安い・早い!個人の海外送金におすすめのアプリ7選!手数料やかかる日数などを徹底比較

高橋 美穂
ライター
石井 美南海
最終更新日
2026年2月9日

お子様の留学資金や海外に住む家族への送金など、個人的な海外送金は需要増加とともに重要性も増しています。今回は、「個人で海外送金するのにおすすめのアプリを知りたい」という方に向けて、以下の7つの海外送金アプリを徹底比較します。

各サービスには独自の機能やメリット・デメリットがあります。しっかり特徴を比較した上で自分のニーズに合うものを選択していきましょう。

個人の海外送金におすすめのアプリは?

さっそく、個人向け海外送金におすすめのアプリを7つご紹介します。

ここでは、アメリカに1,000米ドルを受取人の銀行口座へ送金すると仮定した場合の手数料と送金日数を比較していきます。手数料の内訳に関しては、記事の後半で詳しく解説します。

結論としては、個人の海外送金に最もおすすめのアプリはWiseであると言えるでしょう。

Wiseの手数料合計は送金手数料の1,418円のみ。その他のアプリでかかる為替レートに上乗せされている為替手数料や、銀行サービスで発生しうる中継銀行手数料や受取り銀行手数料はかかりません。送金日数に関しては、銀行よりも海外送金アプリの方がスピーディーに送金することができます。

Wiseの海外送金をシュミレーションする
送金サービス比較

送金サービス比較

アプリ名手数料合計送金日数送金限度額対応国・通貨
Wise1,418円(0.89%)*(6)+為替手数料無料約1日最大1億5,000万円/取引毎 *(5)40通貨以上・140カ国
Revolut0円+中継銀行手数料 *(1)+為替手数料無料約1日100万円/取引毎40種類以上・200カ国以上
PayPal499円+通貨換算手数料3~4% *(2)即時 *(4)100万円/取引毎世界200以上の国と地域・100通貨以上(日本のアカウントの場合は22通貨)
Smiles Mobile Remittance送金手数料+為替手数料(0~5%のスプレッド)+入金手数料最短即時100万円/1回、200万円/アカウント開設後90日間、500万円/直近365日間の累計送金額対応通貨:シミュレーターで確認可能・200の国と地域
楽天銀行750円+為替手数料+中継銀行手数料1,000円+受取銀行手数料+送金受取手数料2,450円送金日+1営業日~5営業日程度1回、1日、1ヶ月、1年あたりの送金限度額なし*(8) 60種類以上・200以上の国と地域
受取り通貨:7通貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、NZドル、南アランド、日本円)
PayForex1,480円+為替手数料(0.5%~30%のスプレッド)原則24時間以内(ACHルーティングナンバーで送金の場合)100万円相当の外貨/取引毎 *(3)40種類以上・200以上の国と地域
Western Union1,480円+為替手数料1営業日100万円/取引毎対応通貨の明示なし・200以上の国と地域

(2026年1月21日現在)*(1) 別途、中継銀行手数料がが約15~50ドル発生する場合あり*(2) 保有している通貨と異なる通貨で送金する場合、通貨換算手数料として3%(受け取り側が負担)または4%(送金側負担)が発生*(3) 送金先の国・地域やサービス内容によっては100万円未満の場合あり*(4) 銀行口座への引き出しには通常3営業日要する*(5) 送金通貨によって変動あり*(6) 送金手数料0.73%〜(送金金額・通貨によって変動)*(7) 受取人負担限定*(8) 回あたりの送金額には、システム上の制約による上限あり

Wise

Wiseは英国にグループ本社を置く金融サービス企業です。世界140以上の国と地域に送金が可能です。対応通貨は40以上で、さまざまな海外送金に対応しています。

  • 手数料:Wiseでは、一般的な銀行が海外送金で使っているSWIFT送金とは異なる独自の送金システムを構築しており、送金手数料は0.73%~と格安です。さらに、為替手数料がかからないミッドマーケットレート(仲値)での両替が可能で、為替レートに隠された上乗せ手数料は一切ありません。そのため、銀行やその他の海外送金サービスと比べてリーズナブルな手数料で海外送金することができます。

  • 安全性:2段階認証を導入しており、不正アクセスを受けにくいサービスと言えます。2段階認証を設定しておけば、万が一第三者にパスワードを知られた際にアカウントへの不正アクセスの防止になります。また、Wiseの日本法人であるワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は金融庁から第一種・第二種資金移動業者(関東財務局長第00040号)として認可・登録を受けた登録業者のため、安心して利用できます。。

  • 送金日数:Wiseでは国を跨いでお金が移動しているわけではないので、国内送金とやっていることはあまり変わらず、送金にかかる時間を大幅に抑えることができます。また、オンラインでアカウント開設から送金まで全て完了でき、より早く送金申し込みが可能です。

  • レビュー:App StoreでもPlay Storeでも評価は5点中4.7点とかなり評価の高いサービスとなっています。

Wiseは、従来の銀行が海外送金で使っているSWIFT(スイフト)送金とは全く違う仕組みを利用しています。そのため、WiseではSWIFT送金で避けることのできない中継銀行手数料や受取銀行手数料が発生せず、結果として一般的な銀行よりもはるかに安く、早く、簡単な海外送金サービスを実現しています。

Wiseでは国を跨いで実際に資金が移動しているわけではありません。送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込むと、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込むという国内送金を組み合わせた仕組みになっています。Wiseでは銀行での海外送金にかかる中継銀行手数料やリフティングチャージが発生しません。

実際には国を超えてお金が移動していないため、手数料やかかる時間を大幅に削減することができます。

また、銀行では送金完了まで送金にかかる日数と手数料が分からないのに対し、Wiseでは送金前にシミュレーターで送金手数料や着金予定日を確認してから送金を実行することができる点も大きなメリットと言えるでしょう。

Wiseの海外送金をシュミレーションする

Wiseのメリット・デメリット

Wiseの海外送金のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
  • 海外送金手数料は0.73%~と格安

  • 40通貨以上・140カ国への送金が可能

  • 為替手数料が一切かからないミッドマーケットレートでの両替

  • 送金前にシミュレーターで手数料や着金予定日の確認が可能

  • 送金限度額は最大1憶5千万円相当額(日本ユーザーの場合)

  • 窓口での送金手続きは不可

  • 送金先は銀行口座宛のみ(現金受け取り不可)



格安な送金手数料とミッドマーケットレートでの両替、多額の送金、送金シミュレーターで送金日数や手数料が確認できるなど魅力的な機能が満載のWise。デメリットとしては、すべての手続きがオンラインで完結するため、銀行のような窓口での手続きができないことや、有効な受取人への送金方法が銀行口座宛の送金のみで、現金受取りや宅配送金といったオプションが選べないことが挙げられます。

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Revolut

Revolutは英国発の海外送金・外貨両替などがスマートフォンで完結する金融アプリです。Revolutは銀行ではありませんが、Wiseと同様に各国で金融サービス提供に必要なライセンスを取得しており、世界中で利用可能です。Revolutの日本法人は資金決済法に基づく資金移動業者として登録されています。

  • 手数料:Revolut側の送金手数料は無料ですが、送金する際に中継する銀行や受取銀行による手数料が発生する場合があります。

  • 安全性:2段階認証を導入しており、不正アクセスを受けにくいサービスと言えます。2段階認証を設定しておけば、万が一第三者にパスワードを知られた際にアカウントへの不正アクセスの防止になります。また、Revolutの日本法人であるREVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は金融庁から第二種資金移動業者(関東財務局長第00060号)として認可・登録を受けた登録業者のため、安心して利用できます。。

  • 送金日数:他のRevolutユーザーへの送金であればすぐに完了します。銀行口座への送金の場合、中継銀行を経由することもあり、その場合は着金までに時間がかかってしまうこともあります。

  • レビュー:App StoreでもPlay Storeでも評価は5点中4.5点とかなり評価の高いサービスとなっています。ただしこの評価には、海外送金以外のRevolutのアプリやカードが提供するその他のサービスへの評価が含まれていることに注意が必要です。

Revolutには3つのプランが用意されていますが、無料プランでも有料プランでも海外の銀行口座への送金手数料は無料です。両替手数料は有料プラン(プレミアム・メタル)は無料、無料プラン(スタンダード)は30万円までは無料で、超過した場合は0.5%の手数料がかかります。また、無料プランの場合、為替市場の時間外* の場合に1%の時間外為替手数料がかかることに注意が必要です。

  • 為替市場の時間外(米国東部標準時間 金曜日17時から日曜日18時まで。日本時間の場合は土曜日午前7時〜月曜日午前8時/サマータイムでは土曜日午前6時〜月曜日午前7時)

Revolutのメリット・デメリット

Revolutでの海外送金のメリット・デメリットをまとめていきましょう。

メリットデメリット
  • 為替手数料が一切かからないお得な為替レートでの両替

  • 40以上の通貨に対応・200カ国以上の国への海外送金が可能

  • Revolut側の海外送金手数料は無料

  • 両替手数料は無料の「スタンダード」プランの場合でも、為替市場営業時間内 *(1) かつ月30万円までなら無料

  • 2段階認証を導入しており、簡単に不正アクセス対策ができる

  • カスタマーサポートは非対面のみ

  • 日本のユーザーの送金限度額は最大100万円/取引までしか送金できず、銀行よりも低い上限額

  • 銀行口座への送金時に中継銀行を経由するため、に最終的に送金にかかる時間や手数料がわかりにくい

  • 無料プランの場合、為替市場営業時間外*(2) には両替手数料がかかる

(1) 金曜日17:00(ニューヨーク時間)から日曜日の18:00(ニューヨーク時間)(2) 金曜日17:00(ニューヨーク時間)から日曜日の18:00(ニューヨーク時間)までの時間

RevolutもWise同様、為替手数料を含まないお得な為替レートの適用や、幅広い通貨、200以上の国や地域への海外送金に対応しています。

Revolutの海外送金では、Revolut側の送金手数料は無料です。

ただし、資金を移動する際に中継ぎの役割を担う中継銀行(コルレス銀行)手数料が発生する場合があります。この手数料は送金資金から差し引かれるため、受取人が受け取る金額が減ってしまう可能性があります。

このようなことを避けるため、Revolutでは「Pay All Fees機能」を導入しています。あらかじめ定額料金を支払っておくことで、受取人が送金資金全額を受け取れるようにすることができる機能ではありますが、料金はプラン・受け取り通貨によって異なり、2,520円~4,200円かかります。

注意点として、日本のユーザーの場合は規制により送金限度額は一取引につき、最大100万円までと低い上限額となっており、多額の送金の場合には複数回に分ける必要があります。また、Revolutでの海外送金で通貨の両替が必要な場合には、ニューヨークの為替市場営業時間外に両替を行うと追加で両替手数料が発生するため、送金する時間帯にも気を配る必要があります。

PayPal

  • 手数料:PayPalの両替レートには高額な通貨換算手数料が含まれています。Paypalの取引為替レートは基本為替レートに3〜4%を上乗せしたレートとなっています。その他、決済手数料、引き出し手数料など様々な手数料がかかります。

  • 安全性:PayPalでは全ての取引が24時間365日モニタリングされており、不審な動きがあった際にはアカウントを制限するなど、被害を最小限に抑える仕組みが築かれています。また、PayPal日本法人であるPayPal Pte. Ltd.は金融庁から第二種資金移動業者(関東財務局長第00026号)として認可・登録を受けた登録業者のため、安心して利用できます。

  • 送金日数:PayPalアカウント同士であれば早ければ即日送金されます。PayPalアカウントから他人の銀行口座への送金はできないので、PayPalアカウントから自分の銀行口座への送金が必要ですが、その際に3~6営業日かかることがあります。

  • レビュー:App StoreでもPlay Storeでも評価は5点中4点を超えており、比較的評価の高いサービスとなっています。ただしこの評価には海外送金以外のPayPalが提供する様々なサービスへの評価が含まれていることに注意が必要です。

PayPal(ペイパル)は1998年設立の海外送金・オンライン決済プラットフォームです。現在では日本を含めて世界中に4億人以上の利用者がおり、ビジネスでも多く使われています。

ただ、PayPalで海外にお金を送る場合は手数料に注意が必要かもしれません。PayPalの両替レートには高額な通貨換算手数料が含まれています。PayPalの取引為替レートに含まれる通貨換算手数料は、送金側が負担する場合は4%、受け取り側が負担する場合は3%になります。日本の銀行口座へは日本円以外での引き出しはできないので、海外からの送金を受け取るとなると送金側か受け取り側のどちらかでこの手数料を負担しなければなりません。その他、決済手数料、引き出し手数料など様々な手数料がかかります。また、直接銀行口座あての海外送金はできないので、相手がPayPalのアカウントを持っている必要があります。

PayPalのメリット・デメリット

世界中に多くのユーザー数を誇る名の知れた決済プラットフォームのPayPalですが、海外送金機能においては以下のメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
  • 世界中に4億人以上の利用者がおり、ビジネスにも個人間の送金にも多く使われている

  • 巨大プラットフォームとしてコンプライアンス遵守の意識が高く、全ての取引が24時間365日モニタリングされていて安全性が比較的担保されている

  • PayPalアカウント同士なら、早ければ即日送金される

  • PayPalユーザー同士なら、メールアドレスだけで海外送金可能

  • PayPalの両替レートには高額な通貨換算手数料が含まれている(送金人負担の場合4%、受け取り人負担の場合は3%)

  • 決済手数料、引き出し手数料など様々な手数料がかかるため、送金コストが高く最終的にいくらかかるのか不明瞭

  • 銀行口座宛の海外送金はできないので、PayPalのアカウントで海外送金をしたい場合は双方がPayPalのアカウントを持っている必要がある

  • 日本ユーザーの場合は対応通貨が22通貨

  • 日本の銀行口座へは日本円以外での引き出しはできない

知名度が高く、個人同士でのお金のやり取りにも多く利用されているPayPalは、海外にいる友人に対しても海外送金機能を利用することができます。

PayPalの海外送金はユーザー同士で即時送金できる手軽さが魅力である一方、銀行口座へ直接送金することができません。また、日本ユーザーの場合は対応通貨が限られてしまうことや、銀行口座への引き出しは日本円のみ対応であることもデメリットと言えるでしょう。

Smiles Mobile Remittance 

Smiles Mobile Remittanceとは、世界200以上の国・地域へスピーディーかつ低コストで送金できる日本発の海外送金アプリです。会員登録から送金までスマホだけですべての手続きが可能で、受け取り方法も銀行口座のほか、現金受け取りにも対応しています。

  • 手数料:Smiles(スマイルズ)の送金手数料は、送金先国・送金額・通貨・受け取り方法などによって異なり、シミュレーターで確認できます。たとえば、日本からフィリピンのPhilippine National Bank(PNB)に1万円送金した場合の手数料は、400円です。(2026年1月21日現在)

  • 安全性:Smiles Mobile Remittanceを運営する株式会社デジタルワレットは、金融庁より第二種資金移動業者(第00044号)として認可・登録を受けています。ウェブサイト上には、「資金移動サービスの不正取引に対する補償方針」が掲載されており、万が一ユーザーが不正利用の被害に遭った場合の補償の基本方針が確認できます。

  • 送金日数:100%自社開発の送金システムを構築しており、各国の金融機関とダイレクトに接続しています。これにより、最短リアルタイム着金を実現しています。

  • レビュー:Appstoreでは★4.8、Google Playでは★4.7 を獲得しています。初めてでもとても使いやすい、早い、といった口コミが確認できます。

送金手数料としては安い印象を受けるSmilesですが、注目したいのは適用されるレートです。Smilesの「送金取引規定」では為替レートについて、以下のように記されています。

“為替レートは毎日改定され、また予告なしに一日の間に一乃至数回変更されることがあります(特に為替相場が大きく変動する場合)。TTSレートは、ロイター社が配信しているTTM(仲値)に対して0%から5%の手数料(マージン)を上乗せして、当社が決定いたします。”(引用:Smiles 送金取引規程 最終改定日: 2025年11月27日)

つまり、Smilesのレートには最大5%の手数料が含まれている(隠れコスト)ため、最終的な受取額が予想より少なくなる可能性があります。損をしないために、送金前には必ず市場仲値とSmilesのレートを比較しましょう。

Smiles Mobile Remittanceのメリット・デメリット

メリット

デメリット

  • スマホで会員登録から送金まで完結

  • 最短即時で着金

  • 手頃な送金手数料

  • ATM・QRコード・銀行振込での入金が可能

  • 銀行口座・現金受け取りなど選べる受け取り方法

  • 英語・ベトナム語・タガログ語などの多言語対応


  • 適用レートに最大5%の手数料が含まれている

  • 法人アカウントがない

  • クレジットカード入金不可

  • 最大100万円/1回までしか送金できず、銀行よりも低い上限額


日本発の海外送金アプリであるSmiles Mobile Remittanceは、すべての手続きがアプリで完結する使いやすいデザインが評価され、2021年にグッドデザイン賞を受賞しています。レビューでも好評価が多く、海外送金アプリを使うのがはじめての人でも安心して利用することができるでしょう。幅広い入金方法や受け取り方法から選べるのも魅力の一つです。

リーズナブルな手数料の一方、為替レートには最大5%の手数料が上乗せされているため、タイミングによっては不利なレートでの換算になる可能性があります。

楽天銀行アプリ

楽天銀行アプリでは海外送金を実行することはできませんが、海外からの送金を受け取ることは可能です(楽天銀行自体は海外送金および海外送金の受け取りの両方に対応しています)。楽天銀行で受け取れる通貨は、米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、NZドル、南アランド、日本円となっており、これはアプリでもウェブサイトでも同様です。外貨から日本円に両替して受け取ることもできますが、その場合は為替手数料が上乗せされたレートが適用されることに注意しましょう。

  • 手数料:アプリに限らず楽天銀行の送金受取手数料は2,450円となっています。これとは別に中継銀行手数料などが差し引かれて海外からの資金が振り込まれることもあります。外貨から日本円に両替して受け取ることもできますが、その場合は為替手数料が上乗せされたレートが適用されることに注意しましょう。

  • 安全性:楽天銀行は大手ネット銀行ということもあって、セキュリティも比較的しっかりしています。取引モニタリングの他、土日祝日も含めたサポートを提供しています。

  • 送金日数:通貨や受取国、経由銀行の数等により異なります。公式情報では、おおむね送金日+1営業日~5営業日程度とされています。

  • レビュー:App StoreでもPlay Storeでも評価は5点中4点を超えており、比較的評価の高いサービスとなっています。ただしこの評価には海外送金以外の楽天銀行が提供する様々なサービスへの評価が含まれていることに注意が必要です。日本のアプリということもあり、App Storeでのレビュー数がPlay Storeよりも大幅に多くなっています。

楽天銀行アプリのメリット・デメリット

2025年には預金口座数1,700万口座を突破した人気の高い楽天銀行。楽天銀行アプリのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
  • 送金受取手数料は2,450円と銀行の中では割安

  • 利用者の多い大手ネット銀行ということもあって、セキュリティが比較的しっかりしている

  • 海外からの送金には、日本円を含む7通貨で受け取り可能

  • 土日祝日も含めた充実したサポート

  • 送金限度額の上限なし(1回あたりの送金はシステム上の上限あり)

  • 楽天銀行アプリでは海外送金はできず、海外からの送金受取りのみ可能

  • 外貨から日本円に両替して受け取る際には、為替手数料が上乗せされたレートが適用される

  • SWIFTを利用した海外送金アプリのため、送金の受け取りには比較的時間がかかる

楽天銀行のネットバンクでは海外送金の仕向送金は可能ですが、残念ながら、2026年1月現在はアプリでは海外送金の受け取りのみとなっています。受け取り通貨は、日本円を含む7通貨で受け取り可能で、従来の銀行と比較して受け取り手数料も割安です。

楽天銀行アプリでは送金手続きはできませんが、ウェブサイトではサービス拡充が図られています。従来は1回、1日、1ヶ月、1年あたりの送金額に上限がありましたが、2025年4月に撤廃され、現在は高額の海外送金にも対応しています。

PayForex

PayForex(ペイフォレックス)はQueen Bee Capital株式会社が運営するオンライン海外送金サービスです。特に在日外国人の母国への送金ニーズに焦点を充てており、アジア圏への送金に強みがあります。銀行口座宛送金はもちろん、銀行口座を持たない人にも送金ができる現金受け取りや宅配送金といったさまざまな受け取り方式が利用できます。

  • 手数料:PayForexでの送金手数料は通貨や金額、入金方法などによって変動します。アメリカへの送金の場合は1,480円~と格安な料金です。送金手数料のほか、為替レートにはPayForexが定める0.5%~30%のスプレッドを上乗せした為替手数料が含まれています。

  • 安全性:PayForexでは、全ての通信においてTLSによる暗号化通信が施されており、第三者の盗聴・改ざんなどの不正を防止しています。また、一定回数のログイン認証に連続して失敗した場合はアカウントロックがかかり、解除されるまでログインが制限されるといった対策が講じられています。また、PayForexの運営会社であるQueen Bee Capital株式会社は金融庁から第二種資金移動業者(関東財務局長第00010号)として認可・登録を受けた登録業者のため、安心して利用できます。

  • 送金日数:資金が着金するまでにかかる時間は、送金方法によって異なります。アメリカ以外の国への米ドル送金は原則1~2営業日後、現金受け取りの場合は最短30分後~数時間以内に受取可能となります。

  • レビュー:App Store・Google Playともに★4.7と、上々の評価となっています。在日外国人向けにスタートしたサービスですが、日本人ユーザーからのレビューもあり、送金スピードや使いやすさに関しての高評価も目立っています。

PayForexのメリット・デメリット

アプリでの高評価が目立つPayForexですが、メリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

メリットデメリット
  • さまざまな受け取り方式(銀行口座・現金受け取り・宅配送金・Eウォレット送金など)

  • 豊富な入金方法(銀行振込み・口座振替・コンビニ払い・ペイジーなど)

  • 10カ国に対応する充実した多言語サポート

  • 海外送金で付与されるPコイン(ポイント)を送金資金として利用可能

  • 中継銀行手数料や受取り銀行手数料が資金から差し引かれる場合がある

  • 為替レートに0%~30%のスプレッドが上乗せされている

  • 最大100万円/取引までしか送金できず、銀行よりも低い上限額



PayForexでは、これまでご紹介したアプリにはないさまざまな受け取り方式を提供していることが大きな特徴です。現金受取や宅配送金、Eウォレット送金など、銀行口座以外で受け取りたい人にとっては利便性が高いと言えるでしょう。また、送金資金の入金方法として銀行振込以外の入金方法があることや、10カ国に対応した多言語サポートは外国人ユーザーにとって使いやすいサービスです。

一方、中継銀行手数料や受取り銀行手数料が発生する可能性があることがデメリットです。発生した場合の手数料はいくらになるのかがウェブサイトでは明示されておらず、受取人が受け取れる金額が減ってしまう可能性があります。また、為替レートには0%~10%の為替手数料が上乗せされるため、場合によっては不利なレートでの取引になる可能性があります。

Western Union

最後に、Western Union(ウェスタンユニオン)をご紹介します。

Western Unionは1851年にアメリカで創業した老舗の海外送金サービスです。130以上の通貨、世界200以上の国と地域への送金に対応しており、受け取り方法も銀行口座のほか、モバイルウォレット、現金受け取りも可能です。

  • 手数料:Western Unionの送金手数料は、送金先国・送金額・通貨・受け取り方法などによって異なり、シミュレーターで確認できます。たとえば、日本からアメリカへ10万円を銀行口座宛に送金した場合の手数料は、1,480円です。

  • 安全性:Western Union日本法人を運営するウエスタンユニオンジャパン株式会社は、金融庁より第二種資金移動業者(第00039号)として認可・登録を受けています。ただし、近年、Western Unionを名乗る詐欺が発生しているため、十分な注意が必要です。

  • 送金日数:送金先国や受け取り方法などによって送金にかかる日数は異なります。シミュレーターで事前におよその日数の確認が可能です。

  • レビュー:App Storeでは★4.3、Google Playでは★4.2と、まずまずの評価です。使いやすい、早い、操作が簡単という良いレビューがある一方、送金のトラブルがあったという評価も確認できました。

Western Unionのメリット・デメリット

Western Unionのメリット・デメリットを整理していきましょう。

メリット

デメリット

  • 歴史ある信頼性の高い送金サービス

  • 選べる受け取り方式(銀行口座・現金受取)

  • 銀行またはコンビニでの入金に対応

  • 送金管理番号(MTCN)で送金状況の確認が可能

  • 店舗・コンビニ・レミッタンスカードでの海外送金も可能

  • 為替レートにスプレッドが上乗せされている

  • 最大100万円/取引までしか送金できず、銀行よりも低い上限額

  • クレジットカード入金不可



Western Unionは145年以上にわたって送金サービスを提供している高い信頼性が魅力です。アプリのほか、ウェブサイト、店舗、セブン銀行、ファミリーマートの店頭端末、レミッタンスカードでの送金が可能です。受け取り方法も銀行口座はもちろん、現金受け取りやモバイルウォレットなどさまざまな方法から選べます。

送金手数料やおよその着金予定もシミュレーターで事前に確認ができて透明性がある一方、為替レートについては銀行間レートにマージンを付加して設定されることが利用規約に明記されています。どのくらい手数料が上乗せされているかが不透明であることは、デメリットと言えるでしょう。

海外送金アプリの選び方(個人向け)

ここまで7つの海外送金アプリをご紹介しましたが、どれを使うか迷ってしまう場合には以下のポイントに気を付けて比較すると良いでしょう。

  • 手数料の安さと為替レート:送金手数料の安さを謳うサービスは多くありますが、為替レートで思わぬコストがかかることを見落としがちです。多くのサービスでは為替レートに独自の手数料が含まれている場合がほとんどです。その日の市場仲値を調べ、できるだけ仲値に近いレートで取引できるサービスを選択することで、為替手数料を節約することができます。

  • SWIFT送金:従来の銀行では、SWIFTシステムと呼ばれるインフラを使って海外送金が行われています。一部の海外送金アプリでも、SWIFT送金で海外送金が実行されていることがあります。その場合は中継銀行手数料や受取り銀行手数料といった追加の手数料が課される可能性があります。Wiseでは、SWIFTシステムを使わない独自の海外送金システムを構築しているため、このような追加手数料は発生しません。0.73%〜の送金手数料のみの請求のため、手数料を大幅に節約することができます。

Wise公式サイトへ
  • 日本語対応:近年では、国内外を含む多くの海外送金サービスが台頭しています。海外送金はまとまった金額の取り扱いが多いため、予期せぬトラブルにも対応できるよう、日本語に対応しているサービスを選び取ることが重要です。
  • 使いやすさとアプリの操作性:海外送金アプリは、直感的な操作性で使いやすいものであるべきです。海外送金は国内送金とは違って、入力する情報も多く、煩雑になりがちです。アプリのレビューを参考にして、使いやすいものを選び取ることが重要です。

アプリ別・海外送金にかかる手数料を徹底比較(個人向け送金)

今回ご紹介した7つの海外送金アプリでは、手数料にどのくらい差があるのでしょうか?

ここでは、アメリカに1,000米ドルを送金する場合の手数料を比較していきます。

なお、本調査実施時点(2026年1月21日)のミッドマーケットレートは、1USD= 158.73 でした。

アプリ名送金手数料為替手数料中継手数料合計手数料
Wise

1,422円

(0.89%)

無料なし1,422円
Revolut無料無料 *(1)約15~50ドル発生する可能性あり(送金実行後に予測金額を通知)中継銀行手数料(+両替手数料)
PayPal499円

5,200円

3%:受け取り側負担

4%:送金側負担

なし5,200円
楽天銀行アプリ1,750円360円

1,000円(送金手数料に含む)

送金人負担か受取人負担か選択可

2,110円
Smiles Mobile Remittance1,300円0円/USDなし1,300円
PayForex *(2)1,480円16.28円/USD発生する可能性あり(金額の明示なし)1480円+16,280円(為替手数料)+中継銀行手数料
Western Union1,480円0円/USDなし1,480円

(2025年2月7日現在)*(1) 為替市場営業時間外(金曜日17:00(ニューヨーク時間)から日曜日の18:00(ニューヨーク時間)まで)には各プラン規定の両替手数料が発生

上記の表で比較してみると、最終的に手数料が最安なのはSmiles、次にWiseという結果になりました。

送金手数料のみで比較すると、Revolutは送金手数料が無料のため、一見お得に感じられます。しかし、中継銀行手数料が約15~50ドル発生する可能性があり、その金額は送金後に通知されるため、実際にいくらかかるかは不明瞭です。受取金額を確定させたい場合、あらかじめ定額料金を支払うことで受取人が全額を受け取れる「Pay All Fees」機能を利用できますが、その料金は約2,520円~4,200円と高額です。

楽天銀行アプリでも中継銀行手数料や受取り銀行手数料を避けることができず、PayForexでも発生する可能性があります。PayPalでも為替手数料が約5,000円近くにも上ることが分かりました。

今回のシミュレーションではSmilesが最も安い結果になりましたが、Smilesは最大5%の為替手数料をレートに含むことが利用規約で明示されています。そのため、送金通貨やタイミングによっては為替手数料で不利になる可能性も捨てきれません。

一方、Wiseでは常に為替手数料は0円。発生するのは0.73%〜の送金手数料のみです。海外送金の際にはいくつかのサービスであらかじめシミュレーションすることで、手数料の節約につながります。

Wiseで海外送金する🌏

海外送金アプリの評判・レビューは?

次に、アプリのApp StoreとPlay Storeでの評価・レビュー数を見てみましょう。


App Store

Play Store

評価

レビュー数

評価

レビュー数

Wise

4.7/5

2.3万

4.7/5

165万

Revolut

4.5/5

5,403

4.3/5

371万

PayPal 

3.3/5

4.1万

3.3/5

361万

Smiles Mobile Remittance

4.8/5

3.3万

4.7/5

7,723

楽天銀行

4.6/5

107万

4.4/5

22.1万

PayForex

4.7/5

1.2万

4.7/5

6,025

Western Union

4.3/5

2,858

4.2/5

864

(2026年1月21日現在)

アプリでは星の評価も重要ですが、レビュー数が多いほどユーザービリティに影響を与えます。そのため、アプリを選ぶ際にはレビュー数も加味して評価すると良いでしょう。

レビュー数の多さでは、WiseやRevolut、PayPalがこの7つのアプリの中ではどれも100万以上のレビュー数が確認できます。PayPalは海外送金以外にも決済アプリとしての機能がメインのため、WiseまたはRevolutがユーザーからの人気が高いと言えるでしょう。

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海外送金アプリの利用方法

海外送金アプリでは利用者が安全に資金を送金できるよう、銀行と同等の厳格なセキュリティが保たれています。日本における海外送金アプリを利用するには、「番号法」および「内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律」に準拠し、マイナンバー関連書類の提示が必須となります。

ここでは、一般的な海外送金アプリの利用方法を解説します。

初めて使う場合

  1. 海外送金アプリで会員登録をする

  2. 本人確認手続きを行う

  3. 送金金額や自分と相手の銀行口座情報を入力する

  4. 銀行振込などで送金資金を入金する

海外送金アプリでの本人確認手続きは、書類の郵送は省略され、自撮り写真や書類のアップロードで完了することが多いです。

継続利用の場合

ほとんどの海外送金アプリでは、初回の本人確認手続きを済ませていれば、2回目以降は送金先情報や送金金額の入力などより簡便な手続きで送金することができます。

定期的な送金であれば、送金先の口座情報を登録しておくと便利です。

まとめ

海外留学や海外での就労、越境ビジネスなど、海を超えたお金のやり取りは益々増加しており、それに伴い競争力のある海外送金アプリも続々と登場しています。

お金を預ける以上、安全性の担保はもちろんのこと、手数料で損をすることがないように送金手数料だけで判断せず、為替レートにどのくらいの為替手数料が上乗せされているのか、中継銀行手数料のような追加の手数料がかからないかどうかなど、総合的な判断が必要です。その上で、自分のニーズやライフスタイルに合ったアプリを選んでいきましょう。

個人の海外送金におすすめのアプリについてよくある質問

日本で海外送金に使えるアプリは?

Wise、Revolut、PayPal 、Smiles、PayForex、Western Unionなどがあります。楽天銀行のアプリでは海外送金の受け取りのみが可能です。楽天銀行のアプリでは海外送金の受け取りのみが可能です。

日本からの即時送金に対応するアプリは?

一般的な銀行が海外送金で使っているSWIFT(スイフト)送金とは全く違う仕組みを利用しているWise(ワイズ)であれば、条件が揃えば即時または当日中の着金も可能です。

一度に100万円以上の海外送金に対応するアプリは?

海外送金のWise(ワイズ)は日本の金融庁より第一種資金移動業者として認可、登録を受けており、最大1億5千万円相当の多額の海外送金にも対応しています。詳細はWise公式サイトをご覧ください。

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