的です。

イギリスの銀行口座を開くのに必要な費用は?

口座開設自体には費用はかかりません。一部の非居住者向け口座では口座維持費用がかかることがあります。

イギリス到着前に口座開設はできる?

ほとんどの銀行では、口座開設時にイギリスで居住を証明していることが求められるので原則的には難しいと言えます。

日本にいたままでもイギリスの銀行口座開設はできる?

残念ながら、基本的には日本にいながらの口座開設は難しそうです。先述のように富裕層向けにイギリス非居住者でもイギリスの銀行で口座開設できるサービスは存在するものの、それらの口座を日本にいたまま開設することは原則的にはできません。

イギリスへの送金におすすめの方法は?

Wise、Revolutといったオンライン送金サービスがおすすめです。従来のSWIFTを利用した銀行による海外送金よりも手数料が安くなることがあり、かつ送金にかかる日数も短く非常に便利です。