【2024版最新】Wiseで海外から日本へ送金するには?使い方を徹底解説
「海外から日本へ送金したいけど、Wiseの使い方が分からない」「海外から日本へはいくらまで送金できるのかな?」と疑問に思っていませんか?
留学中や海外赴任中、日本に住む家族への送金など、すでに海外に住んでいる方の中には、何らかの事情で海外から日本へ送金する機会も多くあることでしょう。世界で1,600万人のユーザーが利用するWise(ワイズ)はそんな海外在住者にとって早く・安く・便利に海外送金を可能にします。本記事では、海外から日本へ送金する詳しい使い方や本人確認手順、送金限度額など、海外在住者の方に向けてWiseの使い方を解説します。
Wiseでの海外在住者の本人確認手順
この記事を読んでいる方の中には、まだWiseのアカウントを持っていない方もいるかもしれません。Wiseは金融機関であるため、利用者の本人確認および現住所を確認する必要があり、居住国によって本人確認手続きに必要となる書類が異なります。
ここでは、海外在住者のWiseのアカウント開設方法のおおまかな流れをご紹介します。
Wiseホームページから「会員登録」をクリック
メールアドレスを入力、またはGoogle・Facebook・Appleアカウントでログイン
個人アカウントまたは法人アカウントを選択
現在の居住国を選択
2段階認証のため、電話番号を入力して認証コードを送信
セキュリティコードを入力
パスワードを設定
会員登録はこれで完了です。
初めての海外送金時には本人確認手続きが必要となります。本人確認手続きについては、後述します。
Wiseアカウントは日本の住所なしでも開設できる?
Wiseアカウントを開設するには、居住国の住所証明が求められます。ただし、居住国の国籍を持っている必要はありません。
利用要件
日本在住者の場合、Wiseの利用要件は18歳以上となっており、初めての海外送金時にはマイナンバーカードの提示が必須となります。Wiseは各国の金融規制当局の規制を遵守しており、海外在住者であればマイナンバーカードの提示は不要です。
必要となる書類は国によって異なりますが、通常は顔写真付き身分証明書と住所確認書類が求められます。
<受付可能な身分証明書>
パスポート(顔写真ページのみ)
公的な身分証明書(ナイジェリアの公的な身分証明書は最新版のみ受付可能)
顔写真付きの運転免許証(例外あり)
<受付可能な住所確認書類>
公共料金の領収証:電気、ガス、電話(携帯電話の領収証は不可)
銀行もしくはクレジットカード会社の取引明細書(実際の取引明細書の写真やスキャン、もしくはPDF)
住民税の納税通知書、イギリスの歳入税関庁(HMRC)からの通知
車両登録証もしくは納税通知書
顔写真付きの運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
他金融機関や政府機関発行の書類
住所確認書類についてのさらなる情報は、「Wiseでの住所確認手続きについて」をご確認ください。
本人確認手続き
Wiseの会員登録を終え、初回の海外送金時には本人確認手続きが必要になります。海外在住者の本人確認手続きは、次の手順で進められます。手順の過程では、スマホでの撮影が含まれます。事前にWiseアプリをインストールしておきましょう。
会員登録またはログイン
送金先情報・送金金額等を入力
身分証明書の種類を選択
画面に表示される4桁の認証コードを紙に書き、身分証明書と並べて撮影
指示に従って、身分証明書の裏面と側面を撮影
先程の4桁の認証コードを紙に書き、自撮り(セルフィー)を撮影
スマホアプリで本人確認書類を撮影し、アップロード
受取人の居住国を選択
送金目的を入力
Wise指定の銀行口座宛に資金を振り込むか、デビットカードで入金
入金確認後に本人確認の審査が開始される
本人確認には2~3営業日かかります。また、居住国によっては追加の本人確認書類等が必要になる場合があります。詳細は「本人確認の手順」をご確認ください。
Wiseを使った海外から日本への海外送金方法
会員登録と本人確認手続きを終えれば、海外送金は非常に簡単です。ここでは、Wiseを使った一般的な海外送金方法の手順をご紹介します。
Wiseウェブサイトまたはアプリにログイン
「送金する」をクリック
送金元を選択する
送金額を入力する
受取人の情報を入力する(新しい受取人の場合は、「受取人を追加する」を選んで追加する)
送金内容を確認する
入金方法を選択する
完了
送金後の送金状況については、状況を確認したい送金の詳細をクリックすると追跡することができます。
Wiseの海外送金に必要な情報は?
確実な海外送金を行うためには、受取人の正しい銀行口座情報が欠かせません。送金先の国によって必要な口座情報は異なりますが、主に以下の情報が必要になります。
受取人氏名・住所
受取人電話番号
金融機関名・支店名・支店住所
SWIFT/BICコード
口座番号、IBAN採用国ならIBANコード
送金目的
送金目的を証明できる書類
SWIFT/BICコードが不明な場合は、WiseのSWIFTコード検索機能で確認できます。
Wiseから銀行口座へ海外送金する方法
Wiseでは、受取人の銀行口座へ直接海外送金することが可能です。
受取人はWiseアカウントを作成する必要はなく、送金人が送金時に受取人の口座情報を入力することで、受取人は自分の口座から直接資金を引き出すことができます。
大手のオンライン決済サービスや海外送金サービスの中には、アカウント内に資金が着金したとしても、別途銀行口座へ振り替えしなくてはならないものもあります。
Wiseから銀行口座へ送金する手順を簡単にご説明します。
Wiseへログインし、「送金する」をクリック
送金元を選択
送金金額を入力
受取人の情報を入力
送金内容を確認
入金方法を選択
WiseからWiseへの送金方法
Wiseのアカウント同士では、もっと簡単に送金することができます。
受取人がすでにWiseアカウントを持っていれば、メールアドレスや電話番号などで相手を検索でき、口座情報を入力する必要はありません。WiseからWiseへの送金方法には、以下の2つの方法があります。
<残高(口座)を選択してから送金を開始する>
「ホーム」から送金に使いたい残高を選択
「送金する」をクリック
受取人をメールアドレスや電話番号で検索し、送金額を入力
「続行」をクリック
<送金手続きを作成して残高での入金を選択>
「ホーム」タブから「送金する」を選択
受取人をメールアドレスや電話番号で検索
入金方法の選択ステップで「お客様の残高」を選択
「続行」をクリック
WiseからWiseへの送金手数料は、ブラジル・レアル (BRL) 口座からの送金を除き、無料で送金が可能です。数秒で着金するので、通常よりもスピーディーに送金できます。
メールアドレスを使用した海外送金
Wiseの便利な使い方の一つに、メールアドレスを使った海外送金があります。
受取人がWiseアカウントを持っていれば、メールアドレスで検索して直接受取人の銀行口座へ送金することができます。もし受取人がWiseアカウントを持っていない場合は、受取人にメールを送信して銀行口座情報の入力を依頼することも可能です。ただし、一週間以内に銀行口座情報を入力してもらえなかった場合には送金人へ資金が返金されてしまうことに注意が必要です。
なお、メールアドレスを使用した海外送金は、以下の国では利用できません。
ブラジル・レアル(BRL)、インド・ルピー(INR)からの送金
スリランカ・ルピー(LKR)、ペルー・ソル(PEN)、バングラデシュ・タカ(BDT)、コロンビア・ペソ(COP)、中国・元(CNY)、ウクライナ・グリブナ(UAH)、ガーナ・セディ(GHS)への送金
受取人が送金通貨建ての現地の口座情報を持っていない場合
(例)米ドル(USD)を送金する場合、受取人はアメリカの口座情報を持っている必要があります。SWIFT送金は利用できません。
Wise海外送金の重要ポイント
「早く・安く・簡単」に海外送金できるWiseですが、確実かつスムーズに海外送金するための重要ポイントを確認していきましょう。
主な機能
まずは、Wiseの主要機能を見ていきましょう。
年会費無料
世界160以上の国や地域へ海外送金
40種類以上の通貨の取扱い
金融庁より第一種・第二種資金移動業者として登録(関東財務局長 第00040号)およびセーフガーディングシステムによる送金資金の保全
ミッドマーケットレート(市場仲値)での外貨両替で隠れコストなし
Wise独自の送金システムで格安な手数料とスピード送金を実現
マルチカレンシー口座で複数通貨をアカウントで保有可能
マルチカレンシー口座に紐づくデビットカードで海外でお得にショッピングとATM引き出しが可能
基本情報
Wiseの基本情報について整理していきましょう。
利用者数:世界1,600万人以上
1カ月あたりの送金額:90億ポンド(2024年5月現在のレートで約1兆7,800億円)
Wiseで送金できる国:70か国以上
Wise対応通貨:40通貨以上
マルチカレンシー口座で複数通貨の保有が可能
日本にいながら主要10通貨の口座情報の取得が可能
Wise海外送金のメリット・デメリット
Wiseは単に海外送金サービスに留まることなく、世界を飛び回る旅行者や海外在住者にとって、非常に使いやすい機能が満載です。Wiseのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット | デメリット |
---|---|
✅格安な海外送金手数料 ✅ミッドマーケットレートでの両替 ✅マルチカレンシー口座で複数通貨の保有が可能 ✅主要10か国の現地口座情報の取得が可能 ✅マルチカレンシー口座に紐づくデビットカードの発行 ✅デビットカードで海外ATMから現地通貨の引き出しが可能 | ❌入金方法は銀行振込みまたはデビットカードのみ(クレジットカード不可) ❌実店舗がない(全てオンラインで完結) ❌日本へのSWIFTでの送金は手数料が割高 |
まとめ:
Wise独自の送金システムによるお得な海外送金手数料
主要10か国の海外の銀行口座情報が取得でき、給与受取りなどにも利用可能
マルチカレンシー口座で外貨の保有が可能
海外ATMで外貨の出金や、外貨のまま決済できる便利なデビットカード
Wiseの海外送金とは?
Wiseは安全性を確保しながらも、銀行と比べてより早く、より安く送金ができるという点で人気を呼び、利用者数は日々増加しています。Wiseを初めて使う方は、「Wiseってどこの国の会社?」「まだ新しい会社なのかな?」と気になる方もいらっしゃると思います。ここでは、Wiseの会社概要や歴史、創業者について触れていきたいと思います。
Wise会社概要
グループ本社: Wise Payments Limited
グループ本社設立:2010年
代表取締役: Kristo Käärmann
共同設立者:Taavet Hinrikus
グループ本社所在地:英国・ロンドン (Shoreditch, London, United Kingdom)
利用者数:世界で1,600万人以上
1か月あたりの送金額:90億ポンド(2024年5月現在のレートで約1兆7,800億円)
Wise日本法人名:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社
設立: 2014年
事業内容: 第一種・第二種資金移動業者
登録番号: 関東財務局長 第00040号
加入協会: 一般社団法人 日本資金決済業協会
Wiseは当初、TransferWise(トランスファーワイズ)という社名でスタートしました。初めは海外送金のみを取り扱っていましたが、徐々に海外送金以外の顧客の要望に応える形でマルチカレンシー口座やデビットカード、法人アカウントなどにもサービスを展開。現在は社名をWise(ワイズ)に変え、さらにビジネスを拡大しています。
Wiseの誕生は、外貨で給与を受け取っていた設立者のKristoとTaavetが割高な送金手数料と為替手数料に疑問を抱いたことがきっかけでした。従来の銀行が使用していたSWIFTシステムを利用すると、手数料は高く、送金にも時間がかかってしまいます。その無駄を省くために二人はWise独自の送金システムを生み出しました。
Wiseでは、国境のない海外送金、スピーディーかつ手軽に、透明性のある手数料、ゆくゆくは手数料無料にすることをミッションに掲げています。
Wiseの海外送金は安全?
Wiseでは銀行のように、お客様の資金を第三者へ貸し出すことはありません。代わりにセーフガーディングという仕組みによってWiseの経営資金とは完全に分け、利用者の資金を金融機関にて保全しています。
Wiseは各国の規制を遵守しており、ユーザーの資金の保有方法は国によって異なります。
Wise日本法人であるワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、財務省・関東財務局により第一種資金移動業者(第00040号)として登録、認可されています。資金移動業とは、「銀行以外の者が為替取引を業として営むこと」を指します。
資金移動業者の主な規制内容には、履行保証金の供託等が定められています。
お客様が海外送金時に振り込んだ資金は、履行保証金として資金の100%以上の額を供託所(法務局)に保全され、万が一の場合にも保証されます。(資金決済に関する法律 第43条第1項第2号)
万が一、資金移動業者が破綻した場合には、一定期間に申し出をすることにより、履行保証金を元に利用者にお金を戻す手続きが取られる還付手続きを進めることができます。
セキュリティ面では、社内でセキュリティ・詐欺防止の専門チームを設け、最先端の金融セキュリティによって利用者の資金を保全しています。
Wiseの海外送金の仕組み
なぜ、Wiseはスピーディーで手数料を抑えた海外送金を実現できるのでしょうか?
Wiseの海外送金の仕組みは、従来の銀行の海外送金とは大きく異なります。
Wiseでは、送金元の国内送金と、送金先の国内送金を組み合わせた仕組みを採用しています。上の図で解説しましょう。
日本にいるはなこさんがWiseを使ってアメリカにいるトムさんへ海外送金をしています。はなこさんは送金資金をWiseの国内口座へ振込みます。日本での国内振込みが完了すると、WiseはアメリカのWise口座から、受取人であるトムさんの口座へ資金を振り込みます。つまり、この単純な2つの国内送金を組み合わせることによって、まるで海外送金が行われたかのように見えるのです。これにより、Wiseでは送金にかかる大幅な日数の短縮と低コストを実現しています。
Wiseは銀行の海外送金よりも良い?
海外送金においてはWise、銀行のどちらにもメリット・デメリットがあります。
「とにかく早く、安く海外送金したい」という方にとっては、常にミッドマーケットレートで送金でき、送金手数料が格安なWiseが選択肢となるでしょう。銀行のSWIFT送金は手数料がかさみ、送金スピードは決して早いとは言えません。しかしながら、SWIFTは国際間の金融取引に必要不可欠なインフラです。高いコンプライアンスやシステムの安全性が担保されており、安全性は非常に高いと言えます。
Wise海外送金 | 銀行 | |
---|---|---|
海外送金手数料 | 格安 | 少なくとも数千円以上(銀行所定の手数料のほか、中継銀行・受取銀行手数料等がかかる) |
為替レート | ミッドマーケットレート | ミッドマーケットレートに為替手数料を上乗せしたTTSレート *(1) |
送金スピード | 早い(シミュレーターで事前に確認可能) | おおむね1週間もしくはそれ以上(中継銀行での処理によって前後する) |
使いやすさ | 簡単な操作性 | 提出書類が多く、煩雑 |
安全性 | 高い | 高い |
Wiseの海外送金手数料
Wiseの手数料は透明性が高く、隠れコストがありません。Wiseは手数料を出来る限り低く抑え、いずれは無料にすることをミッションとして掲げています。送金や両替にはミッドマーケットレートが適用され、為替レートに手数料が上乗せされることはありません。
海外送金前には、シミュレーターを使ってかかり得る手数料や送金日数(着金予定日)を事前に確認することができ、それ以外に追加でかかる手数料はありません。
送金手数料:0.35%~(手数料は送金額や通貨によって異なる)
為替レートの上乗せなし
中間銀行手数料なし
Wiseでは従来の銀行が利用するSWIFT(スイフト)送金システムを利用していません。SWIFT送金ではコルレス銀行と呼ばれる中継銀行を複数挟むため、中継銀行での時間や手数料を避けることができません。そのため、手数料が割高かつ送金に長い日数がかかってしまいますが、Wiseでは独自の送金システムにより、中継銀行手数料や受取り銀行手数料などは一切発生しません。
Wiseの海外送金手数料無料プロモーションコード
このように、Wiseでは徹底した手数料の透明性やコストダウンを図っており、為替レートは為替手数料を上乗せしていないミッドマーケットレートを適用しています。
Wise海外送金手数料無料プロモーションコード |
---|
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Wiseの海外送金の入金方法
送金資金の入金方法は、居住する国によって異なりますが、日本では銀行振込とデビットカードで入金することができます。クレジットカードは利用できません。入金手数料は銀行振込の方がお得なので、手数料を抑えたい方は銀行振込がおすすめです。
銀行振込:送金手続きを終えた後にWiseの指定口座へ資金を振り込みます。入金確認後、受取人への送金が開始されます。
デビットカード:デビットカードで資金を入金する場合、金額や通貨によって変動します。例えば、10,000円をデビットカードで入金する場合は3.3%の手数料が発生します。手数料は送金手続きを行う際に確認することができます。
Wiseの為替レート
最近ではさまざまな海外送金サービスが登場しており、手数料の安さを謳うものは少なくありません。Wiseのように、ミッドマーケットレートでの両替を提供しているサービスはなかなか見つからないでしょう。
通常、銀行や海外送金サービスで適用される為替レートには為替手数料が上乗せされているものがほとんどです。例えば、みずほ銀行や三井住友銀行の外国送金ではミッドマーケットレート (TTM) に手数料を乗せた外貨販売レート (TTS) が適用されます。
海外送金する際には、事前にその日のミッドマーケットレート(市場仲値:TTM)を確認しましょう。出来る限り、ミッドマーケットレートに近いレートで両替することがポイントです。ミッドマーケットレートで両替することで、より多くの資金を受け取ることが可能です。
各プロバイダーの海外送金手数料や受取額は、海外送金サービスの比較ページで最安値を探すことができます。
Wiseの海外送金にはどのくらいの日数がかかる?
格安かつ透明性のある手数料が特徴のWiseですが、送金スピードにも強みがあります。現在、Wiseでの海外送金の45%は24時間以内に着金していることが分かっています。
以下は、海外から日本へ送金した場合の着金予定日を見てみましょう。
送金元 | 送金先 | 入金方法 | 着金予定日 |
---|---|---|---|
アメリカ | 日本 | 銀行振込 | 翌々日中 |
ダイレクトデビット | 翌日中 | ||
クレジットカード | |||
デビットカード | |||
ヨーロッパ | 日本 | 銀行振込 | 翌日中 |
Google Pay | |||
Apple Pay | |||
クレジットカード | |||
デビットカード | |||
SOFORT | |||
オーストラリア | 日本 | 銀行振込 | 翌日中 |
Google Pay | |||
Apple Pay | |||
クレジットカード | |||
デビットカード | |||
Osko | |||
シンガポール | 日本 | 銀行振込 | 翌日中 |
デビットカード | |||
クレジットカード |
このシミュレーションは日本時間の平日午後時点でシミュレーションした場合の着金予定日です。このシミュレーションでは、アメリカで銀行振込みで手続きした場合を除いた全てのケースで翌日中には着金予定であることが分かりました。
着金予定日は送金元、送金先、通貨、送金金額などさまざまな要因によって左右されます。着金予定日を知りたい場合は、シミュレーターで事前に確認することが可能です。送金後の状況確認は、WiseウェブサイトまたはWiseアプリで、現在の状況を追跡でき、送金が完了すると、メールやWiseアプリから通知されます。
Wiseは銀行を利用した送金システムのため、銀行が休業している場合にはスムーズに手続きが行われないことがあります。そのため、送金元・送金先の国の金曜日の夕方や週末、祝日など銀行休業日に送金が開始された場合、通常よりも長く時間がかかってしまうことがあります。できるだけ早く送金を完了したい場合は、できるだけ銀行の営業時間内に手続きすると良いでしょう。
なお、送金スピードは入金状況や本人確認手続き、送金額、受取人の銀行の状況などによって前後しますので、予めご了承ください。
Wiseの海外送金は早い?
当社の比較調査によると、Wiseの海外送金は銀行と比較してスピーディーだと言えます。
「Wiseの海外送金の仕組み」でも解説したように、Wiseでは独自の送金システムを構築しています。Wiseでは、従来の銀行送金が利用するSWIFTシステムを利用していません。SWIFT送金では、送金銀行~中継銀行~受取り銀行といった複数の銀行を経由して送金が行われるため、余分に日数や手数料がかかってしまうことが課題となっています。
一方、Wiseでは送金元での国内送金、そして送金先での国内送金を組み合わせることによって手続きが完結するため、実際には国をまたぐことのない仕組みで海外送金を行っています。これにより、時間やコストを大幅にカットしたスピーディーな送金を可能にしています。なお、送金スピードは国・通貨・送金額などによって異なる可能性があります。
Wiseでは即時送金できる?
送金にかかる時間が20秒以内の場合は「即時送金」のみなされ、Wiseでの海外送金のうち、約半数の45%は即時送金を実現しています。Wiseでは、まだ全てで即時送金が叶っていませんが、常に送金の迅速化に取り組んでいます。
Wiseで送金シミュレーションをする際に着金予定日が表示されます。その際、「数秒以内 (In seconds) 」を表示されたら、その送金は即時に行われます。
より早く送金を完了するには、Wise残高からの入金のほか、Apple Payやクレジットカード(日本未対応)での入金方法を選択すると、銀行振込みよりもスピーディーに送金することができます。
Wiseの送金限度額
海外から日本へ送金する際の限度額は、「送金できる通貨について」のページで通貨名をクリックすると確認できます。Wiseでは各国の規制を遵守しており、Wiseで送金できる上限額は国によって異なるためご注意ください。
日本の住所で登録されたWiseアカウントは、日本の法令によりアカウント内に100万円相当額までしか保有することができません。万が一、100万円相当額を受け取る予定がある場合は、30日以内に余剰金用の口座を設定が必要です。詳細は「日本のお客様の保有限度額について」をご確認ください。
なお、韓国やアラブ首長国連邦、タイなど一部の国からの送金は不可となっており、受取りのみに対応しています。(送金元通貨として設定不可。国内送金経由)詳しくは、「送金できる通貨について」をご確認ください。
Wise海外送金の評判
大切な送金資金を預ける前に、Wiseの評判や口コミを確認してから使いたいという方も多いはず。ここでは、海外の口コミサイト「Trustpilot(トラストパイロット)」からWiseユーザーの実際の声をご紹介します。TrustpilotではWiseの口コミ総数は220,797件、星は5ポイント中4.3ポイントと比較的高評価を得ています。(2024年5月28日現在)
良い 🙂 | 気になる 🙁 |
---|---|
ありがとうございます。 送金の速さに驚きました 送金後のメールなど確認 安心安全 これからも利用したいと思います。 | 対応が遅い。本人確認がややこしい。日本国内で運転免許証で本人確認書類を事前にアップロードしたのに、いざ振り込もうとしたら、マイナンバーカードや他の書類が必要なんてどこに書いてあった?ワイズへの振込確認も何日もかかっている。 |
最初は疑心暗鬼だったが、問題なく使え手数料も銀行に比べとても割安です。ユーザーインターフェースに改良の余地があると思われるが実質機能としては満足しています。主としてカナダから日本への送金に使用していますが、必要に応じて米ドルなども使って見る予定です。 | 法的な氏名が変更になったのでアカウントの名義を変更し、その上で新氏名でデビットカードを再発行したいと申し出たところ、旧い名前のままでもカードは使えるからという理由で再発行手数料がかかると言われました。 |
数年前から年に何度か使ってますが、 着金まで日数がかかるものの、お安い手数料で毎回確実に送金でき、着金先での追加の手数料など発生せず、大変便利です。 |
TrustpilotでのWiseの口コミは、全体的に良い評価が目立ちました。
良い口コミとしては、送金の早さや手数料の安さ、送金先で追加の手数料が発生しないなど、Wiseの強みとも言えるメリットを評価する声が上がっています。
気になる口コミは、初回の本人確認手続きに時間がかかる、入金確認に時間がかかる、デビットカードの再発行費用がかかるというものがありました。日本で海外送金取引を行うには、日本の法令上マイナンバーカードの提示が必須となっているため、急ぎの送金の場合は早めに手続きした方が良いでしょう。Wiseではデビットカードの発行や再発行には手数料が発生し、無料で作成ができない点はデメリットと言えるかもしれません。
まとめ
今回は、Wiseを使った海外から日本へ送金する方法について解説しました。Wiseでは各国の規制に遵守しているため、初回の本人確認手続きこそ面倒に感じられるかもしれませんが、それを終えれば非常に簡単かつ便利に海外送金することができます。
Wiseでは海外送金以外にも、海外でのショッピングや旅行中にATMで現金を引き出せる便利なデビットカードの発行など、海外在住者にとって利便性の高いサービスが満載です。登録には一切費用はかからないので、気になる方はぜひ利用してみてくださいね。
Wiseで海外から日本へ送金する方法についてよくある質問
Wiseのアカウント内にある残高は、外部の日本の銀行口座に送金して引き出すことができます。これには固定手数料のほか、他通貨へ両替する場合は両替手数料がかかります。
Wiseでの会員登録後、送金額、受取人情報、送金内容の入力をし、送金資金の入金後に日本へ送金することができます。入金方法は国によってさまざまな方法があります。多くの場合、クレジットカード、Apple Pay、Wiseアカウントの残高から入金すると、送金スピードを早めることができます。
はい、Wiseではマルチカレンシー口座という主要10通貨の銀行口座情報を取得することができます。送金人と口座情報を共有すると、外貨のまま資金を受け取ることが可能です。
Wiseでは送金前に本人確認手続きが必ず必要になります。本人確認には2~3営業日程度かかります。また、居住国によっては追加の本人確認書類等が必要になる場合があります。
はい、Wiseでは受取人の銀行口座宛に直接送金することができます。スムーズに送金するためには受取人の正しい銀行口座情報が欠かせません。本記事を参照して、不明な口座情報があれば、受取人に確認を取るようにしてください。
Wiseは安全に利用できます。Wiseではユーザーの資金を銀行のように貸し出すことなく、セーフガーディングによって経営資金とは分けて金融機関に保全しています。各国の規制を遵守し、セキュリティと詐欺防止の専門チームが最先端の技術でユーザーの資金を保護しています。